兄弟の性格、一人っ子の場合 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


一人っ子は家族の愛を独占して育ちます。

おもちゃを取り合いになることもなく、

ご飯も自分のペース。

しかし遊ぶときはひとりきりです。

一人っ子は兄弟喧嘩をして争うとか、

ライバル意識を感じることもないので、

非常に平和な環境で育ちます。

一人っ子は平和主義なのです。

一人の時間が長くても苦になりません。

それが妄想癖をうながしマイペースになっていきます。


●妄想癖がある。

●マイペース。

●集団の中では浮いてしまう。

●ひとりの時間が苦ではない。

●争う相手がいないので平和主義。

と言った特徴があります。


一人っ子男性は自分の興味あることを突き詰める職種では、

ものすごい力を発揮する可能性があります。

しかし見かけ上は大人でも中身は子供という人が多く、

上手く組織の中で立ち回れません。

なので上昇志向ゼロなのです。


●無謀な夢を抱く。

●ショーウインドに移る自分が好き。

●すべてが芝居がかっている。


一人っ子女性の場合は、

家族から完全な跡継ぎと見られることがないので、

競争することや苦労することがなく育ってしまい、

下手をすると、

一生社会の常識を知ることなく過ごしてしまいます。

空想の世界と現実との区別が不明確で、

妄想がそのまま現実になると思いこんでいるふしがあります。

なので大人になって、

現実が自分の思い通りにならないことを経験すると、

破綻してしまうことも。

社会性が自然には身に付かないというのが、

一人っ子女性の特長なのです。

しかし逆にそんな特徴が良いことを生む場合もあります。

ひとりの世界を作っていくので独自の世界、

魅力ある世界を作り出す才能に恵まれています。

アーチストとか表現者には向いているといえます。


●空想と現実の区別が付かない。

●社会性が身につかない。

●独自の世界を持っている。

●アーティスト向き。

●劇的に気がきかない。

●話にオチがない。

●母性がない。


演技を考えるときには血液型よりも、

むしろ兄弟関係で性格を考えたほうが有効な場合があります。

人間関係こそがその人物の性格を、

明確に言い当てていることが多いのです。



▶︎下北沢