2月27日(土)シアタークリエ13時開演の
「ピアフ」を観に行きました。
お土産付きでした。
レベルじゃなく、ピアフそのものにしか見えない。
変わるのは髪型だけなのに、少女のような可憐な
表情から、薬物中毒でやつれた晩年まで、2時間半という
時間の中で、ピアフと一緒に年を重ねたかのような錯覚に
陥りました。マルセル・セルダンに出会って、愛する人と、
少しでも長く一緒にいたいと、願いながら歌う
♪私の神様では、大竹さんの瞳がキラキラして感動的。
短いシーンではあるけれど、逢瀬を重ねる二人が、お互いの
孤独を埋めるように求めあい、引き裂かれるまでの様子が毎回胸を打つ。
♪愛の賛歌、歌詞だけ読むと、愛情表現が究極すぎて
共感しにくいのですが、飛行機事故で亡くなったマルセルに向けて
作られた、との事で、天国でマルセルが待っているから
全てを失うのも、死ぬのも怖くはない、という歌詞に納得。
この日はやけに♪愛の賛歌の歌詞が胸に響いてきて、
ピアフは亡くなった後、この歌詞の通り、真っ先にマルセルに
会いに行ったんだろうな、と思い、涙が止まらなかった (ノ_・。)
大田君のメガネ姿のジョルジュ役、ピアフに怒り口調で
まくしたてる演技がたまらない。本当は怒り心頭なのだけれど、
相手がピアフだから、となんとかこらえて、イライラしている風なのがいい。
水兵扮装が似合いすぎるので、機会があったらミュージカル
「ON THE TOWN」や「スウィーニートッド」に出演してほしいくらいだ。
♪帰れソレントへ、では大竹さんの歌シーンと同じくらい大きな拍手。
大好きな舞台で、贔屓の歌と演技とダンスまで観る事が出来る幸せ。
ピアフの友人で売春婦・トワーヌの、粗野で、わい雑な演技は
梅沢さん以外考えられないくらいはまり役ですごすぎる。
ラストの車いすい乗ったピアフに、容体を気にしながらも、
請われるまま昔話をする時の心配そうな表情もグッとくる。
彩輝さんのマレーネの大女優オーラと、眩しすぎるくらいの
キラキラ感には毎回圧倒される。
横田さんのゲイ役からの、男臭いボクシング選手、
マルセルのふり幅が広くて、七変化が楽しー (≧▽≦)
シャルルが歌う♪忘れじのおもかげ、を歌う伊礼君の
甘い歌声に聞き惚れる。ロングコート似合うな~
余談ですが、幕間にシャルルをシャア・アズナブルと言っていた人が
いましたが、思わず、「ガンダムか!」とつっこみたくなりました(>_<)
そんなシャルル・アズナブールさん、来日コンサートがあるそうです。
2月23日(火)ブルーノート21時開演の
「KOOL & THE GANG」の LIVEを聴きに行きました。
入口のサイン入りインフォメーション
ライブが21時開始、と遅いので、仕事が終わって一度
帰宅して夕飯を作って自分も食べた、までは良いのですが、
落ち着いたらまったり過ぎて、開場時間に遅刻。
整理番号14番だったのに、到着した時には50番台まで
進んでおり、後方席になってしまった (-_-;) あーあ…
<出演>
Robert Kool Bell(b) |
ロバート・クール・ベル(ベース) |
George Brown(key,vo) |
ジョージ・ブラウン(キーボード、ヴォーカル) |
Shawn McQuiller(vo) |
ショーン・マッキラー(ヴォーカル) |
Lavell Evans(vo) |
ラベル・エヴァンス(ヴォーカル) |
Michael Ray(tp) |
マイケル・レイ(トランペット) |
Ravi Best(tp) |
ラヴィ・ベスト(トランペット) |
Jermaine Bryson(tb) |
ジャーメイン・ブライソン(トロンボーン) |
Louis Van Taylor(sax) |
ルイス・ヴァン・テイラー(サックス) |
Amir Bayyan(g) |
アミル・ベイヤン(ギター) |
Timothy Horton(ds) |
ティモシー・ホートン(ドラムス) |
Curtis Williams(key) |
カーティス・ウィリアムス(キーボード) |
せっかくなのでドリンクはコラボドリンクの
”Just KOOL” をオーダーしました。
酸味があってすっきりとした味で美味しかった。
HPに2月21日1stステージでのセットリストが掲載されていました
1. | OPENING |
---|---|
2. | FRESH |
3. | TONIGHT |
4. | EMERGENCY |
