21.9.6 ドリボ 2021 初日 レポ【後半】 | full of love

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ジャニゴト・ツレヅレゴト。

ドリボ2021初日レポ後半。前半レポ→

 

 
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DREAM BOYS 2021

2021年9月6日(月) 開演17時30分~ 帝国劇場

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[エターナル・プロデューサー]ジャニー喜多川

[演出]堂本光一

 

[主演]菊池風磨

[Champ]田中樹

 

[出演]7 MEN 侍(中村嶺亜 菅田琳寧 本高克樹 佐々木大光 今野大輝 矢花黎)

ヴァサイェガ渉 川崎皇輝 北川拓実 織山尚大 黒田光輝

元木湧 安嶋秀生 内村颯太 深田竜生 檜山光成 平塚翔馬 青木滉平 豊田陸人(少年忍者)

 

マダム・エマ役=鳳蘭

マリア役=紫吹淳

 

[Scene11夜の街の中] WANTED/THE WALL

例年通りならフウマが「何もかも引き受けてやろうじゃねぇか!」と赤布を掴みオケピに落ちて一幕終了。

前回からは赤布が舞台上を隠し、フウマがオケピへ落ちて赤布は掴まれずにすぐに回収。

幕間がないので残念ながら「Sad Song」はカット。

 

赤布が回収されると「WANTED」が流れて来て青ジャケット姿でフウマを探してる侍4人。

ヘリのプロペラ音とサイレンが鳴る中「警察に捕まる前にフウマを見つける」と息巻く侍。

ヤバナ「俺達の手で見つけないと気持ちが収まらねぇ!」

タイコウ「当たり前だろ!…もっとよく探すぞ。」

ワンフレーズ歌いながら侍は上手へ。同時に警察に追われて上手から下手に逃げるフウマ。

 

「キーン!」という音と共に上手にジュリ。浮かび上がっているような淡い照明でボクシングガウン姿。

「フウマは俺の顔面は狙わずにずっとボディだけを打ってきた」とモノローグ。

ボクサーとしての血が蘇り、最後にカウンターを顔面に入れてしまうまではボディしか打ってこなかった。

ジュリ「あいつは何をそこまで抱えてるんだ…。」

 

今度は下手から忍者4人が登場して「早くフウマを見つけないと!」と話しながら「WANTED」を歌う。

ナオ「チャンプの連中に見つかったら何されるか分かんねぇぞ!」

ワタル「なぁ、本当にフウマが刺したのかな?」

ナオ「そんなわけないだろ!頼むフウマ、逃げ切ってくれ!」

 

下手からエマさん、上手にマリアさんが登場。

エマ「ごめんなさいフウマ。あなたをこんな目に合わせたのは私。あなたを救えるのは私しかいない。」

マリア「マスコミは毎日フウマのことを書き立てる。立派なダーディーヒーローになった。」

あとはフウマを探し出し人前に晒すだけ。と笑うマリアさん。

 

パトランプの様な赤いライトの下で侍と忍者4人が「WANTED」を歌ってはけるとフウマが壁フライング。

パネルにパトランプが映り「容疑者は南西方向にナイフを持ち逃走中…」という無線の声。

途中で一度下りて「俺が捕まったらコウキはどうなる…」とフウマのモノローグ。

フウマ「俺が沈黙することで救われる人間がいる。今の俺は逃げ続けるしかないんだ。」

個人的にはポーンとジャンプするところとか軽さがあって風磨の壁フライングは上手いと思った。

着地のときに一瞬ふらついて片膝ついたときはドキッとしたけど。

 

[Scene12 テレビ局] DREAM BOY(デビューVer.)

壁フライングのパネルが左右に開くと下手からマリアさんと忍者4人。

オレンジ衣装は元々忍者で着てるのかな?

