#157 年度初めはバイト
今日は四月いっぴ特に変わったことはありませんでしたが。今日は夕方からバイトでした。いや,夕方シフトを確認しに行っただけだったのですがその時に人手が足りず,急遽頼まれて入ることになりました。ちょうど去年の3月31日付で前のバイト先を辞めたんだった。昨日,自己肯定感云々書きましたが,昨年は自己肯定感のかけらもありませんでした。大学1年の僕は熊本での生活から抜け出した優越感と東京の人への劣等感との間で常に何かを恐れていました。そんな中で,時間的に一番ウェイトを占めていたのがバイトでした。初めてのバイトということもあるのか失敗した記憶の方が多く,バイト先は自分を卑下する際の象徴的な場所でした。ある時自分の情けなさに気づいて以来,“僕じゃなくても良い” という考えが頭から離れませんでした。耐えきれず僕は辞めました。“出来ない自分” との決別のつもりでした。その後も縁あって,細々とですが前のバイト先の人とは繋がりがあります。今考えるとそこまで卑下するほどでもなかったような気もしますが当時の僕には辞めるのこと以外の選択肢がありませんでした。今のバイト先はどうかというと,まぁそれなりに楽しいです。お弁当屋さんなのですがお客さんの層が合っているのでしょうか。店長さんも仕事には厳しいですがとても暖かい方です。純粋に忙しさと充実感を楽しみつつ,それでも心のどこかでは “もうあんなかっこ悪い自分にはなりたくない” そんな気持ちが燻っています。