takudora864のブログ

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2014年11月~2022年9月、名古屋のタクシードライバー2年9か月、運行管理5年経験しました。その8年間歩んだ道。
これからもタクシー業界を続けるつもりですが他地域でやる所存です。

 

タクシー業界としてのキャリアも10年目に突入である。そのうち5年間は管理をやらせて頂き、嫌なことを沢山経験した。今は自由かつゆとりある時期を過ごさせていただいている。東京のタクシーとしては1年目が終わるところではあるが、まだまだ伸びなければいけない、そう思うのである。営収も人間性も、だ。といってももう手遅れの部分はあるのかもしれないが。

 

今月から遅番として出庫している。朝の鬱の気分がどうしても改善されなかったというのが転向の最大の理由である。それは改善された。続いて営収。これは事実上、改善されていないと判断せざるを得ない。繁忙期に差し掛かったのであるからもっと増えないといけないところであるが、どうにも引きが弱い、と思ったら11/30の様に上野〜鎌倉市、高井戸〜津田沼を連チャンで引いてしまうということもあったりした。あとはどうにも駄目だった。ちなみに11/30にはやられ事故を横浜で貰った。軽微な駐車場内での衝突であったが、あれは災難だった。相手は自分の車が動いていることに気づかなかったというのであるから。こちらは駐車中であり、本当にビビった。

 

夜にはなるべく中心部に入る様にした。あとは最後の12/15に東京駅八重洲口に入った。…乗り場にである。まぁ地理が分かっていない内には入るべき所ではないのであるが、漸く入った。結果は葛飾区の金町。あぁ満足、というところではあった。こういう乗り場付けを増やしていかないと高単価は狙えないというのが今のグループの動き方というところだろうか。名古屋の時は豊富な無線を活用することを言われたものであるが、今は無線の少ない所にいるので動き方も違ってくるということになる。無線が少ないのを狙って今のグループを選択したのであり、その狙いはその通りにはなっているが、アプリ全盛の時代にはやはり呼ばれることが重要なのだと思わざるを得ないというのが現在の自分だ。あれだけストレスの原因となっていた無線(アプリ含む)だからなぁ…。とは思うが。

 

例年、10月度というのは苦戦する。名古屋でもそうだった。足切りにいくかどうかということを恐れたものである。今は足切りが無いので恐れは無いけれど低営収に終わった日がちらほらあって気分もマイナスになりがちであった。

 

ご覧の通り9/17(日)に8年ぶりの有責事故を惹起してしまった。無線配車を受けナビで迎車のルートを確認していたのが「ながら運転」であり赤信号及びバイクに気づくのが遅れて追突。情けないったらありゃしなかった。散々名古屋で営業社員の事故につきあわされた思い出があっただけに自分は事故なんて起こすまいと思っていた。慢心の様なものがあったのかもしれない。事故の時の立ち振る舞い方というもの前職とはまるで違う。現場対応は当事者のみ、自社の事故担当に報告しろという指示もない(次の出番時に自主的に謝りに行った)。事故の次の出番で配車された車は結構な新車…(前職では古い車になる)。会社が違えば全然文化も違うのねと思った。こうやって比較すること自体が「経験者が忌み嫌われる」要因なんだろうなぁこの業界は。

 

事故後の出番となった9/19(火)は重い気持ちで出勤し、前述のとおり事故担当に謝りに行き、まぁ怒鳴られたりということは無かったが、女性であれば泣いていただろうという程に落ち込んだ状態で出庫したのだが、2回目で無線(アプリ)にて北区に呼ばれて行先成田空港。初の成田行きとなった。まぁやってみればこんなもんかと思うけれども、その日は夜に東京においては初の酔客寝込みに遭遇してしまうということもあった。ここでも名古屋との決定的な違いを体感。警視庁の警官は嫌な顔ひとつせず対応してくれたのである。愛知県警ならばまず来ない。「自分達の仕事ではない」というふざけたことを言って逃げるからである。こういう所でも東京への移籍を多少の無理をしてやってよかったと思うのである。

 

10/2(月)に、人生初のお祓いに行ってきた。思い返してみるに自分の人生には運が無いなぁ、と思い。

 

10/11(水)、現職においては初めての当日欠勤をしてしまう。前日明けの晩に食べてする寝たのが災いして目覚めたら頭痛。最初は風邪か?と思った。睡眠不足はヤバいと思い欠勤連絡を朝6時に行う。その後寝たら頭痛は治り熱もないので風邪という線は消え、食べてすぐ寝たことによる自律神経のアラームであったと結論づけるに至った。当日欠勤は聞いたところによると日に15人出る日もあるという。前職では考えられないことである。同じ日本の、同じ業種なのに…なんて思った。自分としては当日欠勤するのは実に9年ぶり、前々職の工場勤務以来である。前職では当日欠勤、特に内勤時代はあり得ないことで、自分としては体調不良、コロナワクチン接種による副反応でも出勤していた。代わりのいない中でのカツカツシフト。2連休なんて年に1回だけ、よく耐えたと思う。これで有給手当がついたら…と思うが流石にそこは導入教育の時に釘を刺されていて、認められないそうだ。でも「相談」ということを言われていたからそうでもないのか?まぁ基本は有給なんぞにはならんということである。

 

いろいろあった10月度であるが、11月度からは年末モードになってくるだろう。新人さんも10人位は入ってきている。ここからがまた勝負というところだろう。勤務時間帯を早番〜遅番に変えようとも思っている、自分としては。朝が苦手なのと、遅番なら早朝時間帯をやってみることもできるからね。

