現代史 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。

 

桑田佳祐の「ピースとハイライト」の歌詞の中に「教科書は現代史をやる前に時間切れ、そこが一番知りたいのに、なんでそうなっちゃうの」という一節があります。

 

日本の正義は何故通用しないのか。国会で共産党議員が安部首相に質問しました。「ポツダム宣言の内容をご存じですか?」これに対して安部さんは「読んではいませんが、反省によって今日の歩みがある」と巧みに応じました。

 

また香港フェニックステレビで鳩山由紀夫さんが「カイロ宣言を前提に尖閣諸島は中国側から見れば日本が盗んだと言われても仕方がない」と発言して物議を醸しました。どちらにしても日本の政治家は不勉強。実はカイロ宣言をちゃんと読めば尖閣は日本のものだということがはっきりわかるのです。

 

カイロ宣言は第二次世界大戦後に中国の蒋介石とアメリカのルーズベルト、そしてイギリスのチャーチルが集まって会議しました。このときに中国は中国東北部の四省、台湾、ほうこ島変換が条件でした。ここに尖閣は入っていないのです。鳩山さんが盗んだというのは全然当たっていないのです。現代史は世界史と日本史を分けずに、世界全体の歴史を学ぶべきです。

 

日本という国は世界から見ると謎の国です。何故太平洋戦争のような馬鹿な戦争を起こしたのか、敗戦から何故あのような驚異的な復興を成し遂げたのか、これらの謎を現代史を知ることで理解する。

 

 

▶︎鎌倉