このブログでは、開業歴20年を振り返って「開業前に知っておけばよかったのに!」
「チクショー」(コウメ太夫っぽく)ということを書き綴っていきたいと思います。
タイトルに、「今後伸びる業務」と書きましたが、
これは、行政書士合格者のための開業準備オンラインマンツーマン講座でよく頂く
ご質問です。
回答としては、高齢化社会だから遺言・相続、
それに、国際業務ですかね
としか答えようがないのが実情です。
要は、「何を専門にしたらよいか」という質問なのですが、
「需要有りそう」「儲かりそう」から入っていくと、あまりよくない結果になるのが世の常です。
行政書士は「専門家」としてみなされているから相談されるわけです。
「素人」とみなされたら絶対に相談しません(危なくてしょうがありません)。
ということは、専門的な知識が備わっていなければ「看板に偽りあり」というわけです。
よく、「ホームページには専門家と名乗っているのに、実際依頼したらポンコツだった。
おかげで許可が下りなくて商売ができない。どうしてくれる!」という苦情が行政書士会に寄せられるそうです。
専門家の領域にたどり着くには、一部の方を除いて相当の労力は欠かせません。
その労力を楽しみながらできるか否かが真の専門家になれるかの絶対的なポイントです。
「儲かる分野」が「好き」ならいうことないんですけど、
ただし、儲かる分野は皆が群がります。当然競争も激しい。
そこで選ばれる行政書士になるには、他の者と比べて専門性に優れていることが必要です。
当たり前ですけど。
ということで、開業準備である程度の専門性を習得しておくことは必須です。
そう言えば、今朝、国際業務の依頼が飛び込んできました。
今依頼している行政書士がポンコツ先生で一向に業務が進まないんだそうです。
私が特段優秀というわけではないのですが、以前お仕事を頂いた会社が私を推薦してくれて
依頼を頂きました。
ポンコツ先生のおかげで依頼がいただけるのは有難いのですが、
依頼者にとっては不幸ですし(時間がかかるし私の報酬もかかってしまう)、
それに行政書士の評判はガタ落ちですね。
これから、開業される方はポンコツ先生にならないようにしましょう。
私もそう呼ばれないように気を引き締めてやっていきます。
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