ある実験で、3時のおやつの前に、
適当な運動をさせたチームと、
運動しないでおやつを食べたチームとでは、
運動したチームの方が、
おやつの量が半分になったのだそうです。
これは運動をしたチームが我慢しているのではなく、
通常の半分の量で満足しているというのです。
現在の人間は過剰に食物を摂取しています。
しかしそれは、昼食の時間だからとか、
疲れているから甘い物を食べようとか、
むしろ精神的な欲求で過剰に食べているのです。
今から一万年前の人間たちは圧倒的に食糧難でした。
そのときに一番大事な物は糖と脂肪です。
つまりこの欲求が人間の本能に刷り込まれていて、
糖と脂肪が混ざったものを食べると、
美味しいという抗し難い魅力ある食べ物なのです。
ところが食べる前に運動をすると、
人間の体が少し動物的になって、
本来の食欲に戻り摂取量が半分になるというのです。
▶︎渋谷