ジム・キャリー | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


アクターズスタジオ・インタビューという番組で、

学生がジム・キャリーに質問しました。

「脚本家志望の1年生です。

これまで何かがうまくいかなかった時、

どんなことをしてそれを乗り越えましたか?」

ジム「自分なら実現出来るとひたすら信じ込むことだ。

いかれてるようだけど理に叶ってる。

僕らは何かを創り出す者で、

すべての思考と発言がその源になるんだ。

君たちの目指す道は最高だ。

もちろん僕も試練は経験したけど、

この仕事は真実を語ることが出来る。

そこへ君たちは進む。

方法はどうあれ人間の真実を伝えるんだ。

この真実を語らせてくれるのが脚本家だ。素晴らしい仕事だ」


若い頃、「ゆきゆきて進軍」

というドキュメンタリーを見た友人が、

「フィクションはノンフィクションを越えられない」

と言って役者の道を断念して辞めていきました。

確かにドキュメンタリーには厳然とした「事実」があります。

でもドラマこそが人間の「真実」を描くことが出来るはずだと、

今もそう信じて僕はこの道を歩いています。



▶︎五反田