税務署への電話 〜分からない事を質問する編 #1〜 | 留年大学生だった僕が税理士を目指す! ブログ

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大学(経営)をようやく4年半目で卒業する僕が、0から税理士になるために奮闘する様を、ゆる〜く書いていきます。


←2019年の夏に大学卒業!!


上司税理士
「相続時精算課税を使って土地の贈与をしたいお客さんがいて、その土地が個別評価だから提出書類を準備して、どういう風にすればいいか税務署に電話してみよう!」

「はい!」

上司税理士
「提出書類は国税庁のホームページにPDFであるから、印刷して書いてみて。」

「はい!」
…書類の準備完了

上司税理士
「次は電話ね。
今回の土地は、区画整理予定地で将来に土地がドンっと値上がりするから、その前に息子さんに贈与したいって要望。
そういった土地は、もともとは路線価が設定されてるんだけど、区画整理が進むにつれて値段も変動するから個別評価の土地にして、税務署に直接土地の評価額を聞かないと分からないんだよ。」

「なるほど。将来の相続税の節税対策ですね!」

上司税理士
「そ!
でもその個別評価は贈与後、相続後の移転後にしか評価額は教えてくれないんだよね。
税務署の人間も現地に行って調査をして評価するから、やっぱしません。ってなると無駄足になるからねぇ」

「なるほど」

上司税理士
「そして、今回は相続時精算課税の上限金額内での贈与を希望されてるから、実際の評価額をしらべてから贈与をしたい。だからまだ贈与はしてないんだよね。」

「ん?それだと評価額が聞けれないんじゃ?」

上司税理士
「そー。答えを言っちゃうと、贈与してからまた来てください。って門前払いよ(笑)

 そこは税務署の人との会話っていう勉強よ!」


「なるほど!分かりました!」

上司税理士
「そこでちょっとしたテクニックで、開口一番に税理士事務所のものです。っていうと門前払いされちゃうんだよ。
だから、何も知らない全くの素人として電話すれば懇切丁寧に教えてくれるから、やってみよ!」


「なるほど〜。。。」


俺の電話
「あの〜土地の価値をしりたいんですが〜、どうすれば良いんですね?…個別評価?書類の提出がいる?…」

税務署の者
「はい。一緒に必要な書類を見ていきましょう。

 贈与日はいつでしょうか?」


俺の電話
「あ、年内あたりに贈与する予定で…いつまでに書類は提出すればいいんですかね?」

税務署の者
「それでしたらR3年でしたら11月くらいに提出していただければ大丈夫ですよ。
 個別評価での路線価をお教えいたしますので、所轄税務署の方で評価額を調べてもらってください。」


…!? あれ?教えてくれた!?(笑)
「わかりました。ありがとうございました。」


上司税理士
「教えてくれたの!?聞いてみるもんだね〜」



上司税理士
「じゃあ次は、確定申告のお客さんの取引について聞いてみよ〜!」


…続く