ナポレンジャケットで腰に黒シフォンと白黒ストライプの布がついてて可愛かった。

 

タクミは「生放送、緊張するな!」と喜び、クロダは「全部マリアさんのおかげです!」とお礼。

そんなクロダにワタルは「お前、前と言ってることが変わりすぎじゃね?」と呆れる。

「ついにここまで来たのね!」と喜ぶマリアさんにエマさんとの関係を聞くナオ。

エマさんが現役のときに付き人をしていたマリアさん。でも色々ありそれぞれの道を進むことにした、と。

マリア「…エマさんになにか言われたの?」

ナオ「いいえ!別に…。」

 

スタッフから本番1分前の合図がかかりスタンバイを始める4人。

マリア「病院にいるコウキの分まで頑張って今日の生放送を成功させないと。」

「今週の注目曲、DREAM BOY」と紹介され、歌い始める前にナオがメッセージを伝える。

ナオ「今から歌う曲は5人で歌う曲です。病院にいるコウキが戻るのを信じて、コウキの為に歌います。」

 

歌い出しは北川「ねぇきっと僕たちは気付かないだけ♪」→黒田「今もこの星は廻り続けている♪」

→織山「振り向く必要は♪」→ヴァサ「ないさ 明日を目指して進めばいい♪」…かな?

鉄骨セットの両脇にあるスクリーンには歌っている姿が映し出される。

Aメロからの歌割りは黒田→織山→ヴァサ→北川?今度確かめてきます(^_^;)

 

サビで忍者4人が立ってる盆が回転するとコウキの病室セットが奈落から現れる。4人は盆の裏側へ。

チェックのパジャマ姿でベッドの上に寝たまま、4人が歌う生放送をテレビで見ているコウキ。

ベッドの上には4人が着ているオレンジ衣装。この演出はお初?思わずこきたんんんってなったわw

コウキ「俺もみんなと歌いたい。みんなは戻ることを信じて待ってくれているけど無理なんだよ…。

兄貴も俺のために逃げ続けている。兄貴…もういいんだ。もうやめてくれ!」

 

ベッドからコウキが落ち、床に突っ伏して胸の内を叫ぶ。

コウキ「全部俺のせいなんだ!どうせ俺は長くは生きられない。みんなが俺のため俺のためって!」

「もうやめてくれ…もうやめてくれよ!」と泣き叫ぶコウキ。

大サビ前に再び盆が正面を向いて4人のパートに。

「一歩先で倒れることを選ぶ♪」で人差し指を伸ばして腕を上へ。

 

下手にエマさんとマリアさんが登場

マリアさんに「フウマのグローブに鉛が入っていたのは確かなの?」と聞くエマさん。

自分で鉛の板を入れたのにマリアさんは「ええ。信じられなかったんですけど」と答える。

マリア「フウマのパンチでチャンプが倒れるなんて、もしかしたら何か仕掛けがあるんじゃないかと…。」

マリアさんの言葉を遮る様に「フウマはそんな子じゃないわ」とエマさんが言い切る。

エマ「小さな頃から正義感の強い子だったんだから。」

マリア「…フウマの小さい頃をご存知なんですか?」

 

ふたりの元に「おつかれさまです」とジャケットを脱いでやって来る忍者4人。ナオだけ立ち止まる。

チャンプの意識が戻ったのかエマさんが聞くも、ナオの口から出た言葉は「まだ、なんとも言えません」

でもレイアは幸い致命傷になる傷ではなかった。

エマ「あとはコウキとフウマ…」

エマさんに「理由は分からないけどフウマは何億ものお金を欲しがっていた」と伝えるマリアさん。

マリア「私、悪い予感がするんです。」

 

「何のためか知らないの?」とエマさんに聞かれたナオは「考えられるのはコウキの病気…」と答える。

コウキの病気が重症と気付いたエマさんはマリアさんにこの件から手を引く様に伝え、ナオと病院へ。

ひとり残ったマリアさんは「…そろそろ仕上げにかからないと…」とつぶやく。

 

