「いいかね。人生は楽しいか、楽しくないかだよ。」


これは先日、僕の大学のときの写真の教授と一緒にお食事をしたときに、
教授が言った言葉です。


彼は60代の日本人男性。
僕が大学生だったころ、教授は月、火、水曜日はLAの大学で教壇に立ち、
木、金曜日は南米のベリーズという国か中国に飛んで、
そこにある自分の会社で仕事をして、
週末は横浜の自宅で過ごし、
そして月曜日朝1番の飛行機でまたLAに来て
大学で教えるという衝撃的な生活をしていました。

ですから毎週月曜日の授業の冒頭ではいつも、
「昨日、横浜でね....」
「先週、中国でね....」
と色んなところの話をしてくれました。

こんな暮らしをしている人に出会って、
びっくりしました。
とてもとてもびっくりしました。
一番初めに僕に「可能性」を見せてくれた方です。


みんな「人生とは?」に対していろーんな考え方があります。
いろいろいろいろ考えるんだけど、
ちょっと、ぜーんぶ削ぎ落としてみて欲しい。
かっこつけずに、ぜーんぶ削ぎ落として。


そしたら最後に残るのは何かな?


「楽しいか、楽しくないか」だと思うんだな。

そしてその答えも、
もうみんな決まってるんだな。
「楽しいほうが良いに決まってる!!」

そう!
世界中に生きているみんなのゴールは
もう決まってるんだ。
みんな同じゴールに向かってるんだ。

じゃぁ、やっぱり争うなんてバカげているよ。
争うよりもシェアしたほうが、ゴールへは近道なのに。
皆が敵とか、特定の人と仲良くするよりも、
皆が友達のほうが良いだろう?
そのほうが楽しいじゃないか。


さて、
先日のお食事の最後に、
教授はこう言いました。

「君たちが楽しく生きているから、僕はうれしい。」