知られざる八代亜紀さんのエピソード
昨日、大手広告制作会社のADKアーツから連絡がありよった。
ADK「番長、八代亜紀さんのブラジル・ドキュメンタリーが
再放送されますんで、見てください」
「え? 再放送っすか??」
ADK「去年、放送される前にサンパウロ新聞本社の
社長さんにお伝えしていたのですが、
番長にはその件、連絡ありませんでしたか?」
「いや。知らんかったっす・・・」
ADK「2月10日に再放送されますんで!」
「はい・・・」
うちの社長めが~!
八代亜紀さんブラジル親善コンサートの一番の功労者である
この番長様に、番組放送のお知らせばせんげな、どういうこっちゃ~!
うちの忘れっぽい社長はさておき、
いよいよ待ちに待った八代亜紀さんのドキュメンタリー番組ば
見ることができる。
なぜ番長が八代亜紀さんと関わったかというと、
事の経緯はこう。
2年前の2011年のことじゃった。
ADKアーツが音楽家・坂本龍一の命を受けて、
アーティストさんたちと共に『にほんのうた』というタイトルで、
日本の童謡・唱和のオリジナル映像音楽を作ったんよ。
これには、番長の弟の作品『給食番長』も
アニメーション映像に使われて、全国の小学校で
『にほんのうた』の上映会が行われよった。
そこでADKアーツは、この『にほんのうた』フィルムを
日系人が多いブラジルでも上映できないかと企画を練り、
弟を通じて番長のところに話があった。
それで、せっかくやったら、ブラジル上映会と共に
誰か日本の童謡や唱和ば歌う歌手も連れて行けんやろうかと、
番長のほうからでADKアーツに提案したところ
なんと!あの大物演歌歌手の八代亜紀さんが
名乗りを上げてくれよった。
さすがADKアーツ・・・ 力があるばい。
それに凄いのは、八代さんが、
「ブラジル移民の方々や日系の子供たちが喜んで下さるのなら」
と、ブラジル親善コンサートを無償で引き受けてくれよったこと。
実は八代さん。
ペルー元大統領のフジモリ氏とは、同じ熊本県の血が流れとる
ということから、フジモリ氏と親しく、フジモリ政権時代には、
日系ペルーの子供たちのために学校まで寄付してくれとるとばい。
いまでもリマ市郊外にペルー熊本学校(通称:ヤシロ学校)がある。
そんな八代さんが、今度はブラジル日系社会のために
ボランティアでその歌声ば届けてくれる事になったわけばい。
八代さんがブラジルに行くことが決まり、
番長もテンションがグイーーンと上がり、そして忙しゅうなった・・・
そりゃあ東京にも打ち合わせに行かないかん。
旅行社と段取りもせないかん。
ブラジルでの会場探し、宣伝、人集めもせないかん。
ばってん、その成果と、ADKアーツのブラジル上映にかける情熱と、
八代さんのネームバリューと彼女の思いのお陰で、
ブラジルでは3回の公演で、3500人以上もの日系人たちが
来場してくれよった!
連日、超満席!
遠くはアマゾンから、3000キロも離れたサンパウロ会場に
駆け付けてくれた日本移民の方々もおった。
そして、この八代さんという素晴らしい女性。
おっとりとした、とても優し~い人で、まったく気取らんとよ。
偉いなあと思うたのは、
八代さんが親善コンサートをやった際、
普通やったら舞台挨拶で、「今回はボランティアで来ました」
とPRしようものやが、そんなことは一言も口にせず。
日系人からリクエストがあると、日系人のため、
移民されたおじいちゃん、おばあちゃんのために
リクエストされた曲ばすべて歌っておった。
素晴らしすぎる――。
番長も八代さんの大ファンになりよった。
改めて、あの時は本当に有難うございました!