[Scene13A 病院の前] Make You Wonder VS Walking To The End

左右から侍が登場し「チャンプの意識が戻らない!」と叫ぶ。

さらにレイアも入院中だし、フウマはボクシングをやる資格がない!と怒る侍たち。

タイコウ「とにかくあいつは必ずここに来る!コウキが入院してるからな。」

ヤバナ「チャンプ、頑張ってくれればいいけど…」

不安になるヤバナに怒鳴るタイコウ。

タイコウ「チャンプがこんなことでやられるはずがないだろ!」

 

タイショウ→レイアになったので今までレイアが言ってたセリフはほぼタイコウ。

今回もヤバナの「…チャンプ、頑張ってくれればいいけど…」があった(大好きw)

 

「Walking To The End」を歌い始めた侍は上昇したせりの上。

階段を下りると下手から赤衣装の忍者4人。せりの後方には黒アウター・インナー白Tの8忍者。

忍者4人が「Make You Wonder」のAメロを歌い、チャンプチームと始まる言い争い。

「何しに来た!」「フウマをどこに隠した!」と侍たちに怒鳴られ「俺たちも探してるんだ!」と答える4人。

タクミ「フウマはあんなことする奴じゃない!」

「鉛の板が入っていたのは事実だ」と反論されると忍者4人はせりの上に移動。

 

ナオ「色々なことが一気に起こるなんておかしいと思わないか!?」

しかし「フウマはグローブに鉛を入れてレイアを刺したんだ!」と侍たちは聞く耳を持たない。

タイコウは「挙げ句フウマは逃げ回ってる。こんなことが許される訳ねぇだろ!」と激高。

サビはせりの上に忍者、下に侍と8忍者で「Make You Wonder」「Walking To The End」を交互に歌う。 

 

「よく考えてくれ!全部フウマがやったのか!もしフウマも被害者だとしたら?」と侍たちを説得するナオ。

ナオ「今は争うべきじゃない。チャンプとフウマを助けるには真実を知ることだ。」

ヤバナ「どうしろっていうんだよ?」

レイアの意識が戻るまでフウマを探し、良いニュースをチャンプとコウキに届けよう。とナオは提案。

ヤバナ「分かった。」

ナオ「タイコウ、お前はどうなんだ?」

 

ナオの説得によって提案を受け入れ「どうするんだ?」と聞くタイコウ。

「今回の騒動はコウキの病気が関係してる気がする」と言うナオ。

ナオ「まずは先生に話を聞いてみよう。お前らはフウマを探し続けてくれ。」

 

[Scene13B チャンプの病室] THE DREAM BOYS

盆が回転すると病室のベッドに酸素マスクをつけて寝ているジュリ。

傍らにいるパジャマの上にパーカー姿のコウキがジュリを見ながら「THE DREAM BOYS」を歌い出す。

上手にはパジャマにジムの黒パーカーを着たレイアが登場しピンスポの下で歌う。

さらにBメロから摩天楼の夜景紗幕奥の大せり上にフウマが登場してサビは3人。

サビで立ち上がり、歌いながらジュリの体をさするコウキの演出がリアルでよかった。

 

天井から白いドレープカーテンが降下してベッドに眠るジュリとコウキのみに。

ジュリは「フウマ…?コウキか」とつぶやきながら目を覚まし酸素マスクを外す。

意識が戻ったジュリに「気がついたんだね。よかった…!」と安堵し5日間眠っていたことを伝えるコウキ。

 

ジュリは自分が眠っていたその日数に驚き、次にコウキが病室にいる理由を尋ねる。

実は自分も入院していることと「俺、とんでもないことをしちゃったんだ」と事故のことをジュリに告白。

コウキ「兄貴とレイアが揉み合いになって、ナイフを持ってたレイアを止めようとして…。」

ふたりの間に入り、気付いたらレイアのお腹にナイフが…。と泣くコウキ。

コウキ「そしたら兄貴がナイフを取り上げて、お前は何も言うなって…。」

 

