語弊があるかもしれませんが、
心理学のいろいろな調査を見ると、家庭での体罰は、
ある程度必要であるという結果が出ているのだそうです。
子供が大人になって一番親子関係が悪く、
メンタルヘルスが歪みやすいケースというのが二つあって、
そのひとつが子供の頃に親から虐待を受けていた場合ですが、
もうひとつは一度も親に殴られた事がないという場合も、
同様に親への不満が強いのだそうです。
叱られる理由があるのに、
親からきちんと叱られないということは、
子供からすると愛されていないと感じてしまうのでしょう。
現在、学校でも体罰に対しては、
ナーバスになりすぎていると言えるかもしれません。
子供がまだ言葉をちゃんと理解出来る以前に、
物事の善し悪しを学ぶには意味のある体罰が必要なのです。
僕の父親は「体罰は3歳まで」という主義で、
子供が何か悪いことをすると、お尻を殴ったそうなのですが、
不思議なことに僕はそのことを覚えていません。
つまりそれが「躾」ということなもかも。