さて、その時のドキュメンタリー番組
『八代亜紀 ブラジルで「にほんのうた」を歌う』は、
2月10日(日)16:25~
BS JAPAN(テレビ東京系 BS7ch)
http://www.bs-j.co.jp/official/yashiroaki/
で再放送されよりやす。
読者の皆さん、まだ見てない人はぜひ見ちゃってん。
いや~ やはりどんなジャンルでも
その業界のトップになる人は、人徳があるばいね。
八代さんもすごく人徳のある女性やった。
番長もこつこつ徳ば積んでいこっと。
=byブラジル番長=
末妹めやりおるな…
読者の皆さんなら知っておろう。
番長のもうひとつの肩書きば―――!
そう、サンパウロ新聞 福岡支局長という肩書きと、
もうひとつはCafe江戸マッチョ 長兄という肩書きじゃ。
一応、Cafe江戸マッチョは
「吉永アーティスト3兄妹で営んどります」
と謳っておるが、
次兄のこうたくは東京で暮らしておるし、番長のほうは
『味見係り』という名目で、ランチばかり食うておる。
それで、まったく役に立っておらん兄2人を横目に
身を粉にしてCafe江戸マッチョを切り盛りしてくれておる
有難い存在が、末妹のYURIである。
なかなかこの末妹がやり手なもんで、
店内でライブやら展示会やら、何やらかんやら企画して
最近は売り上げもぐーーーーんと伸ばしとる。
そして番長は、いつも隅に追いやられ、
肩身の狭い思いばかりしながら、ランチば食うちょる。
そこで読者の皆さんよ。
いつも役に立たん江戸マッチョの長兄ばってんが、
せめて今回は末妹のために、出店のご案内だけさせていただくばい!
じつは昨日から末妹が、天神イムズという
福岡市内のど真ん中にあるお洒落なデパートのB1Fでから
期間限定で『Cafe江戸マッチョ』ば出店しとるんよ。
本日、番長はこっそりと天神イムズば視察してきよった。
お店に着くと、こちらを見て二カッと笑う不気味な末娘の姿が・・・
早速、番長の存在がバレてしもうた。
まずはお店の看板ば拝見。
うむ、営業期間はバレンタインデー当日の『2月14日まで』
となっておる。
ウォッホン!
読者の皆さん、期間ば忘れんように・・・
つづいて末妹が作っておるARTケーキに注目。
ふむふむ、美味そうやなかか。
ばってん、さすがセコ・・・ いや、しっかりした末妹ばい。
本日は試食なし。食えんじゃったぁ。
このARTケーキ。
2月5日放送の地元番組(TNC)『ももち浜ストア』
で紹介されるげな。
末妹もなかなかやりおるのう。
ケーキ屋さんばせんかのう。
こちらは『ママクッキー』という商品。
番長の母ちゃんが、毎晩夜なべばして手作りでこしらえとる。
か、母ちゃん・・・ すまねぇ・・・
ちなみに、昨日のオープン初日は、
ケーキもクッキーも完売しとる!
はてさて、本日はどげんかいな~
他には福岡市東区のCafe江戸マッチョ店内で売っとる
様々な商品が並べられとった。
↑はOTOGINOの『マジック桜』。
化粧箱は末妹がデザインしとるんやが、
なんとこのマジックツリーは60万個も売れとるメガヒット商品なのじゃ~
マジック桜は、紙でできたツリーに、付属の液体をふりかけると、
10時間後には桜の花(のような結晶)が咲くという代物!
読者の皆さん、マジック桜で
お宅のお子さんの度肝ば抜いてあげませんか?
お!あったあった。
次兄こうたくの給食番長グッズ。
次兄の作品ばっかり商品化してから、
長兄であるブラジル番長のグッズが世に出とらんとは
どういうことじゃ~~!
と思う、今日この頃である。
ブラジル番長のグッズはなかばってん、
エドマッチョ長兄の作品もせめて一つと、末妹が気遣ってくれたのか、
番長・作のヤンキーコーヒーが置いてあった。
『ヤンキーの青春のように、ほろにがく――』
がコンセプトのドリップコーヒーじゃ。
読者の皆さん、こうてこうて~
てな感じで写真撮影に夢中になっておったら、
いつの間にやらお店の周りに人だかりが。
やっぱ『Cafe江戸マッチョ』って人気あるんや~
と改めて感動した次第でございやす。
ありがたや。ありがたや。
末妹よ。
いつもおつかれさん。
番長もこれからは心を入れ替えて、
Cafe江戸マッチョに貢献するけんね。
だけん・・・ これからも・・・
ランチだけは食わせて~
=byブラジル番長=
そ、そげなまさか!