「ごめんなさい」と謝るコウキにジュリはレイアの容体を尋ねる。

レイアもこの病院に入院していることを伝えると「お前は大丈夫なのか?」と優しく聞くジュリ。

しかし「僕はもういいんだ。もう無理みたい」とコウキは投げやりに。

ジュリ「無理って何が?」

コウキ「移植する心臓が無いらしい。だからもういいんだ。」

「移植」という言葉で「フウマの奴…そういうことだったのか」とジュリは全てを悟る。

 

座るように言われベッド脇の椅子に座ったコウキにジュリが話し始める。

ジュリ「大切なことは諦めないことだ。絶対に諦めちゃダメだ。チャンピオンになりたいんだろ?」

しかしコウキは「僕の夢は夢のままで終わるんだ」と弱音を吐く。

ジュリ「夢はひとりでは叶えられない。お前にはお前の夢を叶えてあげたいと思ってる奴がいるだろ?」

フウマがボクシングをやめたのも本当の弟みたいなコウキのためなんじゃないか?と言うジュリ。

ジュリ「最高な兄貴じゃないか。あいつとは対立ばかりだったけど羨ましかったんだろうな…。」

 

「俺もお前みたいな弟が欲しかった」と微笑み、ジュリは枕元にあるグローブを取るようにコウキに頼む。

「やるよ」と言いながらコウキに渡したそのグローブはチャンピオンになったときに使っていた物。

コウキは「こんな大事な物…」と遠慮するも、ジュリは「いいから」とグローブを譲る。

上手にはふたりの会話を聞いているレイア。

「またボクシング教えてくれるかな?」と聞くコウキにジュリは「もちろん」と答える。

 

グローブを胸に抱えて出ていくコウキに背を向け隠れていたレイアが病室に。

チャンプの意識が戻ったことを喜ぶレイア。

ジュリ「コウキから聞いたぞ。コウキがお前を刺して、それをフウマがかばって逃げ続けることを。」

「だからナイフなんて持ち歩くなって言っただろう」とジュリに言われ「すみませんでした」と謝るレイア。

 

ジュリ「あいつは全てを引き受けて逃げている。そういう奴なんだ。」

レイアはジュリに病院の先生から聞いたコウキの病状を伝える。

フウマが多くを語らなかった理由はコウキに移植する心臓を探していたから。と。

レイア「映画でその費用を手に入れたかったらしい。」

「ああ…」と答えるジュリに「だからってグローブに鉛の板を入れるなんて!」とレイアは声を荒げる。

 

「鉛の板」と言う言葉に、試合からずっと意識を失っていたジュリが「鉛の板?」と驚く。

そのことでフウマが犯罪者扱いされ警察から逃亡していることを伝えるレイア。

ジュリ「鉛の板なんて入っていなかった!実際に戦った俺には分かる!」

再び頭痛に襲われながらも、試合中にフウマがボディしか打ってこなかったことを話す。

ジュリ「それでも俺は負けた。俺はあいつに一度も勝てないままだ。8年前も突然俺の前から消えた。」

 

フウマに勝つことだけを目標にしていたジュリ。8年が経ちやっと再戦が実現。

すれ違いの中でボロボロになっても本当の気持ちを隠してやって来たとレイアに打ち明ける。

ジュリ「俺の中であいつと歩んだ日々は生きている。絆が変わることはない。あいつを信じている。」

レイア「じゃあ、なんでこんなことに…。」

 

「今度は俺たちがフウマのために…とにかくフウマを探せ」と指示し、レイアは上手にはける。

ひとり残ったジュリは苦しそうに顔を歪め「何もかもひとりで抱え込みやがって」とつぶやく。

ジュリ「勝て。勝つんだフウマ。負けるなよ。」

 

フウマとふたりで作った曲「THE DREAM BOYS」をアカペラで歌うジュリ。

歌声は徐々に途切れ始め、意識を失ったジュリは目を閉じる。

「チャンプの苦悩シーン」のナースたちが登場し手をかざすと天井から落下して床に突き刺ささる白い花。

ジュリはベッドごとJAEさん演じる医者たちによって舞台後方へ。

 

