脳 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。

 

跳び箱を跳ぶ。ボールをシュートする。ボールを打つ。そういう行為を人間は無意識に行います。しかし脳が、跳び箱を跳ぼう、ボールを打とう、と思うのにはどうしても0、5秒かかるということがわかっています。これらの場合、実は飛んでから「飛ぼう」と脳が考えているというのです。

 

たとえば合気道の師範は弟子たちに「考えるな」と教えます。彼らは体験的に脳と体のズレを知っていたわけです。ではなぜ人間は「打とうと思った」「シュートしようと思った」と考えるかというと、これは記憶として残すためなのです。

 

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