受験で一番失敗しやすいのが算数です。

 

そして受験で一番差がつきやすいのも算数です。

 

その理由として、

 

🔴   大問の⑴が分からなかった場合、大問ごと落とす可能性がある。

🔴   最初方で波に乗れないと、後半の問題にまで影響する。

🔴  1問の配点が高く、ケアレスミスが痛い。

🔴  得意な子は、どんな難問でも解いて100点を取る子がいるが、取れない子は0点もありうる。

🔴   その子に合う問題、合わない問題があり、問題によって得点の振り幅が大きい。

 

 

などが挙げられます。

 

社会などは、1問1点か2点ですが、算数は1問4点か5点。

極端に言うと、社会で5問解いて稼いだ点数が、算数の計算問題のケアレスミスでプラマイ0になってしまいます。

 

また、国語は、どんなに難しい問題(記述問題の場合)でも、書くことで点数がもらえるので、部分点で稼げば、ある程度の点数は取れますし、逆に高得点は難しいという科目です。

 

  

算数は、問1の計算問題も、後半の大問⑶の難問もほぼ同じ得点なので、計算問題は確実に点数を取るためにも丁寧にやらなければなりません。

 

算数を少し得意な子にありがちなのが、後半の難しい問題に時間をかけたいがために、前半の計算問題を最速で終わらせて、後半に集中しようとして、前半の計算問題でケアレスミスをしてしまうというパターンです。それで後半の問題を解ければまだいいのですが、計算問題でケアレスミスをした挙げ句に、後半の問題も解けなかった場合は点数が大きく落ちてしまいます。

 

とにかく、算数は計算問題を絶対に落とさないために、何回も重要性を教え込む必要があると思います。他の教科を蔑ろにするわけではありませんが、算数でドボンすると受験が終わってしまう可能性があるということは事実だと思います。

 

難関校になるほど、点数の差がつきにくいので、算数の1問は非常に大きいと思います。

 

 

これは、高校受験の数学でも同じことが言えるのですが、流石に中学生になると、計算問題の5点の重みが自分で分かるので、言われなくても大切にするのですが、小学生の場合は、ついつい計算問題をおろそかにしてしまいがちなので、特にこの時期から言い聞かせておく必要がある思います。

 

いくら、毎日計算問題をやらせても、本人の心構えが変わらなければ、本番で失敗する可能性が高くなるので、まずは、算数の大切さ、計算問題の大切さを繰り返し話して、刷り込んでおくことが必要かと思います。

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