体罰 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


語弊があるかもしれませんが、

心理学のいろいろな調査を見ると、家庭での体罰は、

ある程度必要であるという結果が出ているのだそうです。


子供が大人になって一番親子関係が悪く、

メンタルヘルスが歪みやすいケースというのが二つあって、

そのひとつが子供の頃に親から虐待を受けていた場合ですが、

もうひとつは一度も親に殴られた事がないという場合も、

同様に親への不満が強いのだそうです。


叱られる理由があるのに、
親からきちんと叱られないということは、

子供からすると愛されていないと感じてしまうのでしょう。

現在、学校でも体罰に対しては、

ナーバスになりすぎていると言えるかもしれません。

子供がまだ言葉をちゃんと理解出来る以前に、

物事の善し悪しを学ぶには意味のある体罰が必要なのです。


僕の父親は「体罰は3歳まで」という主義で、

子供が何か悪いことをすると、お尻を殴ったそうなのですが、

不思議なことに僕はそのことを覚えていません。

つまりそれが「躾」ということなもかも。



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