第6場:LAのリハーサルスタジオ
悲しき雨音
ボーカルレッスンのためスタジオにやって来た4人。
去年のピアノ演奏は如恵留だったけど今年はもちろん石垣くん。ピアノの横には白Tシャツの上にダンガリーシャツ、サングラスに口ひげのとっつーが。
郁人「あのおじさんもレッスンかな?」
塚田「なんか怪しい人だね。」
4人の姿を見つけ「僕は怪しい男じゃありませんよ」と微笑むとっつー。毎度のことながらとっっても怪しいw
ピアノに合わせてとっつーが「悲しき雨音」をワンフレーズ歌い「歌えるかな?」と4人を誘う。「アドリブでいいなら」とスタジオにあったハットを使い、踊りながら完璧に歌いきる4人。
戸塚「明日のボーカルレッスンはここに来るといい。ジャニーズ、明日また会うのを楽しみにしてるよ。」
とっつーは4人にグループ名を聞き、住所が書かれた名刺を渡して立ち去る。
橋本「…なんだアレ。」
郁人「どこにでもちょっと変わった人っているんだね。」
日本で「悲しき雨音」を練習しておいてよかったね!と盛り上がる中、石垣くんに質問するはっしー。
橋本「先生、今の人は誰なんですか?」
石垣「彼の言うことは聞いておいた方がいいよ。」
第7場:デヴォーゾンの豪邸
召使い JAZZ
THAT'S WHEN IT HAPPENS
NOTHING SACRED
Never My Love
Everywhere
大好きな執事のダンスシーンが今年も残って嬉しい♪ピアノの曲に合わせてタキシード+白手袋で「召使い JAZZ」を踊るMADEとJr.6人の計10人。
はっしーは上手でピンスポの下、新しく追加されたセリフを。
橋本「あのごく普通な人が僕たちの運命を変えるとは思っていませんでした。不安な思いで僕たちは翌日彼の家を訪ねたのです。」
立派な屋敷を目にして「やっぱり怪しいからやめよう」と門の前で揉める中、はっしーがベルを鳴らす。「なにやってんだよ!」と3人が焦っていると下手にタキシード姿の織山と湧くんが登場。
はっしーが「昨日、言われたから来ました」と伝えると「旦那様から伺っております」と答える織山。
五関「旦那様ってすごい方なんですか?」
織山「ええ。立派な方です。」
門が開けられると例年通り「すみませーん!下駄箱どこですか!?」と聞く塚ちゃん。
湧「靴は脱がなくていいですよ。ここはアメリカです。」
「それにそこは玄関ではありませんから!」と声を揃える織山&湧。湧くんがセリフに続いて「ワハハハw」と笑うと「…変な笑い方。まだまだだな」と厳しい郁人w
中へと進むと上手にタキシードの上にフリフリ白エプロン、頭の上には白ブリムのMADE。大河の腕にはくるくるとまとめられたこのシーンでお馴染みのブルーホース。
湧「左手に当家の使用人がおります。彼らの名前はMADE!」
郁人「この人たちは何かできるんですか?」
織山「階段を使った素晴らしい芸ができます!」
MADEがスタンバイすると「もしかしてステップ踏みながら階段上るとか!?」と郁人がネタバレを叫ぶwカウントを取り4人同時にキレイなステップを踏んで階段セットを上り下りするMADE。
郁人「やっぱり!w」
橋本「Tik Tokよりも先だね。」
大河「…先に(何をするのか)言うのはやめてもらえますか?w」
次に下手の階段セットに黒の忍び装束姿で忍者5人が登場。(今年は番犬ドーベルマンがない!)