5. | MISLED |
6. | JOANNA |
7. | TOO HOT |
8. | FUNKY STUFF |
9. | JUNGLE BOOGIE |
10. | HOLLYWOOD SWINGING |
11. | CHERISH |
12. | REGGAE DANCING |
13. | LADIES NIGHT |
14. | GET DOWN ON IT |
EC. |
CELEBRATION |
お客さんの1割くらいが海外の方。ほぼ満席。
私が行った日はセットリストの順序が違っていましたが
歌ってくれた歌は、だいたいこの通りでした。
アル・マッケイ・オールスターズ同様、ここでもトランペット、
トロンボーン、サックスのホーンセクションの迫力がすごく、
吹いていない時にはステップをふんだり、と圧巻のステージだった。
なんと前日の22日には、ライブを観に来ていたアル・マッケイ・
オーケストラのメンバーのボーカルのティムとクロードが、
♪CELEBRATIONに参入し、一緒に歌ったとの事。
アースとKOOLのメンバーの共演なんてアメージング!
前方席はオープ二ングからスタンディング。
大好きな♪ジョアンナは3曲目になっていました。
なつかしさMAXでいろいろな想い出が頭を駆け巡り… ( ´ー`)
♪CHERISHでは、ラヴェル・エヴァンスさんが客席通路に下りて
歌ってくれました。お客さんの中から、欧米系の綺麗な金髪の
お姉さんをエスコートして、一緒にダンスをしながら歌い上げ。
お姉さんにマイクをふると、お姉さん、マイクを持ってサビの、
「Cherish the love~ Cherish the life~」を大熱唱して客席を沸かす。
それをパートナーの男性が嬉しそうに撮影。ここだけを見ていたら
会場が東京だという事を忘れてしまいそうな光景でした。
アンコールはなんと言っても大ヒット曲の♪CELEBRATION。
これを聴かずに帰れません! (≧▽≦)
今まで着席していたお客さんもスタンディングでダンス。
最高潮に盛り上がり、それまで以上にヒートアップ。
全てがヒット曲というゴージャスなステージだった。
席がキャストの入退場通路沿いの席だったので、
退場時にキャストの皆さんに
ハイタッチや握手をしてもらえたのも嬉しかった。
それにしても、今のヒット曲は、回転も速く、このころの
ヒット曲に比べると浸透度が薄いように感じるのですが、
最近のグラミー賞受賞曲で、今後20、30年後にも
世界中で歌われて愛され続けている歌って、はたして
どれくらいあるのかな、と考えた帰り道でした。
2月20日(土)ビルボードライブ東京21時開始の
「アル・マッケイ・オールスターズ plays music of
アース・ウィンド&ファイアー」を聴きに行きました。
エントランスのシャンパン
この日の六本木の夜景
Al McKay Allstars plays music of Earth, Wind & Fire
アル・マッケイ / Al McKay(Lead Guitar)
ティム・オウェンズ / Tim Owens(Vocals)
クロード・ウッズ / Claude Woods(Vocals)
ディビア・デュケット / DeVere Duckett(Vocals)
オマー・ペラルタ / Omar Peralta(Trumpet)
ルイス・エリック・ゴンザレス / Luis Eric Gonzalez(Trumpet)
エド・ワイン / Ed Wynne(Saxophone)
ジャスティン・カーク / Justin Kirk(Trombone)
ベン・ダウリング / Ben Dowling(Keyboards)
ディーン・ガント / Dean Gant(Keyboards)
フレディー・フルウェレン / Freddie Flewelen(Bass)
アーロン・ハガティ / Aaron Haggerty(Drums)
デイビッド・リーチ / David Leach(Percussions)
会員になったらワンドリンク無料でした o(^▽^)o
テーブルにはアル・マッケイ・オールスターズのチラシ
ではなく、追加公演が決定した「コン・ファンク・シャン」の
案内チラシが置いてありました。こちらも予約終了。
アース・ウィンド&ファイアー黄金時代を支えた名ギタリスト、
アル・マッケイが強力なメンバーと共に再来日。
切れ味抜群のギター・カッティングでバンド・サウンドの
