九州横断特急で熊本駅に到着後、鹿児島本線に乗り換えます。
乗換えの間に熊本駅舎を撮影。そして土産物屋を物色(からしレンコンとか生ものばっかりで結局購入出来ず)。いきなり団子を購入。さらに駅弁も買いました。
ちなみに乗換え時間は17分。・・・朝から分単位で行動中。
鹿児島本線は1駅先の上熊本まで。
上熊本での乗換え時間は8分です。が、ちゃっかり熊本市電の車庫を小走りで撮影。
発車1分前にお目当ての電車に駆け込み乗車しました。
この電車がどこで走っていたかご存知の方は鉄道ファンか結構年配の方でしょうね。
東急東横線、大井町線、目蒲線など大都市東京で走り続ける事30年。
その後熊本電鉄に譲渡され25年。
年季入りまくりの外観ですが現役でいらっしゃる事に驚きと敬意を表したい。
・・・スゴイ。
まず軽量車体ゆえクーラーがない!この日は晴れていたので蒸し風呂状態。
次に日よけも日に焼けてベロンベロンになっている!走行中はビラビラ舞っているのが印象的でした。
最後に・・・
↓道中もなかなかすごい事になっています!
草にまみれた感は銚子電鉄
か紀州鉄道
を思い起させる。
それでも5000形は時速40キロ程度で着実に前進。ややブレーキのかかりが強く足元をすくわれそうになるが、低速ゆえかえって心地よい揺れに感じました。
10分弱で北熊本に到着。
すぐさま御代志行きの電車に乗り換えます。
秩父鉄道同様、都営三田線に愛着ある私。
また高校時代を思い出してしまった。
で、御代志までの車窓なんですが・・・こちらも相当スゴイ事になっています。
風景以外に面白かった点が2つ。
1つは踏み切り。現在主流のリンリン言うのではなく、昔ながらのチンチン言うのが多くて味があります。
耳もすましてみましょう。
もう1つ。たまたま居合わせた運転手さんがかなりすごかった!
竹内力さんを思わせるようなダンディな方で、見た目に違わず気合の入ったマスコンさばき!!
そしてとある駅で時間調整のアナウンスが入った際、「当駅で時間調整をとります。発車は12時20分40秒です」って、秒まで言うんかい~!しかも40秒って中途半端~!・・・かなり楽しかったです。
個人的にこの運転手さんを応援したいので、熊本へお越しの際は是非熊本電鉄に乗って頂きたい!
さて。終点の御代志駅はホームがバス停に直結している珍しい駅です。
でもこれってアリな考え方だと思います。これでバスの接続がよければ言う事無いんですが、それは若干難しいように思えました。(道路事情もあるのかな)
北熊本では途中下車しました。
構内の車輌を撮っておくのと駅舎を見ておきたかったからです。
青空の下だと夏休みに降り立った田舎の駅、みたいな印象ですね。
やさい村がイイ感じ。
うん、青ガエルがしっくりくる。絵になる1枚じゃ。
ところで北熊本駅前にはドライブスルー付きのマックがありました。
近代的な造りで北熊本駅とのギャップが・・。
さて。1本後の電車で藤崎宮前まで乗り通し熊本電鉄完乗。
返す刀である地点に向かいます。
鉄道ファンならピンと来る方も多いはず。
都心ではまず考えられない光景です。
酒屋さんがあるのですが(上記写真Rのお店)、店の目の前を電車が通るんですよ。・・・って私なら酒屋で働いてもイイかな(笑)
ここで時刻は14:05。
次のターゲットは熊本市電と決めていました。完乗を目指すためには14:25頃乗車しなくてはならない。でも車庫も見たい・・・という難問を解決するため、まず駆け足で県道に向かうも渋滞・・・。さらに走って交差点で何とかタクシーを拾い交通局前までワーーープ。
→14:20到着。
・・・だいぶ小さな車庫だったので意外でした。
後で調べたら上熊本にだいぶシフトしているみたいですね。(さっき上熊本で市電車庫見ておいてよかった、と思った)
熊本市電は結構長距離を走るにも関わらず、料金は一律150円です。
つい最近までは距離別運賃を採用していましたが、150円均一の方が採算性良かったそうです。鉄道ファン的観点からはありがたい施策です(長距離乗車が多いですから!)
そういえば前回訪れた時、150円均一の試験運転中だったな。
そんなんで健軍町~田崎橋まで乗り通し完乗達成。(上熊本の方は3年前乗車済)
田崎橋に着いたのは15:40。
熊本駅前から出る港行きのバスは15:46発。
・・・ヤバイ!ダッシュじゃ!500メートルほどですがまたも駆け足。
で、
バス停間違えたりで結局間に合わなかったのです・・・。
・・・と思ったらバスが遅刻してやってきたのでした。
おまけ。