日本最古の物語として知られる「竹取物語」ですが、
かぐや姫はいったい何をしに地上に降りて来たのか、
思えば不思議な物語です。
帝や貴族の求婚を断り続け、
最後はさっさと月に帰って行ってしまう。
彼女は地上で何一つ前向きに行動していません。
先日、ある研究者が、
とても面白い仮説を喋っていました。
実は彼女は、月で不倫の罪を犯していて、
地上で人生をやり直すという、
罰を与えられていたというのです。
だからこそ、彼女は誰の求婚をも受け入れず、
かたくなに心を閉じていた。
これ、とても面白い仮説ですね。
誰にでもどんなことにでも理由がある。
納得です。