鍵を握る存在となり、大ブレイクの立役者として活躍。
という説明文なのですが、アース・ウィンド&ファイアーの歌は
大好きでよく聴いておりましたが、アル・マッケイさんは
存じ上げておりませんでした (-_-;)
キャストの人数が多いので、舞台が狭く感じました。
この日は客席の一部がとてもファンキーだった (≧▽≦)
アル・マッケイさんはセンターに腰掛けられ、トランペット、
トロンボーン、サクソフォンのホーンセクションは下手で演奏。
前半は1曲歌うごとに、水分補給等で小休憩のような
感じになり、ずっとこんな感じなのかと思っていたら、
アル・マッケイさんが先日亡くなられた、アース・ウィンド&ファイアーの
ツインボーカルの一人、モーリス・ホワイトさんの業績をたたえる、
追悼の言葉を述べられ、それに呼応するように客席から
Yeah!という掛け声や拍手が沸き起こり、ゴスペルの
コール&レスポンスのような雰囲気に…
その後の歌では、Timさんが涙をこらえながら
歌っていました。ここら辺からは大ヒットソングが続き、
上の階のお客さんもスタンディングでダンス。
♪宇宙のファンタジー、感動のファルセットだった。
名曲の数々を、生声で聴く事が出来て大感激。
この日はメンバーのバースデーだったらしく、
皆で「ハッピー・バースデー」の掛け声。
♪After the Love is gone、 ♪セプテンバー、♪シング・ア・ソング、
♪シャイニング・スター、♪ゲッタウェイ、♪ブギー・ワンダーランド、
他、聴きたかった歌と新曲まで聴けて大満足。ファンキーな夜だった。
なんだかんだとビルボードライブの予約が続くので
結局会員になってしまいました。今年はビルボイヤー

一般よりも早く座席が確保できて、ポイントもたまるらしい。
WEB会員証かと思ったら、ちゃんとしたものが郵送されてきて
なんか嬉しい ≧(´▽`)≦

それにしても…イイ声なエイドリアン・ヤング
会場:COTTON CLUB コットンクラブ(東京 丸の内)
2016年3月19日(土)~3月21日(月)
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm
MEMBER
Adrian Younge (key,b),
Loren Oden (vo,key),
Alfredo Fratti (g,fl),
Jack Waterson (g),
Chris Garcia (b,key),
David Henderson (ds)
このPVを見ていたら、昔大好きでよく聴いていた
テレンス・トレント・ダービーを
思い出して、今彼はどうしているのかしら、と思ったら、
サナンダ・マイトレイヤという名前に改名し、
2013年に来日してブルー・ノートでライブを
やっていました。全然知らなかった。ガーン(´□`。)
昔の泥臭いようなメロディからさわやかなポップな感じに
なっているし。来日してほしいアーティストに
リクエストしつつ次に来日するまでCDで我慢しよう。
2月17日(水)シアタートラム14時開演の
「同じ夢」を観に行きました。
<タイムテーブル>
作・演出 : 赤堀雅秋
出演 : 光石研 麻生久美子 大森南朋
木下あかり 赤堀雅秋 田中哲司
<あらすじ>
二代目店主(光石研)が切り盛りする、精肉店の
店舗兼自宅が舞台。 妻は交通事故で他界しており、
加害者の元運転手(大森南朋)は焼香にと、毎年訪問する。
寝たきりの父と娘(木下あかり)と3人暮らしの住まいに、
介護ヘルパー(麻生久美子)、謎すぎる店の従業員
(赤堀雅秋)が出入りする。
幼馴染の飲み友達(田中哲司)はいつも店に入り浸り、
煙草をふかす。 今日は亡き妻の10年目の命日、微妙な
人間関係で成り立つ6人が直面した思いがけない真実とは…
ダイニングキッチンと、応接セットのある部屋での
ワンシチュエーション舞台。
ガス台の、油よけの銀紙の焦げ具合といい、シンクの
タイルが水垢で汚れている様子やら、冷蔵庫の扉が
手垢だらけで油っぽいところ、窓ガラスの、枠に近い部分だけが
汚れてくもっているところ、等全てが生活感にあふれていて見事だった。
木彫りの熊や、数珠っぽい暖簾もなんだかなつかしかった。
タイムテーブルの張り紙の下に、”出演者が喫煙する部分が
ございます”と書いてありましたが、部分、どころではなく、
誰かしらほぼ絶え間なく煙草を吸っていた印象。
特に田中哲司さんは一番吸ってたな~
