我が家のGW | はな&ゆう の時代

はな&ゆう の時代

私たち夫婦と、はな と ゆう 二匹の猫との出会いから現在までを綴っています

我が家のGWは、世間の連休が終わった今週9日から11日まで。

9日は天気がイマイチだったので特に何もなし。10日は墓参りです。

朝10時過ぎに家を出て、高森町のメガドンキで弁当を買い、豊丘マルシェに寄ってトイレを済ませ(とにかくキレイで数も多い)、お墓に着いたのは12時30分頃でした。

すぐ近くにある藤棚はもう終わってしまっていましたが、墓苑の芝はすっかり緑色になって、冬の間の冬枯れの景色から一変しています。

これからもっと芝が伸びて、次回来る頃(24日)には、もっと青々としていると思います。

 

いつものように、アリストロメリアと、庭に咲いているピンクと赤のツツジを持って行きました。でも墓碑プレートの傍に置いておいたら、天気が良過ぎてすぐにグッタリしてしまいました。途中で観音像の所にある花入れに移したら、黄色のアリストロメリアとピンクのツツジは何とか生き返りました。

 

暑いくらいの陽気の中、弁当を食べたり、お菓子をつまんだりしながら、5時30分まで3人の傍に居ました。

冬の季節には、3時半位には火が陰り始め、そうでなくても寒いのに益々温度も下がって、4時~4時30分には帰り支度を始めました。今は、日が陰ってもちょっとスーッとする位で寒くないし、ゆったりと、3人との時間を過ごせます。

 

先日、私と妻どちらかが亡くなって、さらに長距離のドライブも難しくなった時、公共交通機関でお墓まで行ったらどれ位かかるのか調べてみると、片道3時間弱です。そうなると、今のように月平均2回などとても行けません。寂しいことです。

高遠~伊那市駅間のバスと、飯田線との接続が悪いのが一番の原因ですが、どちらも1時間に1~2本しか走っていませんから、そうなってしまうのでしょう。さらに、最寄りの市田駅から墓苑まではタクシーで5分位ですが、駅前に常時タクシーが居るのかどうかも分かりません。

 

 

昨日11日は、まずは戸台パークという所に行きました。そこは、甲斐駒ヶ岳や仙丈岳の登山口となる北沢峠までのバスの発着点です。自宅から15分ほどで着いてしまうのですが、仙流荘という旅館がある以外、特に何があるわけでもないので一度も行ったことがありませんでした。

戸台パークからの鋸岳 標高は2685mですが、難易度は南アルプス屈指です。

 

50年近く前の正月、私の唯一の南アルプスである、この甲斐駒・千丈に行った時はまだバス路線はなくて、山梨県側から冬山装備を担いで北沢峠まで歩いて行ったことを思い出します。今は戸台パークから南アルプススーパー林道(建設に際しては、自然保護団体との間でかなり大きな問題になった記憶があります)を通ってバスで1時間です。

 

戸台パークからは鋸岳が見えますが、河原が工事中で何の風情もありません。写真を数枚撮って、途中まで引き返し、次に、中尾という集落に行ってみました。国道152号を高遠と反対方向へ数分、右へ橋を渡って急な坂を上ると中尾の集落です。

 

山の斜面を切り開いて、畑や田んぼがあります。

 

ここはいわゆる限界集落で、最も若い人で50代と聞きました。そんな中尾ですが、江戸時代から伝わり戦後途絶えてしまった「中尾歌舞伎」が平成になって復活し、上演するための立派な建物があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棚田が有名だというので行ってみましたが、車を止める場所がなく、それらしき場所を確認しただけでした。途中、「中尾辻の石仏群」というものがあったのでパチリ

 

 

 

お弁当を持って出かけたのですが、食べる場所もなかったので、中尾歌舞伎に戻って駐車場で食べました。

ドアをあけ放つと風が通って気持ちよく、鋸岳の眺めも良く、静かで落ち着いた雰囲気で意外に良かったです。

 

中尾座駐車場からの鋸岳

 

帰りは、蔵ZENに寄ってから帰宅。