1960年代に活躍したアメリカの名優です。
その卓越した技巧派の演技力は素晴らしく、
戦後アメリカ映画界の、
最高の喜劇俳優と讃えられた人です。
代表作は「お熱いのがお好き」「アパートの鍵貸します」
「酒とバラの日々」「あなただけ今晩は」「おかしな二人」
「摩天楼を夢みて」「モリー先生との火曜日」など、
ご覧になってない方には、
是非ともお勧めしたい名作ばかりです。
で、こんなエピソードがあります。
ある著名な映画監督と彼が組んだとき、
彼の演技に対して、
「それやめてください」と注文しました。
不承不承受け入れたジャック・レモンは、
他の箇所で工夫を凝らしました。
すると監督はまた「それもやめてください」と。
そしてその要求が延々続きます。
ジャック・レモン、とうとう切れて、
「それじゃ僕は何もしないことになってしまう!」
すると監督が「それを待ってたんです」
名人と名人の戦いのようで大好きなエピソードです。
▶︎みりん