最後の方は男性陣が換気扇の下で一斉に喫煙。
田中さんの煙草を吸うシーンはけっこう好きで、
煙草を口のやや脇にくわえ、火をつけた後、上がってくる
煙に一瞬目を細め、煙草を手に持ち替えたあと、
何かを考えるように少しうつむき加減になるところとか。
自分は煙草は吸わないけれど、カッコ良く煙草を
吸っている人を見るのはけっこう好きかも。
何気ない日常を扱った作品なのに、とにかく面白かった。
事故の加害者と被害者の家族、雇主と常識はずれな従業員、
会話がギクシャクして冷や汗が出るような妙な空気が流れる中、
ヘルパーさんの衝撃の告白があり、展開が読めなくてドキドキ。
沈黙の時間も長いけれど、そんな重たい空気の中にも
それぞれ感情の動きが見てとれて、誰かが台詞を
しゃべりだすまでの緊張感もまた、たまらなかった。
店の金を無断で拝借する従業員の、
身なりにかまわずちゃらんぽらんなところや、
加害者と、加害者に恋心を抱く被害者の娘の微妙な関係。
介護をされている老人がヘルパーさんにセクハラをする、
という話は聞いた事があるけれど、舞台の中の
話とはいえ、台詞も生々しくてちょっと衝撃だった。
それを聞かされた店主役の光石研さんの困惑と申し訳なさの
入り混じった泣き笑いのような複雑な表情にも見入ってしまった。
どの役柄もリアルでどこにでもいそうなのに
役者さんの演技が素晴らしすぎて何気ない日常がものすごく
ドラマティックに見えた2時間だった。素晴らしかった (´∀`)
<最優秀レコード賞>マーク・ロンソン feat.
ブルーノ・マーズの ♪Uptown Funk
<最優秀楽曲賞>
エド・シーランの ♪Thinking Out Loud
★最優秀アルバム賞
テイラー・スウィフト 『1989』
★最優秀楽曲賞
エド・シーラン 「Thinking Out Loud」
★最優秀レコード賞
マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ 「Uptown Funk」
★最優秀新人賞
メーガン・トレイナー
★最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞
エド・シーラン 「Thinking Out Loud」
★最優秀ポップ・パフォーマンス賞
マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ 「Uptown Funk」
★最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞
テイラー・スウィフト 『1989』
★最優秀ラップ・パフォーマンス賞
ケンドリック・ラマー 「Alright」
★最優秀ラップ/歌唱コラボレーション
ケンドリック・ラマー feat. ビラル、
アナ・ワイズ&サンダーキャット 「These Walls」
★最優秀ラップ・ソング賞
ケンドリック・ラマー 「Alright」
★最優秀ラップ・アルバム賞
ケンドリック・ラマー 『To Pimp A Butterfly』
★最優秀ダンス・レコーディング賞
スクリレックス・アンド・ディプロ・ウィズ・
ジャスティン・ビーバー 「Where Are Ü Now」
★最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞
スクリレックス・アンド・ディプロ
『Skrillex And Diplo Present Jack Ü』
★最優秀ロック・パフォーマンス賞
アラバマ・シェイクス 「Don’t Wanna Fight」
★最優秀ロック・ソング
アラバマ・シェイクス 「Don’t Wanna Fight」
★最優秀ロック・アルバム賞
ミューズ 『Drones』
★最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞
アラバマ・シェイクス 『Sound & Color』
★最優秀R&Bパフォーマンス賞
ザ・ウィークエンド
「Earned It (Fifty Shades Of Grey)」
★最優秀R&Bソング賞
ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード 「Really Love」
★最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞
