年間ベストの発表。
今回のカテゴリは音楽(邦楽編)です。
音楽好きならこの記事を書かずに年は越せない。
既に色々な方が年間ベストを発表されていて、なるほどな~と思ったり新たな発見があったり読んでいてすごく楽しいです。
洋楽も邦楽も大好きですが、やっぱり同じ枠の中で語るのがどうも難しいので分けます。
(映画は分けてないじゃないかというツッコミは受け付けませんw)
邦楽のレベルは年々上がってきている。多分これは間違いない。
音楽業界の衰退は言わずもがなで、その中で中途半端なアーティストは淘汰され、実力のあるものだけ残る。結果、いい音楽だけが耳に入ってきているだけかもしれない。
まぁそこのとこはよくわからない。
今年はインディーズをよく聴いたし、ライブにもよく行った。
新しいバンドにたくさん出会えた1年だったし、その中で応援したいバンドも数多くできた。
ライブハウスの前で偶然出会って話した人が数分後には舞台に立ち、そのメロディに惚れてライブへ通うようになり、知らぬ間にCDが売りだされていた。
そんな風に、音楽との距離感が今までよりグッと縮まった不思議な年だった。
今年最後の12月に10-FEETのTAKUMAさんとライブハウスの階段で偶然出会って話せた(一瞬だけ)ご褒美まであり、なんだか更に音楽との距離が縮まった気がした。
それではポン酢的年間ベストの発表です。
マニアックな年間ベストかもしれませんが(特に上位)、奇をてらったわけでもなく、普通に多くの人に受け入れられる素敵な曲たちだと思うので良ければ聞いてみて下さい。
※発表にあたっての注意事項
○当然ですが、主観的なランキング。
○2013年(もしくは2012年の暮れ)に発売されたものが対象。
○発売の基準はシングル・アルバムで異なりますが、そこら辺は適当。
○ミニアルバムもアルバムと見なす。
○2012年以前に発表されたもので今年よく聴いたものはオマケとして末尾に紹介しています。
【アルバム・オブ・ザ・イヤー2013】
1位 昨日になりたくて / My Hair is Bad
- 昨日になりたくて/THE NINTH APOLLO
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
《一言コメント》
新潟上越の若いバンド。今年出会ったバンドです。
グッドメロディを激しく、でもメロコアではない。日本語ロック。
若さゆえの荒削りなところ、これがまた何ともいえない味が出てて良い。
とにかく今年聴きまくった1枚、捨て曲なし!ちなみにライブでは7倍増しにかっこええ。
※
過去記事
でも紹介済み(音源あり)
2位 ジェリーフィッシュフラワーズ / JELLYFiSH FLOWER'S
- ジェリーフィッシュフラワーズ/THE NINTH APOLLO
- ¥1,800
- Amazon.co.jp
《一言コメント》
General Head Mountain解散後も精力的に音楽活動を続けてきた松尾さんがたどり着いた極みの一枚。
ジェリーフィッシュ→本当のこと、この流れだけでも百点満点。
完成度という点では1位のマイヘアよりも高いです。まぁベテランなのでそこはそうなんですが。笑
※
過去記事
でも紹介済み(音源あり)
3位 picture diary / NOA
- picture diary/THE NINTH APOLLO
- ¥1,800
- Amazon.co.jp
《一言コメント》
大阪NOA、このバンドも今年出会いました。
僕が知りうる中で日本一暗いメロコアバンド(笑)
暗めのメロディを激しく演る、これこそ僕の好みなのでドンピシャ。
そこら辺にはいない個性的なバンド、音。このアルバムも大変よくできた一枚でした。
4位 LIVE / Turntable Films
- LIVE/BounDEE by SSNW
- ¥2,100
- Amazon.co.jp
《一言コメント》
京都が誇るポップスバンド。
Fountains of Wayneを彷彿とさせるメロディセンスは完全に邦楽の枠を飛び越えている。
お世辞でも大げさでもなく、FOWが世界で売れているならば、このTurntable Filmsも同じく世界的に認められていいバンドだと思っています。
京都の老舗ライブハウス磔磔でのライブ音源を詰め込んだ一枚。
5位 sakanaction /
サカナクション
- sakanaction (通常盤)/ビクターエンタテインメント
- ¥3,000
- Amazon.co.jp
《一言コメント》
アルバム通して素晴らしい一つの作品。
サカナクションのアルバムとしては今まで一番好きかもしれない。
唯一絶対無二の音を生み出すサカナクション、オススメです。
【ソング・オブ・ザ・イヤー2013】
1位 最近のこと /
My Hair is Bad
