晴れ渡った日に、何気にぼ~っと空を見ていて思いました、・・・鳥っていいなぁ~・・・大空を自由に飛び回っていて・・・雄大で気高く優雅で・・・あぁあ~”焼き鳥食いてーなぁー”・・・
さて、レジン複製の最終章の始まりです。
前回シリコーンの型が出来たので、いよいよレジンを流し込んでパーツを複製します。
レジンはA液とB液を混合すると科学反応で硬化します。
分量は1:1なので必ず正確に量りましょう、
画像で使用しているデジタル量りが便利です。
注)デジタル量りは汚れないようにラップ等で包んで使用しましょう、何故なら夫婦喧嘩の原因になります。(身をもって立証済み)
A液とB液は混合すると熱をもって約2~3分で硬化が始まります、なので別々の容器に量って取り分けておきます。一度にたくさんの量を混合すると余ってしまい勿体ないので私は各10g又は20gの量で取り分けておきます、多めに用意しておかないと足りなくなり、量っている間に先のレジン固まってしまい失敗の原因になります。たくさん用意しておいても余ったなら混ぜない限り戻す事が出来ます。
後にレジンパーツが取り出しやすいように離型スプレーをしておきます。
それでは流し込みです、A液とB液を割り箸などを使って気泡が出来るだけ入らない様に優しく素早く混ぜます、
混ぜたら割り箸に伝わせて注入口に流し込みます。
注入量の目安としまして、気泡を抜く為の小さな穴からレジンが溢れ出るまで注ぎます。
コツとしては、注入口の方を高くして型を斜めにして流し込み、途中に型を何回かトントントンとして流動を促します。
レジンの溶剤を注入してから私は30分位置いてから取り出します、あまり早く取り出すと熱が冷めていない為にパーツが変形する場合があります。
シリコン型を割るとこんな感じで出来上がります。
最初の一回目は試しとして液がちゃんと流れ込んでいるか?とか気泡が残っていないか?をチェックします、
液が全体に回っていなくてパーツが欠けていたりした場合は道筋をもう一度考え彫り直します、また気泡が残っていた場合も気泡抜きの道筋を増やします。
こんな感じでランナー付きのパーツが出来ました。
ゲートを少し残してニッパー等でパーツを切り離します。
パーツを傷つけない様に慎重にデザインナイフ等でランナーを取り除き、ヤスリで仕上げます。
多少、気泡が残っていて穴となっていたり、欠けている部分があったら瞬間パテやレジンの残骸で補修します。
レジンパーツの完成です。
全てのパーツを仕上げます。
すり合わせをして、肩と腕を組み立てます。
それでは本体に取り付けて見ましょう・・・
如何でしょうか?ようやく右腕が取り付けられて、本体がほぼ完成しました。
後は各所細かいディテールや修正を施して完成となります。
ようやく本体が仕上げを残しほぼ完成しました、各パーツが原画と若干異なる部分もあると思いますが、一応の完成とします。
後はバックパックの製作を残すところとなりました、完成に向けてがんばって行こうと思います。
それでは、次回バックパックの製作でお会いしましょう。
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