ザ・ウィークエンド 『Beauty Behind The Madness』
★最優秀R&Bアルバム賞
ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード
『Black Messiah』
★最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)
アラバマ・シェイクス 『Sound & Color』
★最優秀プロデューサー賞(クラシック以外)
ジェフ・バスカー
★最優秀リミックス・レコーディング賞(クラシック以外)
デイヴ・オーデ(リミキサー) 「Uptown Funk (Dave Audé Remix)」
★最優秀ミュージックビデオ賞
テイラー・スウィフト feat. ケンドリック・ラマー「Bad Blood」
★最優秀音楽映画賞
「Amy」
★最優秀オペラ・レコーディング賞
小澤征爾(指揮) 『ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》』
2月14日(日) JZ Brat Sound of Tokyo17時開演の
「ローラン・バンの世界2016 ヴァレンタインコンサート」に
行ってきました。
JZ Brat Sound of Tokyoは初めてでした。
入場時にいただいたセットリストと、ポストカード。
ドリンクは、二日続けてカシスオレンジ。
出演 : ローラン・バン
ソプラノ : 青木弘子
ピアノ : 渡邊つかさ
ヴァイオリン : 大庭絃子
<セットリスト>
一部
♪ 時が来た 「ジキルとハイド」
♪ カテドラルの時代 「ノートルダム・ド・パリ」
♪ 嘆きの地からのS.O.S 「スターマニア」
♪ 娘よ(父の歌) 「アラジン」
♪ すべてを忘れて
(作詞:マーク・ラヴォワーヌ、 作曲:ジョルジュ・ランギニ)
♪ 見果てぬ夢~騎士遍歴の歌~ 「ラ・マンチャの男」
♪ 彼を帰して 「レ・ミゼラブル」
♪ 神よ、なぜ? 「ミス・サイゴン」
♪ 世界が終わる夜のように 「ミス・サイゴン」
♪ オペラ座の怪人 「オペラ座の怪人」
二部
♪ シェルブールの雨傘 「シェルブールの雨傘」
♪ ピアノソング 「ミスタンゲット、<狂乱の時代>の女王」
♪ ビジネスマンのブルース 「スターマニア」
♪ 私を破滅させる 「ノートルダム・ド・パリ」
♪ 闇からの祈り 「ロックスレー~ロビンフッドの伝説」
♪ 愛はここに
(作詞:リュック・プラモンドン、作曲:リシャール・コッシアンテ)
♪ あえて涙を 「ミスタンゲット、<狂乱の時代> の女王」
♪ ゲッセマネの園 「ジーザス・クライスト・スーパースター」
♪ 夢見る人々、嘘かまことか 「ミスタンゲット」
♪ 君と旅立とう
(作詞:ルーチェ・クアラントット、作曲:フランチェスコ・サルトーリ)
♪ 殺しのシンフォニー 「ロックオペラ モーツァルト」
<アンコール>
♪ ミュージック・オブ・ザ・ナイト 「オペラ座の怪人」
♪ 痛みこそ真実 「ロックオペラ モーツァルト」
会場は、オペラの演奏会のような雰囲気。
女性陣の服装は、着物かワンピースが圧倒的に多く、
男性陣も皆さんジャケット着用で、フォーマルな雰囲気。
フランス、ミュージカル界の貴公子、ローラン・バンさん。
シンガポールや韓国などの、日本以外のアジア圏では、
絶大な人気を誇るミュージカルスターなのだそうですが、
ローランさんが出演するミュージカルが、日本では
上演されていない事もあり、まだほとんど知られていないそうです。
何度か来日コンサートはされているようでしたが、
かくいう私も、去年の秋ごろに知り、ユー・チューブの映像で、
その歌声のとりこになった新参者ファンの一人なのですが…
フランス語の通訳さんが付き、ローランさんが一人でトーク&曲紹介。
ローランさんは時差ボケで2時間しか寝ていないという中での
コンサートでしたが、そんなことなどみじんも感じさせない
素晴らしい歌声を披露して下さいました。
最大の魅力は、バスバリトンからテノール、ファルセットまで、
音域の広さとそれぞれの音域の歌声が変わるミラクルボイス。
脳内に響くセクシーな低音、時々ラミンの声のようにも
聴こえる歌い上げ部分や、張りのある美しいファルセット。
さらにそこへ振付や表現力が加わり、ライブのタイトル通り、
ローランさんの世界にどっぷりと浸ってきました。
あぁ…抜け出したくなかった!
