小学生が中学受験をする時、中学生が高校受験をする時、必ず、子供と親で何のために勉強しなければならないのかという議論になると思います。
あるいは、もう勉強を辞めたいと言い出す（他の子はこんなに勉強してない、他の子はもっと遊んでいる等の理由）子供も結構いると思います。
そんな時に、親としては、友達と遊んで、勉強は宿題程度にしかしないのが普通の小学生だよな、今の勉強ばかりの状態はかわいそうだな等と考えだしたら、子供にも何らかの雰囲気が伝わってしまいますので、親としてはブレずに、勉強することは当たり前だという姿勢を貫くことが大切だと思います。
小学生で、大学受験のことまで考えて、中学受験をすると自発的に言う子供はほとんどいないと思います。中学生になってくると少しは考えてくると思いますが、それでも中学生１、２年生ではそこまで深く考えない子供が多いと思います。
自分の好きな仕事をするため、お金を稼ぐため、世の中の役に立つ仕事をするためには、良い大学に入らなければ可能性が狭まる。だから、良い高校に入らなけばならない、というような話は、事あるごとに繰り返しすることで、子供はだんだんそういう思考になっていくと思います。
今は、最後の追い込み時期ですが、勉強する目的を話して、子供が納得して勉強するように持っていくのも大切です。勉強をやらされている子供より、自走し出した子供の方が絶対に強いですから。
