身体の値段 | 田窪一世 独白ノート

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ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


人間の身体は、

骨、脂肪、筋肉、皮膚、頭髪、内蔵、血液、

ホルモンなどから出来ています。


これらをすべて人工的に作るとしたら、

いったいいくらかかるのか。

スイスの化学者、ペーター・イーテン博士が、

次のような数字を発表しています。


男の身体の場合、

その費用は約600万ドル(約6億6000万円)

一方、女の身体の場合はこの数十倍だといいます。

なぜ、女の身体はそんなに高価なのかというと、

女の身体は男よりずっと複雑に出来ているからだそうです。


たとえば月経をコントロールするホルモンを1g作るだけでも、

なんと500万ドル。

さらに母乳を作るホルモンにいたっては、

2000万ドルもかかるのだそうです。

この他、女の大脳の働きは、

排卵日を境に月の前半と後半では違ってくるため、

こうした女性ならではの微妙なメカニズムを、

忠実に再現するためにも膨大なお金がかかるのだそうです。


人間が生まれてくるときに、

もともとはすべて女として生まれるよう設定されていて、

そして、その中の出来損ないが、

男になって生まれて来るのだそうです。

男性は女性に対してもっと敬意を払うべきなのでしょうね。



▶︎みりん