ブラジル番長【Diary】 -40ページ目

番長の本業

ブログの読者から

「番長さんって普段お仕事されてるんですか?」

なんて言われ、ガクッときた。


そうやった。そうやった。
『ぶらじる番長日記』は、元ヤン記者の日常を綴ったブログ

なんやけど、肝心かなめの、番長の本業のことを

まだ1度も紹介しとらんかったよ。


ご安心なされい。

番長は暇なように見えても、ちゃんと仕事をこなしとります。

それも、堅苦しい仕事ばかり…


~~~~~~~~~~


今回は、ブラジルから来日した日系人の企業家による

講演会の取材をしてきた。


講演会は、福岡市の役所の一室で開かれたんやけど、

番長の隣に座ったお方は、なんと九州最大規模の

ショッピングセンター『キャナルシティ』を創業したE氏。


E氏とはブラジル繋がりで、

前々から親しくお付き合いしとるんだけど、


かたや月の収入8万円の番長に対し、

E氏は、何百億円単位の事業をしておられる

福岡経済界のドン的存在。


こんな不釣合いの2人が、講演会がはじまるまで、

ペチャクチャと話をしながら盛り上がっとるんだから、

まるで『釣りバカ日誌』のスーさんとハマちゃんのようである。


スーさん、お金貸してぇ~。 スーさ~ん~


ゴホン…


そして、講演会がはじまった。



ぶらじる番長【日記】



講師の日系人が、ブラジルから見た日本の優れた点を

話しとったけど、「なるほど~!」と感心したことがあった。


「日本の便所にはウォシュレットが備え付けてありますね。

便座に座るとジョボジョボと自動で水が流れて、

用を足す時の音を消してくれる。

そして、快適な温水が臀(でん)部に当たる仕組みになっている。

このようなブラジルには見られない気配りの技術が、

日本経済を支えていると思う」


ふむふむ。

番長はノートにメモを取る。


そして講演が終わったあと、

取材ノートをウチ(福岡支局)に持って帰って、

講演内容を忘れんうちに、すぐに原稿を書いた。


それから3度ぐらい原稿を読み返して、

「よし、間違いない」と確信を持って、サンパウロ新聞の

本社宛にメールで記事を配信。


こういった仕事を日々、やっとります。


番長に『ゴールデンウィーク』の文字はないとぜ。



お金はないけどネタは豊富、ぶらじる番長!

強くなりたくて…

最近、偏頭痛に苦しんどります。

おそらく、姿勢の悪さとか、呼吸の浅さなんかが原因しとる

と思うのだが、とにかく頭が割れるように痛い。


あいたた。あいたた。あたたたた。


ア~タタタタタタタタタタァッ! ホアタァ!!


『オマエの頭はあと5秒』


「なにぃ!」


『ごー』


「フー、フー、フー」


『よん』


「ハァ~、ハァ~、ハァ~」


『さん』


「ハァハァハァハァ・・・」


『にぃ』


「ひっ、ひい~~」


『いち』


「ひぃぃぃ~~~」


・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「・・・・・・・・・・・・・!!  あ、治った」



みたいな感じで、

ケンシロウから偏頭痛に効く秘孔を突いてもらいたか~



それで、偏頭痛を改善することと、

ケンシロウのような強い男になることを目的に、


この度、番長は市民体育館で太極拳を習い始めました。


「太極拳なんて、中国式ラジオ体操やん」

などと、簡単に考えとったんだが、

実際にやってみると、これがまた難しいとよ。


手の動き、足の運び、呼吸法。

すべてが自然と一体になり、理にかなった動作をせねばならん。


太極拳の基本動作を覚えるだけでも最低1年はかかり、

力まずに自然に型ができるようになるまで、5年を要するという。


「じょ… 上等じゃねえか。極めてやるばい!」



ぶらじる番長【日記】

 かかってこいや~!!


いずれ番長は偏頭痛を治し、

ケンシロウみたいに喧嘩が強い男になってみせよう。



まずはストレッチを重点的に、ぶらじる番長!

太いラーメンマン

番長の一族の中で、一番大きい男を紹介したい。


3つ年下の従弟・ユウスケである。


彼には2つの特徴があって、パッと見た目で、

「あっ、ユウスケやん」とわかる、強烈な個性がある。


まずは、この日本人離れした大きさを見よ。


ぶらじる番長【日記】


人間は、努力次第で、ここまで大きくなれる。


ユウスケは幼い頃から、ヤワラちゃんたちと一緒に柔道教室に通っていた

柔道の達人なので、「可愛か~」と思って、おちょくると、投げられます。


こんなに愛嬌のあるキャラクターだが、凶暴な一面を持ってて、

町で威張っとるヤンキーとかギャングをぶん投げて帰ってくるとよ。


さすが番長と同じ血が流れとる従弟よのう。ガハハ~


そういえば、ずっと昔、ユウスケがカップラーメンにお湯を入れた際に、

番長がこっそりと、カップの中に睡眠薬を入れたことがあったが、

あの時は、かわいそうなぐらい、ユウスケが深い眠りに入っとったなあ。


太ってるからなのか、それとも睡眠薬のせいなのか知らんが、

「ん~ ん~・・・」と、苦しそうな寝息を立てとった。


若気の至りで、くだらんことをしてしまった。

ユウスケ、15年前のあの日の愚かな番長を、許しておくれ~


そして、2つ目の特徴とは、

このような、昔の中国人を思わせる個性ある髪型である。


ぶらじる番長【日記】


傾(か~ぶ)け 傾~け 傾くが~花よ~♪
たーぎーるーこころは~♪ あーつき果てぬ~♪
熱き漢(おとこ)よ 花のユウスケ~♪ (CR花の慶次/主題歌)


残念なことに、もうすぐ、この長い髪の部分を切って、

坊主頭に戻すそうである。


その理由を聞いてみた。


「柔道の試合の時に、相手に髪の毛を引っ張られるっちゃん」

(ユウスケ談)


なんと、もったいない。

この髪型のほうが、ある意味、相手が怖がるので、

試合では有利だと思うのだが・・・



傾(かぶ)くなら傾き通せ、ぶらじる番長!