ブラジル番長【Diary】 -43ページ目

社会貢献?

本日、静岡県立大学の教授から、1冊の記録書が届いた。


これは、近畿地方の教誨師(受刑者に対し、その非を悔い改めるよう教えさとす人)たちによる研修会の記録書なんやけど、


なんと、番長が書いた『ぶっちぎり少年院白書』が、

研修会の資料に使われとった。


ぶらじる番長【日記】



『ぶっちぎり少年院白書』は、ヤンキーとか元ヤンとか女子高生とか、

若い世代しか読まない本だと思ってたけど、


まさか、大学教授レベルの方々が、この本に関心を持ってくれるとは、

夢にも思わんかったよ~



ぶらじる番長【日記】

↑は、記録書に掲載されていた研修会の写真。

当日はたくさん年配者が来られとったみたい。


こんな方々が、『ぶっちぎり―』を資料として、

実際に少年院へ入っていた番長の体験に耳を傾け、

非行から立ち直らせる方法なんかを研修されとったんやろうな。


本を研修会で採り上げて下さった大学教授さま。

感謝しとります!


そして、番長は、今後ぜったいに・・・ いや、今後なるべく、悪いことをしません。

真面目な人生を心がけてまいりまする~



社会に役立て、ぶらじる番長!


素敵なTシャツを貰った

いや~ すっかり暑くなりましたな。


まだ4月中旬だけれども、

自室では、すでにクーラーを21℃の強風に設定しとります。


暑いので、すっかり伸びきった髪を坊主頭にしようと思った。

ところが月曜日だったので、床屋は休みやん。

それで、番長の母上に頼んで、バリカンで刈ってもらったんやけど、

それが失敗やった・・・


虎刈りにされしもうたんよ。


「ちょ! 母ちゃん、なんばしようとって!」と怒ると、


「ワタシの腕が悪いんじゃなくて、バリカンが古いとよ!」と言い返された。


よく聞くと、このバリカンは、25年も昔に買ったことが判明。

刃もボロボロだったし、「こんなバリカン捨てろよ!」と言ってやったが、すでに後の祭りだ。


それで、今の番長の頭には、6本もの妙なラインが入っとります。

友達からは、「エグザイルみたいでカッコいいやん」と爆笑された。


ムキ~~!!



さて、話は一気に変わるけども、

その前、RIBO君という友人から、ブラジル土産でTシャツを貰った。


RIBO君は、昨年から今年にかけて、ブラジルのサルバドールでカポエイラの

武者修行をやっとった男です。


ぶらじる番長【日記】


ぶらじる番長【日記】


素敵なデザインやわ~

「AXE」(アシェー)っていう、アフロブラジル音楽のロゴなんだけど、

「X」の部分が、黒人さんの両腕になっているところがお洒落よね。


RIBO君、マジで嬉しいよ~ オブリガ~~ド~~!!


でも、このTシャツって残念ながらLLサイズなんよね。

番長は4Lやないと入らんとよ・・・


着られないのが悔しいけど、Tシャツは、大切に部屋に飾らせてもらいます。

ご了承下さいませ。



暑いぜ、ぶらじる番長!


超すごいオッサン

番長のお友達で、有門さんっていうオッサンが

カフェ江戸マッチョにご来店。



ぶらじる番長【日記】


この人は、たまにコーヒーを飲みにやって来るけど、

単なるオッサンではない。


なんと、12年もの間、アマゾンの奥地でガリンペイロ(金鉱掘り)

の仕事をやっていたツワモノだ。


ブラジルの金鉱山は、それはそれは恐ろしい所である。

ガリンペイロをしてる人間って、強盗とか殺人なんかをして、

町から逃亡してる流れ者たちが多いんよ。


金鉱山には、まともな人間なんて、まずいない。

ガリンペイロたちは、いつも血まなこになって、

黄金を探し回っているので、

現場では、縄張り争いによる殺しが頻発する。


ぶらじる番長【日記】

↑の写真は、20代だった頃の有門さんなんやけど、

これぐらいの武装をしとかんと、

いつ誰から襲われるか、わからなかったという。


金鉱山は、まず警察が入ってこない無法地帯やけん、

自分の身は自分で護らんといかんらしい。


実際に、有門さんの左腕には、

縄張り争いに巻き込まれた時に撃たれたピストルの弾丸痕が、

今もなまなましく残っとる。


こえ~



ぶらじる番長【日記】

↑がアマゾンにある金鉱山の採掘現場。

まるで人間が蟻(あり)に見える~


有門さんいわく、「多い時は、1日に100グラムの金が採れとった。

3ヶ月で家を建てたこともある。一度、ガリンペイロを経験すると、

黄金の魔力にとりつかれる」とのこと。


15年前に帰国してからは、

福岡県の田舎町で葬儀屋を営んでいる有門さん。

しかし、黄金の夢は捨てきれんみたいで、

今でもザルを持って、近所のドブ川に入り、金を探してるという。


いや~ ご立派ですな。

番長が今まで出会った人たちの中で、

間違いなく有門さんは『人生が濃い人ナンバー1』です。


そして、来月発売される『実話ナックルズ』に、

有門さんの半生が紹介される。


『ナックルズ』は、最寄のコンビニに置いてあるだろうから、

興味がある人は、買ってやっておくれ。



掘れ、ぶらじる番長!