何故、人は人を好きになるのか?
男と女は同じように恋をしているのに、
活発な場所には違いもあるんだそうです。
男の場合「島皮質」(とうひしつ)
と呼ばれる場所の一部が活発に。
ここは視覚に関係している場所で、
これは、その女性が健康な、
赤ちゃんを産んでくれるかどうか。
男は何百万年もの間、
自分の目で見極める必要があったからで、
では、具体的にどこを見ているのか?
それは、腰のくびれなんだそうです。
腰のくびれを見るということは、
ウエストとヒップの関係を見ることです。
世界中で調査したところ、
7:10の比率が好まれたそうで、
そこで世界各地の歴史的美術品を調査すると、
やはりウエストとヒップの比率の平均が、
7:10だったそうです。
女性は初潮を迎え、
子供を産む準備が整うに従いウエストが細くなり、
逆に閉経とともにホルモンのバランスが変わり、
ウエストが太くなっていきます。
つまりウエストとヒップの比率は、
出産適齢期に7:10に近づいていく。
男は一瞬見ただけで、
女性を評価するようプログラムされていて、
これは複数の人から、
相手を選ぶためのメカニズムなんだそうです。
その上で、相手が自分に興味を示せば、
彼女の笑顔が素敵だなどと分析していきます。
一方、女性だけで活発になった脳の場所は、
「帯状回」(たいじょうかい)
ここは記憶と深い関係がある脳の一部です。
これも子作りと関係があるようです。
相手が良い父親になってくれるかどうか、
見た目だけでは判断できません。
相手が何を約束し、
それを果たしてくれたかどうかが大事なのです。
恋する男と女の脳の違いは、
ともに子育てに相応しい相手を、
探しているという事情が隠されています。
つまり、子育てこそ人間が生物として、
恋愛を進化させた理由なんだそうです。