私の自由の女神、ドロシー | ニューヨークブルース。国際結婚の悲喜コモゴモ・・・

ニューヨークブルース。国際結婚の悲喜コモゴモ・・・

ニューヨークに単身で渡り早や35年目。アメリカ人の夫とハーフの息子(マンハッタン生まれ育ちで社会人3年生) の3人家族が織りなすニューヨーク生活を、思いつくまま綴っていきたいと思います。

先日、長い間会えなくて淋しかった人と再会できた。

 

 

その人の名は、Dorothy Cowfield 牛あたま

(ドロシー・カウフィールド)

 

 

(以後ドロちゃん。ちなみに日本人女性)

 

 

この人がタダものではナイ。

 

 

まず彼女は、過去の記事右差しキョーフのアングリー・ピーポーで美猫🐱ぶりを披露した「トラちゃん」のママなのである。

 

 

このあとこの椅子に横になって日向ぼっこするトラちゃん

 

 

そう。チェルシーの巨大ロフトに住んでいたヒト。

 

 

彼女は、私と夫のイカオが出会うキッカケになったキューピッド恋の矢でもある。

 

 

30年前、ニューヨークに単身で来て、ボロボロホテルや、4畳半より狭いホテル・アパートメントなどを点々としていた私。

 

 

ソーホーに住んでいた若い日本人ご夫婦(ドロちゃんとご主人)と出会い、彼らのアパートに、ルームメイトとして迎えてもらった。

 

ある日、彼らが以前イースト・ビレッジでアパートをシェアしていた元ルームメイトを夕食に招待した。

 

 

そのルームメイトがイカオ🦑だったのだ。えっ

 

 

彼らにその意図はなかったのだが、私とイカオの二人にホンワカラブラブ得意げしたものが芽生えたというわけダ。

 

 

まあ明らかに向こうのそれは「若気のいたり」「気の迷い」「魔がさした」というものだったに違いないケド…ドクロ

 

 

 

そしてドロちゃんは、日本とニューヨークで活躍する音楽家マイクギターなのだ。

 

 

彼女の久々のニューヨーク・ライブがマンハッタンのSilvanaで先日あり、観に行って再会できたのである。笑い泣き 笑い泣き 笑い泣き

 

 

上差しやはりNYで活躍しているShu Nakamura氏 (Shu+Ninjas他、複数のバンドを率いる)とのコラボ。二人は高校時代からの大親友

 

 

カンケーないけど久々に飲むBlue Moonうまい!

 

 

上差しファンの女の子もかぶりつき…にひひ カワユイ〜

 

 

二人のコラボのライブは1月にもブルックリンであります。

 

Dorothy & Shu

 

Fri, Jan 12, 2018 @ 8:30PM

 

Freddy's Bar & Backroom, 625 5th Ave., Brooklyn, NY

http://freddysbar.com

 

 

 

ドロちゃんは、CDも3枚出している。

 

 

 

下記下差しのリンクで視聴もできるよー。

biography - Dorothy Cowfield

 

 

 

名古屋出身の彼女は、日本では名古屋、大阪、京都を中心にライブ活動をしている。

 

 

アメリカではニューヨークの他にテキサスでもツアーを行った。

 

 

 

さて、ニューヨークのパフォーミング・アートの専門学校で本格的に発音、発声を訓練されただけあって、英語力がズバ抜けているドロちゃん。グッ

 

 

英語の上手い日本人は沢山いるが、私が驚いたのは、その自然な上手さ。目

 

かといってこっちで育った人達のようなネイティブな英語とも少し違う。

 

 

名古屋弁も混じって話す、あったかい日本語がそのまま英語になったかのような

 

かといって日本語アクセントはない、パーフェクトに近い発音なのだ。

 

 

とにかく気取りのない自然な英語。ほっこり

 

 

すごく自然体で生きてる人間性が、そのまんま言語にも表れている…

 

 

もちろん話す言葉だけでなく、人との付き合い方もまさに自然で、あったか〜いのである。メラメラ

 

 

他人にオープンでいつも心を開いているから他人のニーズが自然にわかるのか

 

誰とでも自然に仲良くなれる人なのだ。合格

 

 

 

好奇心に溢れて多才なヒトでもある。

 

いつも色んなアイディアを持っている。上差し

 

 

音楽活動の傍ら、色んな副業を持つパワーにも溢れて、中でも日本語の個人レッスンは特にユニークだった。

 

 

イカオも一時期受けていたのだが、その時の彼女のテーマは、邦画の台詞を覚えさせてボキャブラリーを増やすことだった。

 

 

ドロちゃんがイカオのために選んだ邦画は、

 

「咬みつきたい」ドクロ

 

緒方拳、安田成美、石田ひかり出演の、吸血鬼叫びのお話。

 

 

さすがドロちゃん。イカオの好み知ってらっしゃる(オカルトもの)😆

 

 

今ではうちを出る時「いただきまーす」むっ

 

ごはんを食べる時「行って来まーす」ショック!

 

寝る時に「おかえりなさーい」ガーン とか言って

 

日本語が、わやくちゃになってるもやもや イカオも

 

 

「咬みつきたい」で印象に残った台詞、

 

「ドラキュラの血!デ、シ、タ…!」

 

と20年経った今でも、白目をむいて見せながら言うのだ。笑い泣き

 

 

 

またある時彼女は一切の活動を休止し、

 

 

スペイン語を勉強したいと、突如40歳にして、知り合いもいないメキシコに一年間ホームステイし、スペイン語をマスターして帰って来た。びっくり

 

 

そういう自由な発想で、思いついたことがドンドンできるドロちゃんは、私が会った日本人の中で、最もニューヨーカーらしい人。

 

 

みんなをたくましく応援する包容力もあって、私の中では、まさにこの人!

 

 

あ!まちがえた!

 

 

こっちこっち!

よく見るといやに腕太いんですネ

 

 

そんな、私のニューヨークの母体となるような人が、10年以上前、家の事情で急きょ日本に帰ることになり、慌ただしい別れ。

 

 

何年も、しがらみや責任のある仕事の山、プレッシャー、辛い別れなど、本当に色々あって、なかなか戻れなかったニューヨークにようやく帰れたドロちゃん。

 

 

自然さも笑顔もそのままに…‼️

 

爆  笑 爆  笑 爆  笑

 

 

ライブで再会できたあと、アップ・ステイトNYのお家に、週末お邪魔した。

 

 

お料理上手なドロちゃんは、カントリー・ハウスにピッタリな、豪快なオーブン料理でもてなしてくれた。

 

手前から、グリルド・サーモン、アスパラガスのロースト、ねぎご飯、グリルド・しいたけ

 

サーモンの皮がパリッ、パリにクリスピーで美味しかった〜!ラブラブ! 

しいたけもアスパラもご飯もトマトとモッツァレラのカプレーゼも全て美味!

 

 

帰りには沢山のりんご🍎までおみやげに持たせてくれて、やっぱり母親のよう…

 

 

富士りんご(Fujiはニューヨークでも人気)

 

 

 

おない歳なのに変だけど

 

 

私のニューヨークのお母さん…

 

 

帰って来た‼️ 😂😭

 

 

      キラキラキラキラキラキラ

 

 

Merry Christmas クリスマスツリーeveryone! サンタ

 

With love…ハート

 

From  タコ スライム 宇宙人 family. バイバイ バイバイ バイバイ