ドイツ出張 5日目 バーデンバーデンへ ICE最長乗車 | マイレール日記

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変わりやすい天気にご用心ですね

ドイツ出張の話に戻りますね。

5日目はICEで4時間かけての大移動でした。私以外のメンバーは何らかの形で睡眠をとっていましたが、私は車窓を見入ってました。ひたすら大高原を行くような感じでしたが、途中フランクフルト中央駅では日本には無い巨大ターミナルの迫力に圧倒されました。バーデンバーデンでは海外の混浴風呂初体験しました。そんな感じを記事にします。


○5日目のスケジュール

 9:41 ハノーバー発 ICE1 13:23 バーデンバーデン着

 (昼食&混浴風呂体験)


 ホテルのロビー集合が9時。ホテルは駅のすぐ近くだったので、発車までの間、各人食料、飲料を補給していたようです。私はエビアン1本とのどアメのみで、バーデンバーデン到着後昼食をとろうと考えていました。


↓客車列車の特殊カラーっぽいやつ。前面だけ見ると電車っぽいですね。


↓ICE到着。

今回乗るのはICE1です。ICE1はICE誕生当時からの車輌で、最前と最後方に電気機関車を配し、中間は動力をもたない客車でプッシュプル方式となっています。TGVと同じ。


さて発車後、ICE1は草原の中、専用線を走ります。専用線といっても高架ではないので遠くに在来線の車輌が見えたりします。この日は貨物列車をよく見ました。


↓車窓1


↓車窓2(時速200キロ以上出ているのであっという間に追い越します。)

↓途中駅で見た、恐らく私鉄線の気動車。

↓車窓3 専用高架線での一コマ。心が和む(≒眠くなる)風景です。

↓車窓4 ダムもありました。小規模ゆえ日本のそれと比較する事は難しい。


こんな風景が2時間ほど続き、もうええっちゅうねん、と思う頃に巨大な街が見えてきます。

フランクフルトです。

ICEも街中をどんどん進み、線路の数も桁違いに増えていきました。複雑なポイントをいくつも越えてフランクフルト中央駅(フランクフルト・アム・マイン)に到着!


↓フランクフルト中央駅手前。複雑なポイントを進みます。

↓中央駅1 巨大ドームのおかげで開放的な雰囲気があります。

↓中央駅2 となりにICE3が入線してきました。

↓中央駅3 出口(終端部)方向を見ます。

↓中央駅を出た直後にこれまた大きな車両基地があります。


フランクフルト中央駅の規模に驚いた後は少しだけ車内を見ておくことに。

↓1等車個室。私達は開放席でしたが、座席の質やテーブル等も同じ造りになっています。

↓トイレ!実際使ってみましたがやっぱり洋式便所ですね。

  でも意外と座面が低くて私(176cm)でも足が窮屈になりました。


時速200キロの中、ホームを通過したり、踏切を通ったり、日本では有り得ない光景を見ながらも13時23分、定刻でバーデンバーデン駅に到着!


↓バーデンバーデン駅


駅前はなんーーも無いので一同はすぐタクシーに乗り込み市街を目指します。

でもそれが意外に遠くて10キロ(20分)くらいはあったと思います。


到着後、ホテルチェックインした後は自由行動。

まずは昼食を食べようという事になりました。そして見つけたのが・・・


↓マックです!・・・でも工事中で閉店していました。ちとショック。


仕方が無いので近くの魚系のファーストフード店でミックスフライを食べました。


その後、道をブラブラ。


バーデンバーデンは高級温泉街でして、日本に例えるなら軽井沢に草津温泉があるようなイメージが近いかなと思います。


↓クアハウス(浴場)と奥にはカジノがあります。浴場は水着着用必須。

  正直私には敷居が高すぎて入れない。水着持ってきていないし・・・


でもせっかくの記念なので温泉に入ろうという事になり、ガイドブックで調べたところ、水着不要、男女混浴風呂の情報をキャッチ。

↓それがこちら。フリードリヒス浴場。


若い女性もどんどん入っていくので私の心はヒートアップ!(すみません、男ですので・・・)

