田窪一世 独白ノート -21ページ目

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。

 

都道府県とは、一都一道二府四十三県のことを言いますが、江戸から明治になって廃藩置県が行われ3府306県が誕生しました。つまり藩がすべて県になったのです。廃藩置県により地方に分散していた権力を中央政府に集め統一化することで統治しやすくし、西洋との対等な付き合いを目指したのです。

 

現在は大阪と京都だけが「府」ですが、戦中までは東京も東京府でした。では何故、京都、大阪、東京だけが「府」になったのでしょうか。実は明治政府は当初都をどこにしようかと悩みました。行政の中心である「江戸」か、天皇が住む「京都」か、経済の中心である「大阪」か。悩んだあげく「江戸」を「東京」変え、ここを首都にすることにしました。しかし京都も大阪も重要な存在です。なので特別に扱って「府」と呼ぶことになったのです。その後、県の分割や統合が進み、3府43県で定着しました。

 

では何故、北海道だけが「道」になったのでしょうか。当時、北海道はまだ開拓の途中で「蝦夷地」と呼ばれていました。明治2年になって初めて北海道と呼ばれるようになったのですが、その時に参考にされたのが「五畿七道」です。五畿とは、江戸時代まで都があった京都の畿内と呼ばれる地域を5つに分けて「五畿」それ以外の地域を「東山道」「東海道」「北陸道」「山陰道」「山陽道」「南海道」「西海道」の七道と呼んでいました。そこで当時の人はまだ開拓地だった蝦夷地の名前を決めるのにこんなことを考えました。東と南と西はあるのに北の海道だけがない。ならばこれからは蝦夷地を「北海道」と呼ぼうと。都道府県と呼び方は違いますが、すべて同格に扱おうとされたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の国鳥、キジ

 

日本の国花、桜、菊

 

日本の国石、水晶

 

日本の国獣、鯉

 

日本の国菌、麹菌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コミュニケーションの一番の基礎は聞くことです。会話の中で気の利いたことを言おうとか、笑いを取ろうとか、ユーモアとセンスの良さを見せようとする必要はありません。ひたすら相手の話を肯定的な態度で聞くのです。

 

傾聴という活動があるのを知っていますか?それはただ聞き流す、訊く、尋ねるのではなく、相手の話すことに耳も心も傾けて聞く、話し手を中心に置く聞き方です。批判したり評価するのではなく、相手の言い分を無心に聞く。これは心理カウンセラーの重要な手法ですが、傾聴によって問題を抱えている話し手が、聞き手に受容されていると感じ、悩みを吐き出し、新しい気づきか生まれると言われます。

 

日常生活でも傾聴することで相手に安心感、信頼感が生まれ、よい人間関係が出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

題名▶︎「黒いスーツのサンタクロース」

公演日程▶︎2018年12月5日~9日

劇場▶︎下北沢劇小劇場

締め切り▶︎9月30日

 

クリスマスイブ、売れない女優の森田由紀子。

彼女のアパートのドアをノックしたのは愛想の良い死神でした。

パニックになって死にたくないと訴える由紀子。

そこへ昔の恋人から舞台への主演依頼の電話がかかって来ます。

死神に懇願して公演が終わるまでという約束で、

死期を延ばしてもらうことにするのですが──。

 

座キューピーマジック創立30周年を記念して、

旗揚げ公演演目「黒いスーツのサンタクロース」を上演します。

常連のメンバーに加え今回新しい出会いを期待して、

出演者を募集します。

 

今回の募集は男女優数名。

年齢は18歳~40歳まで。

興味を持っていただけたら、まずご連絡ください。

台本とスケジュールなどの詳細書類を郵送します。

その上でご検討をお願いします。

 

下記のアドレスに、

お名前、年齢、郵便番号、ご住所を明記の上、

写真を添付してお申し込みください。

takubo77@w2.dion.ne.jp

 
 
 
▶︎「黒いスーツのサンタクロース」前回公演舞台写真
 
 
 
 
 

 

西洋は野蛮じゃ。

 

西洋が本当に文明の国ならば、

未開の国に対しては、

慈愛の心を持って接し、

懇々と説諭を加えて

開明に導くはずであろう。

 

ところが、現実はそうではなく、

相手が未開蒙昧の国であればあるほど、

むごく残忍に振舞ってきたではないか。

 

これこそ野蛮と言わずして何ぞ。

 

家族、国家は経済を優先しすぎると

バラバラになってしまう。

経済的な自由を過剰に追求した西洋諸国は

結果的に道徳が腐敗した。

個人主義が国を崩壊させたのだ。

 

 

 

戦後70年経って、アメリカコンプレックスから解放されつつある今だからこそ腑に落ちてくる言葉。右か左かではなく、まともかクズかという価値観で考えたい。美しい国のクズなトップに「恥を知れ」と言いたい。

 

 

 

▶︎湘南