織山「当家を守る忍びたちでございます。名前は少年忍者!」
拍子木の音で5starポーズをしつつ「ニンニン!」と声を揃える5人。
郁人「こんにちは。アメリカなのに忍者なんだね?w」
ひとりずつ順番に「ハッ!」と掛け声をしながらジャンプして下手袖にはける忍者。
郁人「…いまの流れだと一番最後の人は違うことやらないとダメ。」
五関「そこはいいだろw」
郁人「欽ちゃんに怒られちゃうw」
塚田「それ、裏で言って。」
屋敷の中に入ってきた4人は執事から「バリーデヴォーゾン」という当主の名前を聞く。
橋本「バリーデヴォーゾンって、あのカスケーズの悲しき雨音を作ったプロデューサー?」
郁人「だから昨日急に、悲しき雨音を歌えって言ったのか!」
織山「即興であそこまで聴かせてくれるなんて。と驚いておりました。」
この「聴かせてくれるなんて」を織山が噛みまくってたので郁人がついつい笑っちゃうw
「実は日本でも悲しき雨音を歌ったことがあったんです」と塚ちゃんがふたりに謝る。
湧「気にすることはありません。あなた方はエンターテイナーとして最高だったと申しておりました。」
ここも「最高だったと…」辺りで口ひげが取れそうになりセリフを言いながら笑っちゃう湧くんwふたりともお疲れなのか?(^_^;)
バリーデヴォーゾンが用意した曲を紹介され歌い始める4人。1曲目は「THAT'S WHEN IT HAPPENS」
タキシード姿の執事10人(MADE+Jr.6人)が登場していつもみたいにかかとをピョコピョコ上げ下げ。
次の「NOTHING SACRED」も階段ではっしーがギター弾いたり、郁人がドラム叩いたりいつもと一緒。はっしーの前には拓音と誠治くん、五関くんには湧くんと稲葉と申樹。歌い出し前に織山が「カモン!ロックンロール!」と叫んでたなぁ。
今年はここで「旦那様がお帰りになったぞ!」と下手からバリーデヴォーゾン(とっつー)が登場。元気よく「ただいま!」と声を掛け、執事たちは一斉に「おかえりなさいませ!」とあいさつ。
塚田「昨日はどうも!」
戸塚「ジャニーズ…!また会えたね。」
とっつーの「みんなちょっと外してくれ。」という指示で「かしこまりました!」とはける執事たち。
5人だけになると「たった今、君たちの為の曲が出来たよ」と4人に楽譜を渡すとっつー。
「これは名曲になるぞ。さっそくやってみよう」と言われ「Never My Love」を歌い始める。下手階段上に塚ちゃん、下にはっしー、上手階段上に郁人、下に五関くん。とっつーは階段の間。
塚田「すごくいい曲ですね!なんて曲ですか?」
戸塚「Never My Love。恋人に、僕が愛しているのは君だけだよ。って語りかけるラブソング。」
「この曲が大好きです!」と自分たちにレコーディングさせてもらうため興奮気味にはっしーが頼む。
戸塚「もちろん。準備が整ったらすぐにレコーディングしよう。今日は自由な時間を過ごすといいよ。」
アソシエイションという若手バンドのリハーサルのためにはけるとっつー。
アメリカでレコーディングが出来ることを喜ぶ4人。
郁人「よっしゃー!レコーディングだってよ!」
塚田「アメリカに来てよかった!日本では叶えられないことが現実になる!」
橋本「夢と自由の国、アメリカか。」
後ろのスクリーンにはアメリカでの生活風景が白黒の写真で映し出される。
毎日英語学校に通って午後は日本では受けられないカールトンのダンスレッスン。移動用には日本じゃなかなか手に入らない車種のマーキュリー。
塚田「やっぱりカールトンよりマーキュリーだなぁ。」
五関「いや、マーキュリーよりカールトンだろ。」
郁人「人(カールトン)と車(マーキュリー)だよ?w」
「そんなことより!」とはっしーが言い合う五関くんと塚ちゃんを制止。
橋本「今回のレコーディングはすごいことなんだ。全米デューのチャンスを俺たちは手にした。運命が大きく動き始めたんだよ。」
そこに織山・湧くん・忍者が「いたいた~!」と言いながら登場。織山&湧くんはカジュアルな衣装。
織山「バリーから街を案内しろと命ぜられました。」
郁人「さっきの執事さん?普段はそんな格好なんですね。」
口ひげを取りながら「実は若いんです」と言う織山に「そんな気がしてましたw」と答える郁人w
案内しようとする織山&湧に「アメリカに慣れてきたので大丈夫です」と郁人がお断り。
郁人「自分たちも休みなら好きなことしなよ。何かやりたいことあるでしょ?」
ここはアドリブで何か答えるのが正解なのかな?結局、もぞもぞと目を合わせて終了。
郁人「青チェックシャツの子(海琉くん)めちゃくちゃフランクフルト食べたがってるよ?」
「そのフランクフルトを食べたい気持ちをみんなでダンスで表現するのはどう?」と郁人が提案w
五関「難しいだろw」
「そのために中谷が曲を作ってきました!」てってことでえびがはけてダンスコーナーへ。
歌詞無しの激しい感じの曲でまずは織山がソロダンス。フィギュアのビールマンスピンみたいに足を手で持ち上げたり。次に湧くんがソロダンス。赤と白の照明で後ろのLEDパネルにはスプレーアート風の外壁映像。
その後に下手からタキシード姿のJr.6人と上手から私服風衣装のMADEが登場し「Every Where」
間奏は大河+とみけんが歌い、中せりの上にはJr.6人。大サビ前ラップは稲葉と申樹。大サビからはえび4人も登場して一緒に踊る。去年から追加されたこの曲大好き!
