本来人間が睡眠をするひとつの目的は、
体の老廃物を綺麗にすることです。
そしてそのために必要な時間は4時間半のなのだそうです。
つまり体のためにはそれ以上寝る必要はないのですが、
では、人間は何故それ以上寝るのでしょうか。
それは夢によっての頭の整理が必要だからです。
それをしないと次の日が迎えられないのです。
ところが人間が経験を積み、
歳を重ねていって高齢者になると頭の整理が必要なくなり、
その結果、睡眠時間が短くなるのです。
つまり高齢になると体力がなくなるから、
長い時間寝ていられないというわけではないのです。
反対に高齢者でも新しく頭で整理出来ないような経験をすると、
意味のある夢を見るようになり、
睡眠時間も長くなるのだそうです。
他にも高齢者になると涙もろくなる、というのも、
けっして年老いて気弱になったからではなく、
長年の経験や人生学習で想像力や洞察力が、
豊富になったからだと言います。
そろそろ高齢者の仲間入りをする自分にとって、
これらはとても勇気付けられる学説です。