ゆう 誕生祝の墓参り | はな&ゆう の時代

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私たち夫婦と、はな と ゆう 二匹の猫との出会いから現在までを綴っています

8日土曜日は、豊丘へ墓参り。7日の予定が天気予報がイマイチだったので1日順延したのですが、結果的に7日は雨は降らず、気温もそんなに上がることなく過ごしやすい1日でした。

 

そして順延した8日は、朝から日中の暑さが予感できるような日で、その予感通りの暑い1日でした。今回は通院帰りではなく、最初から墓参りのためだけの日です。

途中のメガドンキ(はな が2年余り通院した「陽だまり動物病院」の隣)で昼食用の弁当を買い(ナント!¥200でちらし寿司を売っていたので、それを二つとキャベツのサラダ)、いつもの豊丘マルシェでトイレに寄って、お墓に着いたのは12:30くらいでした。

 

 

 

「はなチャン、ゆうクン、たまチャン、来たよ~」と声をかけ、ウェットティッシュでプレートを拭き、日傘代わりの傘をさしかけ、ご飯と、花をお供えして、線香に火を点けて(線香は禁止されているのですが、これを使うなら構わない、と許可をもらっています。)手を合わせました。

 

弁当も一緒に日傘の中へ(笑)

 

いつものことですが、そのあとは特に何もすることはありません。椅子に座って、スマホを眺めたり、新聞を読んだりして時を過ごします。でも、それこそ、二人がこの家にいた時の暮らしそのものです。

もう姿は見えませんが、お墓に居る数時間、二人は間違いなく私達のすぐ傍に居ます。

世界中のどこをどう探しても、もう、はな、ゆう はどこにも居ません。二度と私達の前に現れることはありません。はな、ゆう は目の前の土の中に眠っています。

時折、「はな、ゆう、たまチャン、お父さんたちの声が聞こえるか~」と声を掛けながら、5人の時間を過ごします。

 

すぐ傍の植え込みの花が大分咲いていました。

 

でも、さすがに暑いので今回は弁当は車の中で食べました。

前回は、苑内にあるベンチの場所が日陰になっていて風の抜けもよく、涼しいので、そこで食べたのですが、今回は土曜日ということもあって1人だけですがお参りに来た方がおり、その方がベンチを使っていたので、車ということになりました。

 

 

ここは、時折近くの果樹園の作業者が通る以外は本当に静かな場所で、鳥の声や、風が吹いたときに木々の枝のこすれ合う音くらいしか聞こえません。また照明設備も全くなく、夜は月と星の光だけになります。

寂しいと言えば寂しいとも言えますが、土の中の3人が、静かに、ひっそりと、土に還って行く時間を送るにはいい所だなぁ、と思っています。いつまでも変わらずこのままであって欲しいと思います。

 

 

午後3時30分位から若干ですが日が陰り始め、風も強くなって過ごしやすくなりました。冬の間は、3時30分というとそろそろ帰ることも考え始めましたが、日の長い季節なのでその後も5時半まで、はな、ゆう、たまチャンのそばに居て帰って来ました。

 

お墓も我が家ではあります。人の家に置いて帰るわけではありません。いずれは自分達もこの同じ場所に眠ることになる、ここから「帰る」ことはなくなる場所です。とはいえ、今はまだ帰らなくてはなりません。傍に居るのが当たり前だった日々を想うと、帰る時はいつも可哀そうになってしまいます。

 

今、この場所は、はな に代わって りん のお気に入りになっています。

 

「また来るからね、元気でいるんだよ」と言って帰って来ます。亡くなってお骨になり、土の中に埋まってしまっている3人に対して「元気でいるんだよ」は変な言い方ですが、でも、本気でそう思っている自分が居ます。

 

 

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