曲終わりに執事6人と郁人だけが残り「中谷様」と電報を渡す誠治くん。(どうやらJr.6人での日替わりらしい。去年の松倉みたいなアドリブはなくあっさり)
誠治「私、デヴォーゾン家の執事です。中谷様に日本から電報が届いてます。」
執事たちがはけると電報をひろげて読み始める郁人。
郁人「…東京からスケジュールの確認か。…え?」
第8場:レコーディング
Never My Love(オリジナルデモ原曲)
ネバマイが流れ、スクリーンには若かりし日のあおい輝彦さんたちのモノクロ写真が映る。
下手ピンスポの下にはっしー(あおい輝彦)、上手ピンスポの下にとっつー(デヴォーゾン)。ジャニーズが歌うネバマイを聴いたとっつーは拍手をしながらはっしーの元へ。
戸塚「素晴らしいよ輝彦。君の歌声は最高だ。英語の発音も完璧だ。」
ここ、例年だとはっしーととっつーだけのシーンだけど、今年は五関くんと塚ちゃんも登場。
戸塚「君たちのコーラスも最高だったよ!」
五関「楽しかったですけど、こんなにも自由にやらせてもらって大丈夫でしたか?」
心配そうに聞く五関くんに「もちろん!それが君たちの力を発揮する方法なんだから」と答えるとっつー。
塚田「こんなに信頼してもらって嬉しいです!」
戸塚「レコードが出来たらラジオ局をまわって売り込みに行かせよう!これから忙しくなるぞ!」
第9場:夢の終わり
I Remember
「今日はお疲れさま」と言いながらとっつーが上手にはけると下手から郁人が登場。
橋本「俺たち、アメリカでレコードを出すんだ!」
「全米デビューだな!夢じゃないんだな!」と喜ぶ3人と対照的に郁人の表情は暗い。
五関「なんだよお前。もっと喜べよ!」
郁人「日本から電報が来た。今すぐ日本に戻れって。ウエスタンカーニバルやTV出演が決まってる。」
橋本「なんでもっと早く言わないんだよ。じゃあ全米デューはどうするんだよ!」
「ここまで来たのに」と悔しがる3人に「でも、日本で帰りを待っているファンがいる」と言う郁人。
郁人「そのファンを裏切ることは出来ないだろう?」
五関「また戻って来れるさ!」
郁人「ああ。絶対に…必ず!」
「I Remember」のイントロが流れてくると紗幕が上がり、奥の階段セットに4人が移動。
モノローグで4人のナレーション。
橋本「全米デビューを確かにこの手で掴んだんだ。」
郁人「でも、その夢は掌からこぼれ落ちた。」
五関「だからといって、それは失敗じゃない。」
塚田「アメリカでの経験は俺たちの心のなかで生き続ける。」
橋本「忘れるわけない。これからもずっと。」
階段に下手から五関・橋本・郁人・塚田の並びで「I Remember」後ろのLEDにはアメリカの夜景映像。
Bメロ前で4人は階段を降りて舞台へ。サビから白シャツにサスペンダー姿の織山&湧+忍者。ラストはもどかしい感情を表してる様な、下からぐわっと両手をすくい上げる振り付け。
初演はデヴォーゾン家でのメドレーで、一昨年は一幕最後に歌っていた「I Remember」去年からこのシーンの最後に歌うようになって一番しっくりきてる気がする。
第10場:羽田空港
Never My Love アカペラ Ver.