ブロードウェイ系のミュージカル楽曲は英語、フレンチ系は
フランス語での歌唱。♪殺しのシンフォニーでは半分日本語で
歌ってくれる大サービス。フランス語の響きが耳に心地よくてうっとり。
「ミスタンゲット」というミュージカルは知りませんでしたが、
「こんな感じだよ」とローランさんが冒頭部分をピアノ弾き語り。
タップもできるそうで、「ここにタップシューズがあったら
見せてあげるのに」ともおっしゃっていました。
「スターマニア」や「ミスタンゲット」等、私の知らない
ミュージカルの歌が聴くことができて、とても新鮮だった。
愛の歌系では優しくささやくようにロマンティックに、
ロック系の歌ではロック歌手のようなシャウトも聴かせてくれ、
同じ人が歌っているとは思えない程に変わる歌声に魅了されまくり。
オペラ座の怪人もセクシーだったなー。悩殺ものだった。
♪ゲッセマネの園、では、「本来この歌はテノールの歌なんだけど、
2時間しか寝ていなくて喉がいつもの状態ではないから」、との事で
「低めの声で歌います。ここでしか聴けない貴重なバージョンだよ」
という事で歌ってくれたこの歌。とっても美声だった (´∀`)
今月、韓国で上演される「ロックオペラ モーツァルト」の最新版、
フランスキャストの「アマデウス」に、サリエリ役として
出演予定のローランさん。日本でも「アマデウス」を上演してほしい、
と希望されていました。「ロックオペラ モーツアルト」は
大好きな作品なので、この最新版、日本での上演を切望!ヾ( ´ー`)
限定8名で、最前列&終演後のファンミーティング付きVIPチケットを
購入されたお客様限定だと思っていたサイン&写真撮影。
なんとお見送りがありました。端正な横顔にうっとり…( ´艸`)
一人バージョンのお写真は、おちゃめな顔で
ポーズをとって下さいました ( ´艸`)
まさかのツーショまで撮っていただけて大感激でした。
入場時にいただいたポストカードにサインをいただきました。
全部フランス語で、何の歌が入っているのか
分からないまま購入したCD(3000円)と、特典のボールペン。
入っている歌は13曲。ライブのセットリストの歌が盛りだくさん。
イヤホンで聴くと、さらにおおおぅ(〃∇〃)となる歌声。
甘いマスクのローランさんが歌う、ロマンティックな
フランス語の歌の数々。素敵なバレンタインデーでした。
2月14日(日)シアタークリエ13時開演の
「ピアフ」を観に行きました。
先日「ザ・プロファイラー」という番組で、エディット・ピアフの
特集番組が放送され、ますます人気が出たこの公演。
ピアフは、アラブ系民族のストリートシンガーだった
母方の血筋のせいで声帯が強く、よく通る声だった、とか、
マルセル・セルダンとの熱愛は、マルセルが妻と別れて
ピアフと一緒になると言ったのを、ピアフが止めた、
という話がとても興味深かった。
番組中でも言っていましたが、デビュー当時、
イヴ・モンタンは、本当にカウボーイスタイルだったのですね。
今まで大田君の歌うカンツォーネはたくさん聴いてきたものの、
やはりこの公演のイヴの♪帰れソレントへ、のシーンはドキドキ。
シアタークリエのキャパで聴くにはもったいないほどの
圧倒的な歌唱力に感動 (´∀`)
