何故、多くの夫婦は4年で離婚してしまうのか?
母乳を与え子供を育てる女性は、
ホルモンの働きによって
気持ちを落ち着かせる能力が高いと考えられています。
たとえストレスを受け、
心拍数が上昇した場合でも
女性の方が早く下がることが実験で証明されています。
一方、狩りが担当の男は
常に怠ることなく警戒を働かさなければなりませんでした。
このために、ちょっとしたきっかけさえあれば、
心拍数や血圧を上げ、
攻撃態勢に入れるよう体が適応していったのです。
悪いことに男性は批判を攻撃と受け止めがちです。
当然、心拍数は上昇します。
その果てにどんな行動に出るのか?
心拍数が100を超えた直後、
夫は会話を打ち切ってしまいました。
実は、会話を一方的に打ち切る85パーセントは男性です。
理性的な対応が出来なくなる中、
衝突を避けるため本能的に会話を打ち切るのです。
男性は女性に比べて心拍数は早く上がり、
落ち着くのにも時間がかかる。
警戒心を維持するために進化した、
この特徴を現代でも引きずっている。
進化で獲得したこうした特徴が
すれ違いの原因となっていることが意外と多いのです。