読者の皆さんもお引っ越しの際はご注意されたしばい。
この前、番長の家の郵便受けを見たら、
請求書が1通届いておった。
中を空けてみよると、インターネットのプロバイダーからご請求。
『今月から口座引き落としではなく、振込みになりました』
げな書いてある。
それはいいとしても番長の部屋番号は701号室。
この請求書は 708号室 番長様宛て じゃった。
ばってん、番長は約7年前に、同じ建物の708号室で
1年ほどひとり暮らしをしておった事もある。
「はは~ん。インターネット会社が間違ごうて、
昔、708号室の住民やった番長んところに
今の住人の請求書ば送ってしもうたわけね」
その事ば先方の会社に教えてやろうと思うて、
会社のお客様センターに連絡ば入れてやった。
プルルルル。プルルルル。
女「はい、お客様センターです」
「あの~ 708号室の住民の請求書が、
間違ごうて番長の名義で届いておるよ。気をつけりーよ」
女「少々お待ち下さい。いま調べて見ますので」
やれやれと思いながら、少し時間が経ったあと
女「お待たせしました。いまこちらで調べた結果、
確かに番長様への請求で間違いございません」
「へ? どういうこと??」
よくよく聞いてみると、
番長が6年前、708号室から出ていった後も
インターネットを解約しとらんかったもんやから
ずっと番長の口座からネット利用料を引き落とされよったらしい。
お恥ずかしながら、同じ建物の1F事務所のネット利用料やら
いろいろと支払いが多いもんで、今までまったく気付かんやった。
(だって、銀行通帳には建物の部屋番号まで記載されとらんもん・・・)
ちなみにネット利用料は1か月に約3500円。
ということは・・・ 708号室から出ていった後・・・
6年間、馬鹿みたいに使ってもないインターネット利用料ば
支払い続けたんで・・・
3500円×12か月×6年で、
な、な、なんと!
合計25万2千円も無駄に払っとるやなかか!!
「すぐに解約手続きばさせて下さい!」
番長はお客様センターにお願いした。
そいたら、電話先の女性が・・・
「かしこまりました。それでは、インターネットをご利用の際、
使われていた弊社のレンタルモデムをご返却下さい」
げな言う。
「いや、もう6年前の事なんで、モデムなんて
どこに行ったやら、わからんですばい」
女「そうですか。それでは大変恐縮ですが、
モデムを紛失されたということであれば、
違約金としてモデム代をそちらでご負担していただきます」
「おいくらで?」
女「2万5千円でございます」
「・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マジっすか!?」
(こ、この女~! この貧しか番長から、
さらにお金ばふんだくろうってか~!!)
そう心の中で思いながらも、家の中やら
事務所の棚やら引き出しやら手当たりしだい探してみたばってん、
かれこれ6年も前の事である。
モデムをどこにやったやら、まったく覚えとらんし、
見付からん。
ほんとアホみたいに、この会社に貢いだお金は
トータル28万円ですばい。
普通に日本とブラジルば往復してもお釣りがくるって!
ばってんが、この怒りはどこにもぶつけれん。
だって、番長が悪いっちゃもん・・・
ただただブルーになるばっかりばい。
「トホホ・・・」
てなわけで、読者の皆さんも引っ越しをされる際は、
番長のように悲惨な目に遭われんごと、
解約するもんは忘れんうちに必ず解約せないかんよ。
いやぁ。しかし、このインターネットプロバイダー会社は儲かったなぁ。
アホな番長のおかげばい。感謝せいよ!
フッ・・・ 財布が軽いぜ・・・
=byブラジル番長=