他のメンバーも興奮していたように見えましたが、こちらも建物が立派で敷居が高いように見えまして、しばらく一同踏ん切りがつかず固まっておりました。(実際に行ってみれば、入り難い事がよくわかりますよー)


でも私はその状況を耐えかね、「僕は行きますね!」と意を決しました。

メンバーの1人が「偵察に行ってきて」と言ってきましたが、「僕は行きますし戻りませんよー」と言い残し中へ。結局後ろに付いてくる人は誰もいませんでした。(このとき私は他のメンバーに対し、私より年上の方ばかりなのに意思がないなと思ったものでした。後の自由行動でもそういう状況で私1人単独行動をとる場面がありました)



ちなみに料金は20ユーロ。日本円で・・・3200円!!


↓更衣室へのエントランス。

ここの浴場は一般的に3時間コースになっており、その間、どこで何をするかのメニューが更衣室に掲示されていました。別に全て守る必要はないですけどね。

↓入浴メニュー

ちなみに何て書いてあるかといいますと

①シャワー3分、②54度のサウナ15分、③68度のサウナ5分(ここで目まいがしたので水分補給)、④~⑥は省略(マッサージコース付29ユーロの方のみ)、⑦45度高湿度サウナ10分、⑧48度高湿度サウナ5分(ここが一番きつかった)、⑨36度温泉10分(控え風呂みたいな感じ。何の控えかって?それは・・・)、⑩34度ジャグジー温泉風呂15分、混浴!!!⑪28度温泉?5分、こちらも混浴。でも温水プールみたい⑫シャワー3分、⑬18度水風呂一瞬、⑪と合せ体が一気に冷えます⑭4分タオルに包まり体を拭く。⑮8分ボディローションを体に塗る⑯30分休む、⑰30分横になる



で、⑩、⑪の混浴の感想は・・・

男性率高し。下心丸出しオヤジ多し(・・・私含む?)。おばちゃん率高し。(観察していると、どうやら若い女性は⑨の後⑫に行ってしまうようで)

でも若いカップルが1組いらして、女性拝見しましたよ!・・・が、実際銅像見ている感覚に近かったです。浴場は神聖な雰囲気がありましたので。


という事で1人、貴重な体験をさせて頂きました。興味のある方は是非行ってみて下さい。敷居が高いように見えて浴場内のスタッフは皆気さくで、とてもリラックスした気分でドキドキな体験が出来ます!


外に出てちょっと散歩。


↓中央広場に噴水。美しい。

↓クアハウス脇の建物、トリンクハレ。

↓右手の建物が宿泊するホテル。立派!


夕食は明日懇談する海外メーカーG社のエライさんと会食。

超超高級店に案内され、なんとクリントン大統領を初めとしたVIP御用達の席に座らせてくれました。料理も寿司が出されたり一本ウン万円もするワインが出たりと、超VIP待遇。明日の懇談会に向け大きなプレッシャーを感じた夕食となりました。(その模様は別途報告します)


夕食後、私以外はG社エライさんとカジノへ行ったそうで、感想を聞いたところ、イタリア系のセレブがお金をポンポン出して、とても豪華な雰囲気。場違いぶりを痛感したそうです。(そして皆60ユーロ以上負けたそうで。私が行かなかったのはそういうの大嫌いだから。G社エライさんに対してもキッパリ断りましたよ。)



・・・5日目おしまい。



次回の予告

6日目は午前中G社と懇談。午後はシュトゥトガルトに移動。お土産探し&駅撮な日でした。(お土産探し中、すんごいお店があったのでそれも報告します)




おまけ

↓噴水その2 何かキレイに撮れた?

↓高級VIPのお店。



おまけ2

ドイツのアニメ「Hexe Lilli」

女の子とミニ恐竜クンが魔法をかけ、過去の時代の色々な出来事を経験するお話。日本でも似たようなマンガありますよね。女の子が意外と日本人っぽくて親近感が湧き、毎夜楽しみに見ていました。(言葉は全然わからなかったけど・・・)