《一言コメント》
素晴らしいメロディ、哀愁ただよう歌詞、舌っ足らずな歌声。
よくできた曲です。死ぬほど聴き倒しました。一人でも多くの人に届いてほしい一曲。
2位 本当のこと /
JELLYFiSH FLOWER'S
《一言コメント》
宮崎の情景が浮かぶ名曲。ジェリーフィッシュの中で一番好きな曲。
必死にアコギでカバーした1曲でもあるので思い出深い。
3位 サンタマリア / 米津玄師
《一言コメント》
ブログでも紹介したのだが、今年の上半期はとにかくよく聴いた曲。
現実をしっかり踏みつけながらも、宙を浮くメロディ。
異空間へ連れて行ってくれる、そんな一曲です。
※
過去記事
でも紹介済み(音源あり)
4位 抱きしめて / アナログフィッシュ
《一言コメント》
アジカンのゴッチ編集長を務める新聞「The Future Times」で知った一曲。
ゴッチ自身がみんなに今こそ聞いてほしいと強く推す曲。異論はない。
震災前につくった(歌詞も)とは思えないほどリアルでまるで予言するかのよう。
下記リンクから曲の成り立ちや音源があるのでぜひ聞いてみて下さい。
※
『抱きしめて』に込めた想い
インタビュー記事
5位 知らない / 星野源
《一言コメント》
星野源というアーティストを一気に好きになった一曲。
過去の曲もほとんど聴きましたが、僕はこれがダントツで好きです。
一切派手さはないですが、込み上げる想いがジンジン伝わってきます。
早くよくなって下さいね、源さん。
6位 アルケミスト / ACIDMAN
《一言コメント》
日本で壮大さを歌わせたら右に出る者はいない、ACIDMANの新曲です。
夕暮れ時のRUSH BALLで聴いてさらに好きになったんですが、サハラ砂漠の風が吹きました。
ACIDMANはもう終わったかなーと思っていた自分は本当に見る目がありませんでした(笑)
7位 You and I , Againt the World / Ken Yokoyama
《一言コメント》
強烈なメッセージを携えて発表されたKenさんの新譜より。
何だろうね、この魂の叫びは。こういうおっさんになりたい。
8位 ふたりのこと / 松尾昭彦(JELLYFiSH FLOWER'S)
《一言コメント》
日本語があって良かった。
日本語でうたう歌ってこんなに素晴らしいんだ。
改めてそんなことを思わされます。
9位 Diamond In Your Heart / 東京スカパラダイスオーケストラ feat.細美武士
《一言コメント》
スカパラの演奏に細美さんのボーカル。
どちらも共通しているのは“踊っている”ということ。
コラボ曲は得てしてイマイチなものが多いんですが、これは良かったです。
真っ白なスカパラの白スーツを着た細美さんもおもしろかった(笑)
10位 誕生日には真白な百合を / 福山雅治
《一言コメント》
別にオマケというわけではなく、すごい曲ですよ、これは。
前々からええ曲作るなーとは思ってましたが、これは今までで一番では?
こういう曲こそレコード大賞とってほしいと思います。
【ミュージック・オブ・ザ・イヤー★~2012】
※2012年以前に発売されたもので2013年によく聴いた作品
印象深いものを列挙していきます。
アルバム単位としては、
太陽/中村一義
- 太陽/マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- ¥3,059
- Amazon.co.jp
1998年の作品ですが、ド名盤ですね。
特に後半にかけての名曲オンパレード、びっくりしました。
他のアルバムも色々と聴きましたが、今のところこれが一番です。
曲としては、
・青空/ブルーハーツ
・心の声/EDDY
・Abyss/Hawaiian6
・Brand New Dawn/Hawaiian6
・Autumn Leaves/Hawaiian6
・LOVE SONG/Hawaiian6
・Deerhounds/the HIATUS
・ふたり/My Hair is Bad
・ORANGE BLUE/NOA
・sleeping pillow/NOA
・時計/松尾昭彦
・Good Night Darling/SHANK
・Days/POINT-UP
・Clues is your beside/39degrees
・IMAGINE/THE SKIPPERS
・夜の東側/サカナクション
・アイ/秦基博
・ナスの花/斉藤和義
こんなとこですかね。
いやー何かこうして書き出すと1年でたくさんの音楽に出会えたなーと改めて思います。
ここに書いていないアルバム、曲もたくさんあって、全部含めて感謝です。
邦楽にはまだまだ伸びしろがあると思っています。
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