4日目は10:00にホテルロビーに集合。
10:00にドイツメーカーのD社担当者が迎えに来て、それから1日拘束される予定になっていました。
・・・かなり気を遣う1日だった気がします。
鉄な私はストレスを溜めないように集合時間前に1人、ハノーバー駅で撮影を敢行。
でもこれが若干裏目にでました。
外は凍えるような寒さ、そして風。ホームに着いた時はみぞれまで降り出し私の心は一気にクールダウン。東京での過酷な雪の電車撮影 を思い出しました。
↓通勤電車。ライトの位置を除けば意外とE233系と似てる?
↓またまた検側車輌?ディーゼルタイプでした。
30分ほどでみぞれが止んだ後は、一気に快晴に。
(私以外のメンバーは「今日もいい天気だ」と言ってましたよ・・・)
でもそれに合わせるかのようにICEが入線。待ってました、という感じ。
↓ICE2 顔はICE1と同じだけど1両目に客室設備があるのが特徴。
その後10:00にホテルロビーに戻ったが、D社担当者は現れず。
渋滞が原因との事で、11:00にようやく担当者とご挨拶出来ました。
担当者は軽くハノーバー観光した後、会社へ向かおうと提案。私達はD社の車と思われるバン(フォルクスワーゲン製)に乗り、しばし市内を巡る事になりました。
昨日、市庁舎に行く途中に気になる教会があったのですが、そこが最初の観光ポイント。
↓屋根が無い教会なんです。
D社担当者の話によると、この教会は第2次世界大戦の空襲時のまま残っている唯一の遺構だそうです。広島と姉妹都市になった時、広島から平和の鐘が寄贈されています。
そういえば、同じような遺構が広島にもありますよね。
次に訪れたのは市庁舎。・・・2回目です。
でも今回は歴史に関するお話が聞けました。・・・が、英語理解力が無くどういうお話だったかよく憶えていません(汗)
1つわかったのは、ハノーバー駅を中心に発展してきたという事。ケルン、ハンブルク等主要都市との結節点になっており、交通の要衝だった、ゆえに空襲でも狙われたらしい。(市庁舎が目印だったとか)
↓1939年当時のハノーバー市街。駅近くが発展しているのがわかります。
↓1945年。見るも無残な光景を再現しています。市庁舎と屋根の無い教会は残っています。
↓現在 戦争を機に区画整理が行われ大規模都市に発展しています。
そんな感じで戦争がテーマのような観光を終え、D社に向かいました。
途中少しだけアウトバーンを経験。バンに人と荷物満載なのに速度標識は「120」。日本車ならヒィーーと思ってしまいますがドイツのバンはとても力強い。140キロくらいで駆け抜けました。
アウトバーンから降りた後は一般道。でも速度標識は「70」か「80」(・・・首都高並み)
いつのまにか景色は大草原になりました。
イメージはずばり北海道。ダイナミックな景色でした。
↓途中村らしき集落を通過。屋根の色が異国情緒を引き立てます。
↓前方光景。まさに北海道の道という雰囲気。
↓風車もみえました。
D社では品質に関するレビューと製品に関するプレゼンがありました。
2時間ほどでしたがなかなか有意義でした。
帰りは叩きつけるような雨が降り出し、一同ホテル到着後、しばし休憩。
今夜はD社担当者と食事です。うまく話題が作れずややぎこちない場面もありましたが、何とかしのぎ無事ミッション完了。精神的に少々クタクタになって就寝したのでした。
4日目おしまい。
おまけ。
ハノーバーのオペラハウス。外国はホントに立派な建物がありますねぇ・・・。