[Scene13C 病院の前] Fight All Night

退院したレイアがタイコウ・ヤバナ・コンノ・ナオ・ワタルの元に行き真実を伝える。

ちなみにここはいつもの「Fight All Night」のインストバック。

レイア「みんな!俺を刺したのはフウマじゃない!俺が引き起こした事故だったんだ!」

じゃあ何故フウマが逃げているのか聞かれ「フウマはみんなをかばって逃げている」と答える。

 

レイア「それにチャンプが言ってたんだ。グローブに鉛なんて入ってなかったって!」

誰が仕組んだことなのか話している中で、鉛の板を見つけたのはマリアさんだったことを思い出す。

ナオ「マリアさんが強引にフウマを映画の主役にしなければこんなことにならなかった。」

本当にマリアさんが黒幕なのかは分からないけれど、エマさんと過去に何かあったらしいと伝えるナオ。

 

「とにかくマリアさんとエマさんのところに行こう!」と走り出す6人。

後ろでは警察から逃げるフウマと、フウマを探しているエマさん。

 

[Scene14 街の路地裏] Get It!

パトカーのサイレン音が遠くに遠ざかる中走り込んで来るフウマ。

フウマが幼い頃に母親に冷たくされていた記憶が声のみで流れる。

序盤では出ていなかったいつもの親子のシルエットが出て「ママ~」と甘える子供頃のフウマの声。

 

下手にあるベンチに座ると上手からエマさんが登場し「フウマ!」と声を掛ける。

フウマ「エマさん…。」

エマ「ごめんなさい。あなたに本当のことを言う勇気がなかったの。」

「取り返しのつかないことになってしまった」と膝をつき喋り始めるエマさんに戸惑うフウマ。

エマ「私は夫と子供を捨て仕事に夢中だった。主人が亡くなった時もステージで歌っていた…。」

自分で選んだ道だったけど苦しんでいるフウマを見て己の間違いに気付いたと告白。

 

フウマ「あんた何言ってんだよ?…まさか。」

エマ「そう。私はあなたの母親なの!」

真実を知ったフウマは「今さらそんなこと言われても…!」とぐちゃぐちゃになった感情を吐露。

フウマ「無視されて施設に入れられて!今さら母親みたいな顔されても遅いんだよ!」

 

エマさんが謝罪しているところを後ろで見ていたマリアさんが「探しました。エマさん」と話しかける。

マリア「フウマ、みんな探していたのよ。ケガはない?」

そこに下手からナオ・ワタル・コンノ・レイアが走り込んで来てマリアさんに真実を問い質す。

ナオ「マリアさん、もうやめようよ。」

ワタル「マリアさん、あんた何を企んでるんだ。」

チャンプが鉛の板は入っていなかったと断言したことをマリアさんに伝えるレイア。

レイア「どうしてそんな芝居してまでフウマを追い込むんだよ!」

 

「ずっとこの機会を待っていた」とマリアさんが告白し始めると「Get It!」のイントロが流れてくる。

「あなたに人生を壊された私の復讐!」と言うマリアさんの言葉に「復讐?」と驚くフウマ。

歌い出しからエマバックとマリアバックに分かれたいつもの女性アンサンブルさんたちが登場。

イントロでタイコウとヤバナもINして踊る。

 

フウマは舞台後方の大せりに移動してせり上がり。

アンサブルにJr.が囲まれるときは下手にワタル・ナオ・ヤバナ、上手にレイア・タイコウ・コンノ。

間奏はフウマとJr.6人→マリアさん→エマさんがそれぞれダンス。

2コーラス目はフウマがマリアさんとエマさんに向かって責めるように歌う。

マリアさんに「もういいだろう 仲間ぶって罠にはめないでくれ♪」

エマさんには「運命だと認めても 憎しみでは生きれない♪」サビはエマさん・マリアさん・フウマの3人。

 

