2009年3月、学研の「学習と科学」が、
児童の減少やニーズの多様化等の、
市場環境の変化による部数減少のため休刊しました。
実は、1993年頃の「学習と科学」の別冊「読み物特集」に、
小学生向けの小説を依頼されて、
何度か執筆させていただいたことがあります。
それまで戯曲は書いていましたが、
小説を書くというのは初めての経験で、
四苦八苦しながら書いたことが、
今では懐かしい思い出です。
あらためて読み直してみると、
文章的には稚拙なところが多く赤面の至りですが、
不肖の子供のようでもあり、
なかなかに愛おしい存在でもあります。
恥ずかしながら次回から数回に渡って連載します。
お暇な時に読んでいただければ望外の喜びです。