行政書士のための 遺言・相続実務講座 その145 「本が出るまでの流れ」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

『親に気持よく遺言書を準備してもらう本』他著書2冊
『週刊朝日』『婦人公論』『週刊スパ!』のコメンテーターの
行政書士竹内豊が遺言・相続実務で役立つ〝現場の生情報”を公開しています
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先ほど、7月下旬発売の『相続・遺言・相続税の本(仮題)』の

最終の校正が終わりました。


もうこれで、私の手を離れました。

あとは、書店に出るのを待つだけです。


行政書士 竹内豊|行政書士の遺言・相続実務BLOG

本を出す流れは次のとおりです


まず、「本を出したいな」と思います

この「出したいな」が

「出すんだ」

「絶対に出す!」

「なにがなんでも出す!」

までならないと、出せません。きっと。

自費出版でしたらお金積めば出せますけどね。


そして、企画書を出版社に提出します。

そこで編集者の目に留まれば、企画会議にかけられます

企画会議を通れば、めでたく出版が決まります


それから、ひたすら書きます

途中何度か担当編集者と打合せをします

そこで軌道修正が行なわれることもあります


書き上げらた、再度編集者のチェックが入ります

できあがった原稿が使えない場合は、

残念ながらボツになることもあります


さて、問題なければ出版社がゲラを作成します

そして、出来上がったゲラを著者がチェックします

これが校正です。

校正は2~3回行なわれます


校正をしている最中に、出版社は本のタイトルと表紙の

デザインを決めます。


以上が一般的な流れです。


今回の本は、「書きたいな」と思ってから

出版まで1年2か月かかりました。

最初に出した本が4か月、2冊目が6か月でしたから

かなり時間がかかりましたね


今年の正月にノロウイルスにやられながら原稿を書いたり、

書き上げたと思ったら、大幅に企画の見直しがあったり、

共著の税理士の方と、方向性について議論したり、

正直、途中で心が「ボキッ」と折れかけたときもありました


でも、あきらめなくてよかった。


この本は、きっと「遺言書の普及」と「すみやかな相続手続の実現」

に貢献してくれるはずです。


読者のみなさんも、ぜひ出版にチャレンジしてください。

チャンスは平等にあります。