高齢者 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


本来人間が睡眠をするひとつの目的は、

体の老廃物を綺麗にすることです。

そしてそのために必要な時間は4時間半のなのだそうです。

つまり体のためにはそれ以上寝る必要はないのですが、

では、人間は何故それ以上寝るのでしょうか。


それは夢によっての頭の整理が必要だからです。

それをしないと次の日が迎えられないのです。

ところが人間が経験を積み、

歳を重ねていって高齢者になると頭の整理が必要なくなり、

その結果、睡眠時間が短くなるのです。

つまり高齢になると体力がなくなるから、

長い時間寝ていられないというわけではないのです。

反対に高齢者でも新しく頭で整理出来ないような経験をすると、

意味のある夢を見るようになり、
睡眠時間も長くなるのだそうです。


他にも高齢者になると涙もろくなる、というのも、

けっして年老いて気弱になったからではなく、

長年の経験や人生学習で想像力や洞察力が、

豊富になったからだと言います。

そろそろ高齢者の仲間入りをする自分にとって、

これらはとても勇気付けられる学説です。




▶︎みりん