ブラジル番長【Diary】 -39ページ目

首領(ドン)拓

毎年、ゴールデンウィーク期間中に開かれる

福岡市の恒例イベント


『博多どんたく』に、参上!


サンバの打楽器隊として、今年で4度目の出場じゃ~


ぶらじる番長【日記】


 ↑ブラジルのユニフォームを着とったら、

日本人には見られんです。 はい・・・


肌の色が浅黒いのは、ブラジルで日に焼けたわけじゃなく、

単にタバコの吸い過ぎで、ニコチンが肌に染み付いとるだけ。


お間違いなく~


そして、パレードでは、番長たちの周りで

華麗なステップを踏む、サンバダンサーの姿が!


ぶらじる番長【日記】

ぶらじる番長【日記】

ぶらじる番長【日記】


ムチムチとしたお尻をブルルン、ブルルン

と振りながら踊るダンサーたちを眺めとると、


「た、たまらん!」


その、美しい光景を、この目に焼き付けた。


パレード終了後には、出場した人たちと共に、

親富孝通りのカラオケ店で、打ち上げパーティーをやった。


スケベな番長は、美しきダンサーたちが座っている

隣の座席に飛びつく。


「むふふ… どんも~ お邪魔しまーす」


でも、見た目がイカツイので、

ダンサーたちの顔は引きつった。


ダンサーたちは、番長に警戒心を抱き、

誰一人として、話し掛けてくれん。


「・・・・・。 ん、お呼びでない? こりゃまた失礼しましたっ!」


ああ、哀れ番長。

この日も女性にソッポを向かれ―――。


その後、番長は、カラオケ店で哀しみのタイコを打ち鳴らした。



「高塚」って10回言ってみて。

それがサンバのリズム、ぶらじる番長!


【PHOTO 古賀義浩先生】

謎の写真

今晩、テレビ番組でペルーの古代遺跡

『マチュピチュ』が放送された。


マチュピチュは「空中都市」とも呼ばれ、

標高2280メートルの山の頂に

築かれた遺跡だ。


番長が南米を放浪しとった頃、

マチュピチュには2度行ったことがあるけど、


1度目は大雨で、カッパを着ての観光、

2度目は晴天だったので、マチュピチュよりもさらに高い

ワイナピチュという峰の頂上まで登った。


でもなぜ、インカ帝国の人々は、アンデスの険しい山の天辺に

都市を築いたんやろ?

どんな方法で、巨大な石を山の上まで運んだんやろ?


いろんな仮説はあるけど、

はっきりとした事実は、いまだにわからんみたいよ。


以前、取材でペルーへ行った時に、

おみやげ屋で、マチュピチュの写真を買った。


現在、写真は自宅のトイレに貼っとるんだけど、

この写真が、すごく神秘的なんよ。




ぶらじる番長【日記】


 ↑なんやけど、

こうやって眺めたら、ごく普通にマチュピチュの風景やん。



でも、この写真を違う方向から見てみると、どうだ!




ぶらじる番長【日記】


おわかりだろうか。


マチュピチュ遺跡の背後にある、ワイナピチュの峰が、

インディオ(アンデスの山の民)の顔に見えるではないか!!


言っておくが、この写真は、

CGなどで加工されたものではござらん。


番長は、おみやげ屋でこの写真を見て、度肝を抜かれた。


「マチュピチュって、いったい何なんやろ??」


かつて、帝国をスペインに征服された、

悲しいインカの人々の魂が、マチュピチュに乗り移ったのかもしれん…


う~ん…


前の日記に書いたロッテンマイヤーの人形も謎だが、

この写真は、それ以上にミステリーだ。


アンデス山脈には不思議なことがアンデスよ、ぶらじる番長!


オレとオマエは同期生

番長は、中学校も高校もロクに通っとらんかったから、

「学友」が存在しない。


だから、暴走族時代の「悪友」が、

言ってみれば「学友」みたいなもんだ。


番長が、かつて所属していた『16代目鬼姫』のメンバー、

ソエジマと、久し振りに再会した。


16代目鬼姫の総長だったアッ君は、

ヤクザ屋さんから狙われて、

どこか遠くへ引越してしまったし、


親衛隊長だったヤギちゃんは、

「ミュージシャンになる」とか言って、

上京したまま、福岡に戻ってこない。


特攻隊長だったカシワギは、いつだったか、

番長が車の中でラジオを聴いていた時に、


『乗用車と救急車が、衝突事故を起こしました。

乗用車を運転していたのは、福岡市東区在住の

カシワギ○○さんで―――』


といったニュースが流れて、ビックリしたのを最後に、

コイツとも連絡が取れなくなった。


他のメンバーも、こんなふうに、みんな散り散り、ばらばらに

なってしまったので、鬼姫を引退した後、同窓会みたいなことを

1度もやってない。


ソエジマは、暴走族を引退した後、

ヤクザ業界に身を置いていたけど、

今はきれいに足を洗って、滋賀県で力仕事に励んでおる。


ゴールデンウィークを利用して、わざわざ

滋賀県から番長を訪ねて来てくれた。



ぶらじる番長【日記】

 ↑番長とソエジマのツーショット。


学友と… いや、「悪友」と再会できて嬉しかった。

ひさしぶりに彼と一緒にメシを食べて、昔話に花を咲かせた。


同期だから、上下関係はないし、

お互いの過去をすべて知り尽くしている間柄なので、

ほんと、気楽にバカ話ができた。


こういったアミーゴは、貴重やね。


いつの間にか、ソエジマも一児のパパになっていて、

美人の奥さんと幸せな家庭を築いとった。


「オマエも早く結婚しろよ」


別れ際にソエジマが、いたらん心配をしてくれてました…



ぶらじる番長【日記】

 ↑15年前の番長とソエジマ

 (番長、痩せすぎだろ~)


あの頃は、お互い胸をときめかせとったなぁ…


しみじみ。



貴様とオレとは同期の桜、ぶらじる番長!