遺言・相続手続 実務講座 その93 「銀行の相続手続はホップ・ステップ・ジャンプ」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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今日は相続手続きで銀行2行と司法書士事務所を

まわってきました

銀行の手続きは予定より早く完了してホットしてます


さて、銀行の相続手続きは「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」

がキーワードです


まず第一段階の「ホップ」は、銀行に預金者の死亡を伝えて

今後の手続きの打ち合わせをします


次に「ステップ」ですが、銀行指定の書類を作成して戸籍等の

必要書類を収集します。

そして出来上がった書類に相続人から署名と押印をもらう前に、

再度銀行に行って内容をチェックしてもらいます


最後に「ジャンプ」です。相続人に署名・押印をもらった書類を

銀行に提出して、払い戻しや名義変更の手続きをして完了です


ここで一番肝心なのは「ステップ」です

相続人に署名・押印を頂く前に銀行に「これでよいのか」

確認を取るのです

その理由は長くなるので割愛します


以上の通り、銀行には最低3回行くことになります。

場合によっては、5回、6回行くこともあります。


このように銀行の相続手続きは手間がかかります

したがって、相当のフィーを頂かなければ実質的な利益には

なりません