家族との関係をもっとよくするというテーマ、第3回目は自分の人生を生きるということについてお話していきます。
小宇宙とも呼べる家族関係をもっとよくするということをテーマに、4回にわたり連載していきます。
家族に対して「申し訳ない」という罪悪感を減らしていこう
親のためや子のためでなく、自分の人生を生きること
(この記事)
私たちには、色々な肩書きがありますね。
仕事の肩書きもそうですし、〇〇さんの奥さん、〇〇さんのママ…などもそうです。
では、自分自身だけのことを表すとなったとき、どんな風に自己紹介をするでしょうか。
私はキャリアウーマン時代、海外のお客様からよく質問されたのです。会社名や名刺に書かれたことではなく、あなたはどういう人なの?といったことを。
こうした会話は、改めて自分が何者かを考えさせられる機会になりました。
自分自身のことを知って、考えていくことを心底から楽しいと感じる人もいますが、なんだか苦手で重いと感じる人もいます。
私たちが幼い頃は、親に愛されることは生きていくために必須でした。
だから、愛されようとして、あらゆる手段を講じました。
そして、そうすることが良い関係性を築くと思い込み、気に入られることをすることが「良いこと」 だと認識をしていったかもしれません。
良い子でいることが、良い友達、良い大人、良い従業員、良い妻、良い母…でいないといけないという風に、漠然と思ってしまうのです。
私が父の会社に勤務していた頃、社訓は 「良い人、良い会社、良い製品」 でした。
よく父と話し合ったものです。
良い人も、良い会社も、良い製品も、立ち位置によって全く解釈が異なるからです。
私自身も、父や周囲の期待に応えることで喜んでもらえたので、そうして作り上げてしまった自分のアイデンティティに混乱し、そこから自己探求の旅が始まりました。
期待に応えるために作り上げた性格や人生には、様々な形でサインとして 「目覚め」 るよう魂が訴えかけてきます。
ふとした瞬間に感じる、もやっとした感覚や違和感。
あるいは、何もかもが崩れてしまうかのような虚無感。
これは、「自分っていったい、何者だったっけ?」と、向き合う機会をもたらすのです。
自分の人生を生きるというテーマは、一朝一夕に分かることではないかもしれません。
あるいは、一生かけて探していくものかもしれません。
自分の人生を生きるということをセッションのテーマで扱うとき、私はよくこのように問いかけます。
神様が何でも願いを叶えてくれると言ってくれたら、何をお願いしますか?
時間とお金の問題が全くなかったら、何をやりたいですか?
家族の都合や承認を全く考えないでよかったとしたら、何をやりたいですか?
ぜひ、ノートに書き出してみてくださいね。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
竹内ミカの対面セッションは、22000円(90分) です。
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セラピストプロデュースは、基本料金 33000円/回です。
ペースと内容については打ち合わせながら決めていきましょう。
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