前回までは曲が終わり「もうやめてくれ!」と叫ぶところをコーダの間に「やめてくれ!」とフウマが叫ぶ。

メロディにかぶるように「もうやめろ!やめてくれ!」とフウマが叫んで曲が終了。

 

フウマに「何でこんなことするんだよ!」と言われ、復讐のきっかけを告白し始めるマリアさん。

マリアさんがエマさんの付き人をやっていた時にエマさんには心臓の病気に倒れた夫がいた。

家庭よりも仕事を選んだエマさんのかわりにエマさんの夫の看病をしていたマリアさん。

マリア「ひとり苦しむあの人を置いてどうして笑顔でステージに立つことが出来るの!?」

 

そのうちエマさんの夫とマリアさんの間に子供が出来たけれど、エマさんの夫は亡くなった。

付き人をクビにされて子供を育てる余裕がなくなり、子供を施設に預けたマリアさん。

エマさんが付き人をクビにした理由は「自分の夫と浮気して子供まで作った」から。

子供を育てる余裕がなくなったマリアさんはコウキを施設に。

しかし施設はその後火事になり「私の子供は死んだわ!もう復讐しかないの!」と泣くマリアさん。

 

亡くなったエマさんの夫と自分の息子のための復讐にマダムの息子のフウマを利用した。

マリア「亡くなった彼と息子の苦しみを解き放してあげたかった!」

エマ「…なんてことを…。」

その話を聞いていたフウマが「その火事って…17年のことか?」とマリアさんに聞く。

フウマ「マリアさん、死んでしまったと思ってる子は俺が火事から助け出した子じゃないか?コウキ…。」

マリア「コウキが…?」

真実を知って泣き崩れるマリアさん。

 

レイアたちは「フウマ、俺達はお前のことずっと誤解していた。すまなかった!」と謝罪。

その時、下手からタクミ・クロダ・モトダカが登場しコウキの容体がよくないことを伝える。

容体悪化に驚いてるとフウマを見つける警察。フウマに逃げるようエマさんが促すと警察が発砲。

エマさんはかすり傷を負いながらもフウマを庇い「早く行きなさい!」と叫ぶ。

そんなエマさんの肩を抱きながら「母さん…!」と声を掛けるフウマ。

 

意を決したフウマはレイアたちにコウキの元へ行くように頼む。

レイア「でもフウマ!」

フウマ「行け!」

侍と忍者はコウキのところへ走り、フウマも走り出す。


自分の子供を守る為に身を投げ出したエマさんの姿を見てマリアさんは改心。
マリア「私、何も知らずにエマさんとフウマを苦しめていた!フウマは私の息子の恩人なのに!」

無意味な復讐心によってみんなの人生を狂わせたことに気付く。

エマ「私にあなたを非難する権利なんてない。私たち、ふたりとも母親失格ね…。」

「さぁ早くコウキのところへ。フウマは大丈夫」とエマさんがマリアさんに声を掛けてふたりがはける。

 

[Scene15 落下]

サイレンが鳴り響く中、下手からフウマが登場し下手サイドへ移動。

「動くな!」と警察に威嚇発砲されながら「頼む!人の命がかかってるんだよ!」と叫ぶ。

逃げ切れなくなったときに聞こえてくる「フウマ、こっちに来い」というジュリの声。

 

一度はけて舞台下手サイドに組まれたセット最上部に逃げ込むフウマ。

「早まるな!」と警察に止められた瞬間に再びジュリの声で「大丈夫だフウマ。俺が必ず受け止める」

ジュリの言葉を信じてフウマ(もちろんダミーのJAEさん)はオケピに落下。

 

[Scene16 天国] THE DREAM BOYS

紗幕が上がるとお城のセットが追加された螺旋階段の上に白いシャツ姿のジュリ。

下には光るボールを手にしてるアンサンブルともくもくと舞台を覆うスモーク。

ジュリが螺旋階段を途中まで下りると寝ているフウマが奈落からせり上がる。

 

