神奈川県会議員滝田孝徳オフィシャルブログ「ノーブレス・オブリージュ」Powered by Ameba -154ページ目

台風対応、市長視察の意義とは何か?

〜災害地における市長(首長)視察の意義とは何か〜

台風で被害を受けた地域から日々様々なご要望を確実に実現する事が最大の仕事。

実現するため、
ボタンの押し方の手順とタイミングなどをキチンと考え、仕掛けを作り、進めていくのが現職議員でしかできない事の一つ。

よって、自分の預かっている県会議員という立場があるからこそできる事を中心にスケジュールを組み立てをしている。

一昨日、中原区長に福田市長の現場訪問を要請し、昨日、中原区福田市長が中原区最大の被災地山王町2丁目を訪れた。

確認はしてないが、おそらく、川崎市内多々ある中で、台風関連では最初の訪問地ではないか。

当初市長スケジュールを確認したが、
滞在予定時間はわずか15分との事だったが、予定時間を大幅延長し実際は2時間は同地区に入っていた。

市長が訪れる、という事は当然市の幹部も随行する。
今回の市長訪問にも区長、道路、ゴミなどの環境、危機管理、様々な部門のそうそうたる幹部が随行し、市長の一つ一つの言葉、表情や態度に反応していた。

市長が真っ只中の地区に来るという事は決定権を持つ役所の担当者に対し
『市長として、その地区を重視している』という大きなメッセージになる。

それは結果として、
エリアの要望実現がしやすくなる、
という事になる。

現に本日も関係機関と様々に話をしたが、どこの所管課も
『市長が同地を訪れたのは承知してます』となり、前よりスムーズに話が進んでいる。

今回、私が市長訪問を要請した最大の目的は二度とこのような事態を起こさないようにする事、すなわち、山王町における浸水、逆流対策の徹底だ。

この問題については、
私自身、山王町2丁目町会長や防災部長とともに、今まで何度も市に足を運んだし、市議会でも取り上げてもらったが、抜本的な解決には至らない。

解決するためには、
川崎全市多々ある地区の中で、
このエリアの対策にどこまで費用をかけるか?かけてもらえるか?
という事に尽きる。

その意味において、
被災直後の凄まじい段階の現状と住民雰囲気を予算作成する権限を持つ市長に見てもらい、
肌で感じてもらう事は同地区の抜本的対策を打つ事に役立つと確信します。

要はリーダーの政治判断での解決を目指すという事です。
逆にいうと、今まで局長、副市長などの市官僚の判断では進まなかった事をそれ以外の方法でどうやって進めるというのか?

あれだけ、進まなかった中学校給食だって市長が政治判断したからできたじゃないか。政治判断とはそういうもの。

今までできなかった事を進めるには
どう考えても市長の政治判断で進めてもらうしかない。

政治判断してもらうには、
被災直後の惨状と人々の雰囲気をその目で見てもらう事から始まる。

今後、議会でもこの問題は取り上げられるだろう。

その際、
答弁する市長は現場を見てるので今回の惨状について明確に頭に蘇るだろう。

議員と市長が共通の土台を持って議論ができる、それは必ずプラスになるだろう。

私の考えが正しいかはわからない。

政治は結果が全て。

志がどんなに高く、動機がいかに素晴らしくても、政治は結果がダメならダメ。

結果をキチンと出す、
この事にこだわりたいと思う。

台風対応

神奈川新聞朝刊、
罹災証明、市営住宅の提供、災害ゴミについて、綺麗に整えている時間がなく汚くてすみません。

必要な方ご覧ください。

本日も台風対応です。



台風対応、水道料金減免を要望

〜台風被害、水道料金の大幅減免措置などを要望〜

台風被害を受けた現地では様々なお声を拝聴する。

今回の床上、床下浸水に関して被災地区では衛生対策から自宅前の公道洗浄を含めて大量の水を使わざるを得ない状況となっている。

『使いたくなくても、使わざるを得ない。何とかして欲しい。』
極めて妥当なご意見だと判断します。

これらの声を受けて、
本日午前中、川崎市に対して
水道料金の大幅減免などを被災者支援項目として追加検討するように要請しました。

写真は川崎市の水害時の衛生対策についての資料、大量の水を使用せざるおえないのがこの事からわかると思います。