オペラ界ではイケメンテノールとして有名だったものの、
演劇界ではほとんど知られていたなかった大田君。
ピアフが才能のある若者を発掘して、スターに育て上げる、
というストーリーとリンクして、まさにイヴ・モンタンは
大田君そのもの。感無量でした。
演技面では、特に、怒り、嫉妬、疑惑等の負の感情表現が
表情も含めて超絶素晴らしいので、いつか吉田鋼太郎さんと
シェイクスピアで共演、と勝手な妄想を抱いてしまいます。
シャルル・アズナブールに、ピアフが別れを切り出すシーン。
シャルルが車いすのピアフの足元にうずくまり嗚咽。
天井を仰ぎ見て、流れる涙を必死にこらえるピアフにもらい泣き。
薬物中毒の依存性と恐ろしさも、この舞台ほどリアルに
演じられているものは見た事がなく、毎回背筋がゾッとする。
愛を失った喪失感から燃えかすのようになったピアフと、
♪水に流して、という歌に出会って輝きを増したピアフ、
大竹さんの光と影の演技が素晴らしくて、今回も感動だった。
2月13日(土)東中野のセルフキッチンで開催されました
「居酒屋まさへおいでやす! Vol.2」に行ってきました。
皆さまお写真掲載OKとの事でしたので掲載させていただきます。
14日(日)に行かれる方もいらっしゃるかと思いますが、
お料理のメニュー、ゲストの掲載がございますので、
明日の楽しみにとっておきたい、という方はとばして下さい。
キッチンの藤岡君。厨房男子のたたずまい。
エプロン姿も似合っていました。
ゲストの村井一帆さんと打ち合わせをする藤岡君。
メニューと、おみやげのCD、「居酒屋まさ」プリントハンドタオル。
食事が始まると、藤岡君の知り合いで、
”かりちゃんじゃくちゃん”の二人組の芸人さんが
出てこられて漫才を披露してくれました。
藤岡君の交友関係の広さにはいつも驚かされる。
前菜3種盛り。マリネ風の前菜はアーモンド入り。
コーンとコンビーフも新食感で、すごい。
ブロッコリーとしめじのニンニク炒め。
ブロッコリーにオイスターソースの味がしっかりついていて
美味しかった!うちでも作ってみたい。
村井さんはお料理を運んだり、空いたお皿を片づけたり
していらっしゃってΣ(・ω・ノ)ノ! 恐縮してしまいました。
村井さんに給仕していただく幸せ…貴重な体験、プライスレス!
途中、藤岡君が各テーブルを周り、乾杯&歓談。
豚の角煮。絶妙のゆで加減の半熟卵と
よく味がしみ込んだ大根のハーモニー!
豚肉はお箸で切れるほどよく煮込まれていて絶品。
藤岡君手作りの自家製ツナおにぎり。
綺麗な三角形。器用すぎる!
バレンタイン、という事で、メニュー表にはありませんが、
デザートまでついていました。
食事の後はライブタイム。
藤岡君はギター弾き語り、村井さんはアコーディオンでの演奏。
久々に聴く藤岡君の歌声に感激。素晴らしかった。
良い時も悪い時も含めて、飾らない言葉で
ありのままの気持ちを語ってくれるところが
藤岡君のたまらない魅力の一つ。
歌の歌詞と、話してくれた内容がリンクして、
ジーンときました。感動のライブでした。
イベント終了後はお見送りタイムがありました。
時間がなくて、今回はツーショットはありませんでしたが、
ハグでのお見送りも嬉しかった。楽しくて美味しいイベントでした。