「フウマ」とジュリに声を掛けられて目覚めたフウマは「ジュリ、ここは?」と驚く。

ジュリ「あの門をくぐると死者の世界。永遠に帰って来ることが出来なくなる。」

「俺はもうすぐあの門をくぐらないといけない」と言うジュリ。

ちなみにフウマはずっと客席側を向いたままでジュリの姿は見えていない。

 

「コウキの心臓を探してるんだろ?」とフウマに聞くジュリ。

フウマ「ああ。あいつの心臓を見つけるまで俺は死ねないんだ!」

ジュリ「俺の心臓を使ってくれ。俺の心臓はまだ生きている。」

心拍音が聞こえ、未来のチャンピオンのためにこの心臓を使ってくれ。と言うジュリの言葉に驚くフウマ。

フウマ「ジュリ…」

ジュリ「色んな事情でこんなことになったけど、これでまた新しい絆が生まれる。」

 

「でも、ジュリ…!」と戸惑うフウマにジュリは「試合の時はリングに立てる体じゃなかった」と話す。

そんな状況でもジュリはボクサー人生の最後に戦う相手はフウマだと決めていた。

ジュリの頭蓋骨が危険なことを知っていたのにカウンターを顔面に入れてしまった、と謝るフウマ。

フウマ「絶対にやっちゃいけないって分かっていたのに!あの一撃がお前の命を…!」

ジュリ「フウマ。分かってる。それでいいんだ。」

8年前の試合もジュリの頭蓋骨の兆候を知ってフウマがわざとリングを下りたことを分かっていた。

でも「その方が残酷なんだよ。俺にとっては」と微笑むジュリ。

 

ジュリ「俺はもう一度お前と戦ってお前のファイトが見たかったんだ!

お前との戦いでリングの上で人生が終わるならボクサーとして本望だ。」

「フウマ。戦ってくれてありがとう。感謝している」と言い「THE DREAM BOYS」を歌い出すジュリ。

ずっと正面を向いていたフウマが振り向きキョロキョロとジュリの姿を探す。

 

階段から舞台に下りたジュリを見つけ手を伸ばすフウマ。しかしジュリはすり抜けるように通過。

その状況に改めてジュリが死んでいることを知りフウマは呆然と自分の手を見る。

Bメロの「心ひとつ歩き出す♪」でジュリがフウマの方を向き、目を見開くフウマ。

近付くジュリが手を差し出し、両手でぎゅっと掴みながらフウマは歌う。

 

手を離してジュリが階段に戻ってからも手を握ったままの状態で立ち尽くすフウマ。

ジュリ「おれはコウキの中で生き続ける。元気になったコウキを見たら俺のことを思い出してくれ。

いい仲間と過ごした人生、最高だった!」

「ジュリ!」と叫んでフウマが追いかけるも天国への扉は閉ざされる。

 

[Scene17 エンディング] Next Dream(フィナーレVer.)

扉の前で後ろを向き立ち尽くすフウマのもとへやって来るエマさん、マリアさん、侍&忍者。

「コウキの手術、成功したよ」と後ろを向いたままフウマが報告すると泣き崩れるアリアさん。

みんなの方へ振り向き「ジュリがコウキを助けてくれたんだ」と報告するフウマ。

フウマ「ジュリは天国にいるけど、コウキの中で、俺たちの中で生き続けるんだ!思い出と生きよう。」

 

復讐は何も生まないけどマリアさんはコウキのために生きてきた。

新たな未来を作ろうとフウマのために生きてきたエマさんに「母さん、ありがとう」と感謝を伝えるフウマ。

「みんな誰かのために生きている!だから絆が生まれるんだ!」とフウマが叫ぶ。

フウマ「出会いと別れを繰り返し、躓いたその時よりも素晴らしい場面を作り出すために。

…やがてくる明日を信じて。」

 

ピンスポの下で「Next Dream」を歌い始めるフウマ。

「過ちばかり 繰り返してた♪」の「繰り返してた」はセリフの様に喋り「共に歩んだ♪」で後ろを振り返る。

ガクッと頭を落とし泣くレイアの背中をポンポンと叩き慰めるタイコウ。同時に左右から8忍者もIN。

 

