行政書士のための 遺言・相続実務講座 その122 「相談者の話は信用しないこと」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

『親に気持よく遺言書を準備してもらう本』他著書2冊
『週刊朝日』『婦人公論』『週刊スパ!』のコメンテーターの
行政書士竹内豊が遺言・相続実務で役立つ〝現場の生情報”を公開しています
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タイトルを見た方の中には
「相談者を信用しないなんて、けしからん」
と思った方もいると思います

正確には
「相談者の話しは、裏付けを取って確認すること」
ということです。

たとえば、遺言書作成をご希望の方の場合、
相談者の言うとおりの相続関係なのか、
できれば相談者の生れてから現在に至る戸籍謄本を
収集して確認したいところです。

私は、相談者に戸籍謄本を揃えることのメリットをご説明して
ご了承を得られたら、戸籍を収集するようにしています。


ただし、相談者の中には触れられたくない過去がある方も
いらっしゃいます。
ですから、お勧めも「ほどほど」にしておくことが肝心です