来年の受験まで一年切ってますが、今から子どもを塾に入れて、難関校受験を考えている方もいらっしゃると思います。


合格は可能か不可能かといえば、可能です。

しかし、相当に頑張らないと、今まで塾に通って頑張っていた子たちには追いつけません。


ただし、今塾に通っている子たちも、小4からあるいは中1から、受験直前のように全力で毎日頑張ってきているわけではないので、追いつけないこともありません。


夏休み後くらいからは、どんどん本気になる子たちが増えるので、そこからは差が縮まりにくいですが、そこまでに追い込みをかけられる子なら、巻き返せると思います。


また、さらに条件をつけるなら、親も一緒に頑張る必要があると思います。伴走するということです。


塾に入れたからいいでしょ、と思うかもしれませんが、塾のプリント管理や、各種テストの範囲や試験日の管理は親が一緒に気にしてやらなければ難しいと思います。


もう少し余裕があるなら、各種試験前の確認の状況を、実際に問題をやらせてみるところまでいけば、更にいいと思います。


子供は、一回やり方を聞けば、わかった気になりますが、実際に問題を解かせて見ると解けないということもしょっちゅうです。


同じ問題を1人で解けるまで何回もやらせる。消しゴムをかけて、2回、3回とやらせる。これくらいやれば、力がついていき、テストで点数が取れるようになると思います。


子供も、ここまでやらないと点数が取れないのかと、分かれば、だんだんと1人で勉強できるようになります。


最終的には自走できない子は合格が難しいので、親は、子が自走できるように、伴走して手伝うという作業が必ず必要だと理解しておくべきです。


親が何もしなくても、勝手に勉強するというパターンはレアケースだという認識が必要です。


この時期から難関校に勝負するというのは、合格も可能ですが、子だけでなく親も頑張る覚悟が必要です。