転調すると後ろの紗幕が上がり、螺旋階段セットの上部にジュリ。

ジュリ「フウマ。約束を守ってくれてありがとう。」

舞台の上手サイドからはコウキ。

ジュリ「コウキ、お前がチャンピオンになる日を楽しみにしてるからな!」

その言葉にコウキは笑顔で頷き、マリアさんに駆け寄ってふたりはハグ。

 

Aメロは風磨→皇輝くん→嶺亜の順で歌い、Bメロが風磨と鳳さん→皇輝くんと紫吹さん。

いつもの様に風磨と樹が「絆」を歌い、他の人がネクドリ。

間奏で階段から舞台センターに下りた樹にフルキャストが後ろを向き手を伸ばす。

風磨たちは一旦はけて樹・女性アンサンブル・Gロケ・JAEさんのみになってから樹も上手にはける。

女性アンサンブル→Gロケ2名→JAEの順で曲に合わせて一礼。

 

次に白スーツにお着替えした忍者全員が登場して一礼。

侍は下手から大光・矢花、上手から嶺亜・本髙・今野が登場して一礼。

真っ白な美しいドレスにお着替えした紫吹さんと鳳さんが登場するとお二人に拍手喝采な出演者たち。

2019年からここで声を出すようになったけど、舞台上に多幸感溢れているので見ていて楽しい。

立ち位置は下手側に豊田・平塚・矢花・黒田・内村・大光とか。

センター付近に嶺亜と皇輝・織山で、上手側は元木・今野・檜山とか。次はちゃんとメモってくるw

 

最後は下手から風磨、上手から樹がオープニング衣装で登場し、手を握り合ってお互いを引き寄せる。

後ろのスクリーンには彗星が流れるような映像。

順番に一礼して「君を待つのは♪」と樹が歌い出し「心が揺れても今は振り向かない♪」を風磨が歌う。

コーダで風磨と樹・鳳さんと紫吹さんがネクドリ、他の人がTHE DREAM BOYSを重ねて歌う演出が追加。

 

三方礼をしてから前回から追加になったコーダで「Oh~Oh~♪」と全員で歌う壮大な部分。

このタイミングでフルキャストが舞台前方へ移動し、転調すると後方へ戻る。

大きな拍手と共にスタオベで感動を伝える客席。

 

風磨あいさつ

「本日はありがとうございました。この状況下で無事に初日を迎えられたことを嬉しく思います。

同期であり相棒である樹と帝国劇場というステージの真ん中に立っていることを誇らしく思います。

皆さん、ここまで連れてきてくれてありがとうございました。」

 

樹あいさつ

「本日はありがとうございました。風磨の言葉に感動はしたんですけど予定より彼は長く喋りましたw

なので僕の喋る尺が短くなってしまったので業務連絡します。この後は規制退場です。

皆さんが協力してくれることによって最後まで31公演走り切ることが出来ます。

僕たちはもちろん、皆さんの協力・応援も必要になりますので最後までよろしくお願いします。」

 

拍手の中、幕が下がるとゲネの映像が映し出される。

最後に「演出 堂本光一」の文字と「Eternal Producer JOHNNY H. KITAGAWA」の文字。

ここにはいないふたりにも大きな拍手を贈るお客さんたち。

 

これで終わりかと思った瞬間、ステージに浮かび上がる緑レーザーのリング。

そのリングの中に白キラキラ衣装で並んで立つフウマとジュリ。

すぐにバン!と暗転しスクリーンに「DREAM BOYS」の文字。前回と同じかっこいい演出!

 

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2回目の観劇前にレポ書き終わった!まぁ、ほぼ、去年のレポに追記訂正なので名前間違えてそうw

改めてふまじゅりドリボを観ることが出来て本当に良かった!

今回はひとりも(理由が何であれw)かけることなく最後まで上演できますように。