 

 

…冴えませんでした。色々要因はある。金曜が1回しか無かった。閑散期に入った。公出出来なかった。しかしそれは他責感覚というものであろう。自分との闘い、これにことごとく敗れている様な気がする。港区、中央区が制覇出来ていない。六本木、麻布に行くことはあってもさっさと逃げるように出ていく、中央区の独特な一方通行が嫌で逃げる、といった具合だ。乗り場も駆使出来ていない。たまに枯渇したタクシープールで乗せることはあったりするが。行った先で怖がらず営業する、これを羽田行った後の大田区、世田谷区営業からやっている。とにかく自分に勝たなければいけない。自分に出来ていることは何か。浅草の羽田行きをむせんで当てることが出来る、青タン直前の神田近辺はミドル、ロングを当てていること位か。

 

これから10月度であり、厳しい時期になると思うが、既に13勤務確保した。とにかくいろんな試みを行なって営収が向上すればいいなと思っている。

 
 
「東京のタクシーに転向」これが正しい道であったか、何を以て「正しい」のか。昨年の8/15に前職を離れて以来気にしてきたことである。思えば金も手間もかかった。今、それが「正しかった」と思える様になった。
 
今月は13勤務、11勤務が本勤で2勤務が公出だった。体験してみて分かったのは「しんどい」ということである。休憩時間がつい伸びてしまい、合計3時間という日が目立った。…といっても3時間は本来MUSTなのだけれど。これで給料は総支給で41万位かと思う。注意すべきはボーナスも退職金も無いということ。昨年こさえた負の遺産、車の購入資金も親に出してもらったという経緯もありこれらを返済していかなければいけない、ということで貯金は残らないということになってしまうが、もっと稼ぐ余地は残されているのだから、「頑張らなければ」いけないと思う。この業界では営収が高いことが「頑張った」という評価になるのだから、走行距離が多いとか、メーター倒した数が多いということは残念ながら「努力した」という評価となってしまう。要は数字が全てということである。しかしこの13勤務をずっとやるわけにもいかない。しんどいわけだから12勤務でやっていこうと思う。
 
【銀座・羽田研修】
同乗指導で教わったことを復習する良い機会であった。しかし銀座に並ぼうとは思わないし、羽田は営業所から遠いということもあってこちらも並ぶつもりはない。銀座に関しては乗禁時間明けに行く様にはなったが、ロングは1回だけであった。以前銀座から載せた時に変な飲み屋の女を乗せたこともあり、まだ怖いという要素は消えない。しかし名古屋の時はその「怖い」が重なって営収が伸びなかったということもあるので、それが分かっていつつも怖さの要素を抱えている自分が嫌である。
 
 

税抜営収\674,810。12勤務。まだ満足ではない。早起き、銀座へ入る、いろんな課題がまだある。トップクラスはこれのほぼ倍、同期に近いキャリアの人間は80万行っているのもいるのではないか(成績表が貼りだされない為、正しい所はわからない)。

 

【接遇面】

シートベルト着用の声がけに関して。名古屋では既にモニター評価で重要項目として扱われてきたが、東京においても最近重要視されてきたという感じである。この点では名古屋の方が何年も進んでいたと思う。シートベルト着用の声掛けがないモニターがあがった場合は報告書、これが何べんも続いたドライバーがいた。「報告書」を書かせるだけで精一杯だった様な面がある。そして報告書さえあがればそれで事は済んだというような感覚。結果、今も根本的なところ(お客様の安全確保、有事の際ドライバー自身の立場確保)といったところは解決されぬままだった、名古屋の場合は。

 

今の所で、私としてはとんでもないような指針が発表された。「モニターにて『シートベルト声掛けあり』ならばQUOカード進呈」というものである。いくらなんでもこれはこれでやりすぎではないかと思うものの、今の所の経営者指針なのだから下はそれに従えばいいだけではあるだろう。これは、「シートベルト声かけありを金で買う」ということになりはしないかと思うほどだ。その代わりとして「モニターにて『シートベルト声掛けなし』ならば担当車降格」となる。これはジャパンタクシーからクラウンセダンへと車をグレードダウンさせることを意味する。ジャパンタクシーが大勢を占める現在、これは営収ダウンの要因となってしまうのだ。しかしこれが「罰則」という扱いとなるのかが疑問である。クラウンセダンでも稼ぐ人は稼ぐだろうし、例の「スロープ」が無いことで気が楽でいいやという人も出てきてしまうのではないかと思う。

 

自分としても油断はしてはならない。多分「その時(モニターに当たった時)だけシートベルト着用依頼をしていなかった」としても上記「罰則」が適用されるだろう。セダンになるのはともかく、この罰則に加え責任者が本当に最終責任を負うということになる可能性もあり、そっちの方が怖いというものだ。

 

【安全面】

自車に追突されるという事故が1件。同業他社の車であった。やられではあったがいろんな面倒な事が発生する。事故直後は何も痛み等は無かったが翌日背中と首が痛くなった、様に思う。2日程度で無くなったけれども、事故担当が何も声を掛けてくれなかったのが少し残念ではあった。結局病院には行ったのだが自己負担が発生しているし…。

 

これを書いている翌日は銀座・羽田の研修が予定されている。羽田は待機するつもりは無いが銀座は入らなくてはならないところである。今のところは乗禁の話があって敬遠している状態であるし、乗り場を覚えれば単価UPも見込めるのだから。