ゆう の27回目の月命日です。
初めての月命日だった2年前の4月20日は、「もう1ヶ月も過ぎてしまった」ということが悲しくてたまりませんでしたが、気が付けば27回目です。でも、27回も回を重ねても、やはり ゆう（と、そして はな）の不在は、悲しいままです。二人が居なくても時間はどんどん経過していくことが不憫な気がしてなりません。
午前10時、緊急地震速報の試験放送がありました。町の広報が試験放送開始のアナウンスを流し、その後、13年前、何度となく聞いたあの音が鳴り響きます。
公の場でむやみにこの音を鳴らすことは禁じられているそうなのでご注意ください
この音が鳴ると、はな がオロオロしだして炬燵の中に飛び込んでいたのを思い出します。
2011年3月11日午後2時46分のあの瞬間、はな は越谷のアパートで一人で留守番していました。
このブログでも書きましたが、あの日、妻の帰宅は20；00頃、私は午前1：30でした。その間、はな は一人で何度も余震の恐怖に耐えていたのです。
ご存知の通り、その後も余震は続き、その度にこの音が鳴りました。
「この音が鳴ると揺れる」
ことを学習した はな は、この音が聞こえる度に炬燵に飛び込んでいました。
ちゃちゃ、りん、ちびです。
一昨日夜から、ちゃちゃ は1階の ちび が寝ている部屋で一緒に寝ています。
今までは夜（寝る時）、自由にしておくと寝室の窓に来て大きな声で鳴くので寝られないし、隣の家にも聞こえそうで、毎晩10時過ぎになると居間に閉じ込めていました。
それが、一昨日夜は閉じ込め損なったのに静かだったので、どうしたかと思って朝になって様子を見たら、1階の ちび部屋で寝ていました。
2階は りん だけです。
とにかく、ちゃちゃ は ちびが大好きになったようで、しょっちゅう一緒に居ます。
以前ブログに書いた ちゃちゃ の りん に対する態度が急に変わってしまったのは、どうもこのせいなのかもしれません。かといって、時々、りん の頭を舐めてやったり、一緒にじゃれ合うこともあるのですが…。
でも、2年前、先にガレージのゴミ箱に餌を漁りに来ていたのは ちび で、その ちび を後から来るようになった ちゃちゃ が追い出しているのです。もも、りん、他にも3匹の子猫を育てていたので ちゃちゃ も必死だったのでしょう。
それが、今は何も心配がなくなって、ちび も ちゃちゃ も、当時のことを覚えているのかいないのかすっかり仲良くなっています。
ただ、その代わりに一人で居ることが多くなった りん がどことなく寂しそうに見えます。
昨夜も、ちゃちゃ を探して鳴いていました。1階にも行ったのですが戻ってきた所を見ると、ちゃちゃ に、ウーッ、シャーッとやられてしまったのかもしれません。
