12年もこの仕事をしていると、ひどい被相続人に遭遇することがあります。
たとえば、先妻との間に子どもがいることを隠して結婚して、亡くなるまで隠し続けた夫です。罪滅ぼしで、せめて遺言書を残していればよいのですが、遺言書もありません。
残された妻や家族は心に消すことができない傷を負います。問い詰めたくても、相手は死んでしまっています。しかも、過酷な遺産分けが待ち受けているのです。
私は、次のふたつを心がけています。ひとつは、いつも以上に十分に話を聴くこと。それと、「分かったような言葉」を慎むことです。
さて、あなたがこのような相談を受けたらどうしますか?
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