『親気も遺言』他著書2冊
『週刊朝日』『婦人公論』『週刊スパ!』のコメンテーターの
行政書士竹内豊が遺言・相続実務で即役立つ〝現場の生情報”
を公開しています
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
無料相談をすると、最後に相談者から出る言葉は、たいてい
「(依頼をすると)おいくらですか?」です。
それに対して、
「本日お聴きした内容を基に、後日お見積りをお出しします」
では、受任はほぼ無理です。
相談者は困っているのです。
「後日」なんて悠長なことは言っていられないのです。
その場で、詳細な見積もりを提示して、支払期日も決めたいところです。
そこで、お勧めしたいのは、「モデル見積書」を用意しておくことです。
あらかじめ、想定できる項目を見積りに記載しておきます。
そして、相談内容を基に相談者の目の前で金額を記載して提示するのです。
昨日も遺言書の相談の最後に、相談者から
「ところで、おいくら?」の一言がありました。
そこで事前に用意しておいた「モデル見積書」を提示したところ
金額に満足いただいて受任が決まりました。
おかげで、相談日当日から相続人調査のため戸籍の収集を開始することができました。
金額が決まらないと、業務に着手できません。
また、相談を受けた我々は
「受任できるかな?できないかな?」
などと悶々とした無駄な時間を過ごすことになります。
これでは、相談者も、悩み解決に無駄な時間を過ごすことになります。
相談をする側、受ける側の双方のためにも、「モデル見積書」を用意して
相談者が初回の相談で、「依頼をする・しない」を決められるようにしましょう。