首領(ドン)拓
毎年、ゴールデンウィーク期間中に開かれる
福岡市の恒例イベント
『博多どんたく』に、参上!
サンバの打楽器隊として、今年で4度目の出場じゃ~
↑ブラジルのユニフォームを着とったら、
日本人には見られんです。 はい・・・
肌の色が浅黒いのは、ブラジルで日に焼けたわけじゃなく、
単にタバコの吸い過ぎで、ニコチンが肌に染み付いとるだけ。
お間違いなく~
そして、パレードでは、番長たちの周りで
華麗なステップを踏む、サンバダンサーの姿が!
ムチムチとしたお尻をブルルン、ブルルン
と振りながら踊るダンサーたちを眺めとると、
「た、たまらん!」
その、美しい光景を、この目に焼き付けた。
パレード終了後には、出場した人たちと共に、
親富孝通りのカラオケ店で、打ち上げパーティーをやった。
スケベな番長は、美しきダンサーたちが座っている
隣の座席に飛びつく。
「むふふ… どんも~ お邪魔しまーす」
でも、見た目がイカツイので、
ダンサーたちの顔は引きつった。
ダンサーたちは、番長に警戒心を抱き、
誰一人として、話し掛けてくれん。
「・・・・・。 ん、お呼びでない? こりゃまた失礼しましたっ!」
ああ、哀れ番長。
この日も女性にソッポを向かれ―――。
その後、番長は、カラオケ店で哀しみのタイコを打ち鳴らした。
「高塚」って10回言ってみて。
それがサンバのリズム、ぶらじる番長!
【PHOTO 古賀義浩先生】
謎の写真
今晩、テレビ番組でペルーの古代遺跡
『マチュピチュ』が放送された。
マチュピチュは「空中都市」とも呼ばれ、
標高2280メートルの山の頂に
築かれた遺跡だ。
番長が南米を放浪しとった頃、
マチュピチュには2度行ったことがあるけど、
1度目は大雨で、カッパを着ての観光、
2度目は晴天だったので、マチュピチュよりもさらに高い
ワイナピチュという峰の頂上まで登った。
でもなぜ、インカ帝国の人々は、アンデスの険しい山の天辺に
都市を築いたんやろ?
どんな方法で、巨大な石を山の上まで運んだんやろ?
いろんな仮説はあるけど、
はっきりとした事実は、いまだにわからんみたいよ。
以前、取材でペルーへ行った時に、
おみやげ屋で、マチュピチュの写真を買った。
現在、写真は自宅のトイレに貼っとるんだけど、
この写真が、すごく神秘的なんよ。
↑なんやけど、
こうやって眺めたら、ごく普通にマチュピチュの風景やん。
でも、この写真を違う方向から見てみると、どうだ!
おわかりだろうか。
マチュピチュ遺跡の背後にある、ワイナピチュの峰が、
インディオ(アンデスの山の民)の顔に見えるではないか!!
言っておくが、この写真は、
CGなどで加工されたものではござらん。
番長は、おみやげ屋でこの写真を見て、度肝を抜かれた。
「マチュピチュって、いったい何なんやろ??」
かつて、帝国をスペインに征服された、
悲しいインカの人々の魂が、マチュピチュに乗り移ったのかもしれん…
う~ん…
前の日記に書いたロッテンマイヤーの人形も謎だが、
この写真は、それ以上にミステリーだ。
アンデス山脈には不思議なことがアンデスよ、ぶらじる番長!
オレとオマエは同期生
番長は、中学校も高校もロクに通っとらんかったから、
「学友」が存在しない。
だから、暴走族時代の「悪友」が、
言ってみれば「学友」みたいなもんだ。
番長が、かつて所属していた『16代目鬼姫』のメンバー、
ソエジマと、久し振りに再会した。
16代目鬼姫の総長だったアッ君は、
ヤクザ屋さんから狙われて、
どこか遠くへ引越してしまったし、
親衛隊長だったヤギちゃんは、
「ミュージシャンになる」とか言って、
上京したまま、福岡に戻ってこない。
特攻隊長だったカシワギは、いつだったか、
番長が車の中でラジオを聴いていた時に、
『乗用車と救急車が、衝突事故を起こしました。
乗用車を運転していたのは、福岡市東区在住の
カシワギ○○さんで―――』
といったニュースが流れて、ビックリしたのを最後に、
コイツとも連絡が取れなくなった。
他のメンバーも、こんなふうに、みんな散り散り、ばらばらに
なってしまったので、鬼姫を引退した後、同窓会みたいなことを
1度もやってない。
ソエジマは、暴走族を引退した後、
ヤクザ業界に身を置いていたけど、
今はきれいに足を洗って、滋賀県で力仕事に励んでおる。
ゴールデンウィークを利用して、わざわざ
滋賀県から番長を訪ねて来てくれた。
↑番長とソエジマのツーショット。
学友と… いや、「悪友」と再会できて嬉しかった。
ひさしぶりに彼と一緒にメシを食べて、昔話に花を咲かせた。
同期だから、上下関係はないし、
お互いの過去をすべて知り尽くしている間柄なので、
ほんと、気楽にバカ話ができた。
こういったアミーゴは、貴重やね。
いつの間にか、ソエジマも一児のパパになっていて、
美人の奥さんと幸せな家庭を築いとった。
「オマエも早く結婚しろよ」
別れ際にソエジマが、いたらん心配をしてくれてました…
↑15年前の番長とソエジマ
(番長、痩せすぎだろ~)
あの頃は、お互い胸をときめかせとったなぁ…
しみじみ。
貴様とオレとは同期の桜、ぶらじる番長!