上手にとっつーが登場し「1967年、ジャニーズは日本へ帰ってきました」と説明。
戸塚「再びアメリカへ行くという想いを胸にしまい、日本での活動に専念することにしました。」
飛行機が滑走路に着陸しようとしている映像。上手にはリポーター役のとみけん。
冨岡「まもなく4ヶ月のアメリカ修行からジャニーズの4人が帰国します。渡米中に日本の歌謡曲のブームにも変化があり、そこに対応出来るのかも聞いてみたいと思います。」
客席上手扉からは基・申樹・横原・大河とかが登場しA列前を通ってステージへ。
アメリカから戻って来た4人を囲む報道陣に「お土産があるんです」と話しかける郁人。自信満々で「とにかく聴いてみてください」とレコーディングしたネバマイを流す。
大河「…一体どういうことなんだ?」
稲葉「これ歌ってるの本当にジャニーズか?」
ざわつく記者たちに「これが俺たちの実力だ!」と4人は喜ぶもロビーの雰囲気は徐々に悪くなっていく。
ひとり、またひとりと帰ろうとする記者に「どこに行くんですか?」と声を掛けるはっしー。
冨岡「あなた達はどういうつもりなんですか?記者会見でレコードを流すなんて非常識です。」
「私達は事実が知りたいんです」と記者に言われレコードを流したことを謝罪。そして「アメリカでやってきたことを証明させて下さい!」とアカペラでネバマイを歌い出すが、記者は全員いなくなる。
五関「俺たち、帰ってきたんだな…。」
郁人「これでよかったのかな。」
橋本「さっきの記者の顔見たでしょ?先が思いやられる…。」
五関「4月になったらアメリカに戻れるんだから!それまで頑張ろう!」
塚田「待ってろよ!アメリカ!」
去年は「4月になったらアメリカに戻れる」ってセリフを言ったのはジャニーさん役のとっつー。4人に「そんな顔してたらダメだよ!アメリカですごいことしてきたんだから」とジャニーさんが怒る。シーンの最後も「さっそくウエスタンカーニバルに行って!モタモタしないで~~!」w
このジャニーさんのセリフが良かったんだけどな~。出てないから仕方がないんだけど。
第11場:日劇ウエスタンカーニバルのステージ
なんとなく なんとなく
太陽のあいつ
「なんとなく なんとなく」を歌う今年のスパイダースはMADEと椿・誠治・横原の7人。センターは申樹。上手に司会者役の基くんが登場し「スパイダースでした!次はジャニーズで太陽のあいつ!」と紹介。
客席下手扉から橋本・塚田、上手扉から五関・河合が登場してXC列とA列前へ。衣装はいつものピンクベロアジャケットで左右入れ替えしてからステージに移動。
楽屋に戻ると「俺たちの曲もヒットしてよかったな。」と話してるスパイダースが。
冨岡「最近デビューしたタイガースも結構人気あるらしいよ。」
ジャニーズの4人が「お疲れ様です」とあいさつすると「君たちはアメリカに行ったんだって?」と聞く大河。
橋本「ロサンゼルスでバリーデヴォーゾンに会ってレコーディングしたんです。」
レコーディングした「NOTHING SACRED」をスパイダースに聴かせるはっしー。
橋本「また春にアメリカに戻って全米デビューします。」
しかし曲が流れ始めてすぐに「へー。いい曲じゃん」と大して聴いてもないのに話しかけてくる誠治。
誠治「でもこれ本当に君たちの曲なの?」
郁人「全部で16曲録ってきました!しかも全部英語で!」
「君たちも頑張ってたんだなぁ」と郁人の肩に手を回して笑いながらポンポンと叩く横原。曲の感想も言わず「じゃあ俺たちも次の現場へ行こうぜ…」とスパイダースは出て行ってしまう。
記者の時と同じように予想していなかった反応に戸惑いながらも強がる塚ちゃんと郁人。
塚田「羨ましくて帰っちゃったのかな!」
郁人「そうかもね。」
しかし「違う。記者の人たちと一緒だ。真に受けちゃいない」と吐き捨てる様に言う五関くん。
塚田「誰がなんと言おうとアメリカから帰って来なければよかったんだ。」
アメリカでの自由な生活、何も新しいことを学べない日本での仕事中心な生活。
五関「4月までの辛抱だから!アメリカでデビューしよう!そしたらきっとみんな認めてくれるから!」
第12場:あおいの葛藤(楽屋)
Never My Love(あおい/橋本 デュエット Ver.)
