厨房設計/繁盛店づくりの新しい厨房計画を理解する/コロナ禍の新業態の店づくりのポイント-1 | 厨房設計/繁盛店づくりの新しい厨房計画を学ぶ/竹谷経営塾。ティファーズコンサルティング

厨房設計/繁盛店づくりの新しい厨房計画を学ぶ/竹谷経営塾。ティファーズコンサルティング

厨房設計/飲食店開業繁盛づくりを目指す人へのアドバイスをするブログ、飲食店コンサルタント「ティファーズコンサルティングの竹谷稔宏。その他厨房会社設計部門など飲食店の心臓部である飲食店の厨房設計について解りやすく解説する講座です。

厨房設計/繁盛店づくりの新しい厨房計画を理解する/コロナ禍の新業態の店づくりのポイント-1

 

1テイクアウトを利用する人が増えている理由を生かす(ゴーストレストラン・テイクアウト専門)

 

食事のスタイルは、飲食店に出かけて食事をする「外食」と、市販のお弁当などをテイクアウト(持ち帰り)して家庭や職場で食べる「中食(なかしょく)」、家庭で手作り料理を食べる「内食(うちしょく)」の3種類に大別されます。

 

中食とは、外食と内食の中間という意味で使われるようになった言葉です。

 

近年は共働き世帯の増加や高齢化、それに未婚率の上昇が相まって、中食と外食の市場規模が拡大しています。

 

特に、中食つまりテイクアウトを利用する割合が高くなっています。その理由として、次のようなことがあげられています。

  • 時間がない
  • ふだん食べられないものが食べられる
  • 外食するより価格が安い
  •  
  • (内食は)調理・片付けが面倒
  • 好きなものが食べられる
  • 自分で食事を作るより価格が安い
  • 食材が無駄にならない
  •  
  • 栄養バランスに配慮できる
  • 自宅にいて食事を注文できること
  • コロナ禍で外出するのが怖い
  • 人手が多い所は避けたい

これは共働きや未婚率が増加している背景には長引く経済不況があり、この不況は今後も続くことが予測されます。そのため、外食市場は縮小していき、中食はさらに伸びていくと見られています。

 

コースとレストランの企画で注意しておかなければならないことは、いかにSNSの告知(ウーバーイーッ、出前館などその他の業務協力、承認、許可は必須)を明確化しておくことであり、お客様がゴーストレストランを探しやすく、魅力ある料理の提案をし続けることが大切です。