Never My Love(A.B.C-Z Ver.)
上手上部でピアノを弾く石垣くんのネバマイに合わせてはっしーのモノローグ。
橋本「しかし、4月になってもアメリカに再び行くことはありませんでした」
スクリーンにあおい輝彦さんが映し出され「何を悩んでるんだ」とはっしーに語りかける。
アメリカで頑張って全米デビューの夢を掴みかけたのに、日本ではまた昔に逆戻りしてしまった4人。
橋本「アメリカでの出来事は夢物語…」
あおい「夢なんかじゃない。全て現実さ!」
橋本「じゃあどうしてこんなに辛い思いをしなくちゃいけないんだ。」
そんなはっしーにあおい輝彦さんは「決断が正しいかどうかは今は分からない」と。「でも、ジャニーズという青春は君の宝物としてずっと心に生き続ける」「君たちの蒔いた種は小さい。でも、確実に芽吹いているんだ」と語りかける。
そしてスクリーンのあおいさんと舞台の上のはっしーで歌う「Never My Love」(他3人は椅子に座っていて、はっしーが歌う姿がスクリーンに映ると3人の姿も一緒に映り込む)
曲終わりは手を広げながらあおいさんが「Forever JOHNNY'S」
3人の方に振り向いたはっしーが「みんな、一度ゼロに戻そう」と解散を提案。「同じことを考えていた」と言う郁人、「解散するのは嫌だ。もっと先に行きたい」と拒否する五関くん。
橋本「先へ行きたいから解散するんだ。」
塚田「アメリカでは挑戦の繰り返しだった。俺たちは夢を現実にした。」
この4人で出来ることは全てやり尽くした結論、と言う塚ちゃん。
郁人「これは解散じゃない。新しい道を切り拓くためにここで決着をつけるんだ。」
橋本「俺たちの手で俺たちの時代を終わらせるんだ。そしてまた新しい時代を作るんだ。」
五関くんが「バイバイ!」と手を振り、奈落へ椅子ごと降りていく4人。
下手から走り込んできたちびっ子Jr.たちがとっつーに「ねぇ、解散なんてヤダよ!」と話しかける。
「どうにかならないの?」と聞かれとっつーは「…面白いことを言うね?」と返す。
戸塚「これはもう過ぎていった時間なんだ。でも残念がることはないよ。誰も開けたことのない扉を自分たちで開けた彼らを責めることなんてできない。」
「彼らが成し遂げたことは色々な形で人々の心に残っているんだ」と言い残し上手にはけるとっつー。
ステージに残ったちびっ子Jr.が「ジャニーズのおかげで今があるんだね」とひとりずつセリフ。「僕たちが大人になる時までずっと僕たちの手で輝かせるんだ!」と言い後ろを向く。
幕が左右に開くとスクリーンには星空の映像。
ちびっ子Jr.が横並びで大きな幕を首元まで上げてスタンバイするとえび5人の声でモノローグ。
「ジャニーズがそうした様に僕たちが新しい時代を創る」「僕たちの未来と子どもたちの未来のために、受け継いだこの曲に負けないように胸を張って」
頭上まで幕を引き上げたちびっ子Jr.がオープニングのタキシード姿のえびと早替え。
橋本「さぁ、未来の扉を開けよう。」
キラキラ加工されたメンバーカラーのスタンドマイクで「Never My Love」を歌うえび。間奏で後ろの幕が全開して大サビから白スーツのJr.が全員登場してクラップ。最後は紗幕が下りて暗転。
ド定番な一幕の終わり方だったけど、去年の終わり方が本当に良かったんだよなぁ。ジャニーさん役のとっつーが舞台奥のバンドセット周りにいる4人に駆け寄り、5人で笑い合う演出。
でもジャニーさんがいなくなってしまった今、あの演出だったら多分きっと泣いてたと思う。
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二幕につづく。