● 「人に上手く任せる方法」を学ぶ
こんにちは!
生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の
竹内です!
「あの人が勝手に結果を出して、
売上を、上げてくれかなー」
なんて、他人に期待すること
ありませんか?
これは、
経営者でも、個人事業主でも、会社員でも、
あるんじゃないかな、と思います。
ただ、こう思っている状態で
上手くいくことって、
ほとんどないですよね。
理由は、こちらが思う通りに
人が動くことは無いからなんですが、、
ということで、今回は
「人に上手く任せる方法」
について考察していきます。
では、まずは
「人に任せるのが、上手くいかない人」
の例から、考えてみます。
これの、
一番多いパターンは
「相手依存」
ですよね。
何とか、結果が出て欲しい。
ただ、自分では、どうしようも出来ない。
こういった時に、人は
「他人や、偶然に期待」します。
ただ、
この「期待する」という感情は、
自分を苦しめることがあります。
期待という感情は、
一次感情と言われていて、
その後の
感情の変化としては
「期待→失望→怒り」
と、変わっていきます。
「怒っている人は、何かに期待していた」
ということですね。
そして、基本的には
期待通りにはいきません。
理由は、期待するということは、
他人や偶然に任せるということで、
自分自身の分析や解析が、
甘くなっているからです。
責任感も、減ってしまいます。
もし、たまたま上手くいったら、
もっと期待するので、
それはそれで、大きな痛い目に
合う可能性もあります。
それも嫌ですよね。
あと、私が
過度な期待をした時の
一番の弊害だと思うのは、
「思考を、期待している対象に奪われる」
ということです。
本来なら、
自分が考えたり、行動したりする時間を、
「相手は、何してるかな?」
「結果は、どうなっているかな?」
という感じで、
相手の行動のチェックに
時間を使ってしまう、ということです。
この状態だと、
自分のやることは進まないし、
相手は、思った通りに動かないし、
で良いことはありません。
この状態は、辛いですよね。
では、
「どうやって、人に任せたら良いのか」
を、考えてみます。
今の、話の流れで言うと、
「期待しない」というのは
大事そうですよね。
じゃあ、具体的に
「期待しない方法」というのは
どういうことかと言うと、
「過程ではなく、結果を任せる」
と言うのが、前提です。
よく、相手に
つきっきりで教える人がいますが、
これは効率が悪いです。
分からないことは、教える前提で
やり方自体は、相手に考えてもらって
結果や、成果物にフォーカスするのが
良いと思います。
そうすれば、
こちらの時間も使わずに済むし、
細かく言われないことで、
相手のストレスや、時間の軽減にもなります。
そして何より、
お互いの「依存」が減ります。
こちらは、教えることによる
「正しいやり方の通りにやってくれる」
という、期待、依存が減りますし、
相手は、
「何も考えなくても、教えてくれる」
という、期待、依存がなくなります。
結果的には、こちらの方が
効率が上がります。
逆に、教える側で
「結果を出すことよりも、教えること」が
目的になってしまう人もいます。
教育が好きなタイプですが、
このタイプは、教育方面に行った方が
もちろん良いのですが、
会社にいると、
自分のやり方を信じてしまって、
「教育が目的化」していることに
気づかなかったりします。
なので、これは
結果が伴っているかを
十分チェックする必要があります。
では、次の
「期待しない方法」として、
「相手に任せたら、自分は手放す」
ということを、やっていきます。
これも、先程の内容と
似ていますが、
どちらかと言うと
「結果は、神のみぞ知る」
という感じです。
もちろん、成功確率をあげることは
出来ます。
ただ、それは準備の段階であって、
相手に任せたら、分からないということです。
どう転ぶかは、分からない、
なら、一度任せてみよう。
と言うことです。
これの良いところは、
「相手を信用しないと出来ない」
というところです。
信用されれば、任された人は、
モチベーションが上がりますし、
結果、失敗したとしても
成長します。
逆に、こちらが介入すると
失敗が、こちらの責任になり
反省しなかったり、成長が遅れます。
と言うことで、
「思い切って任せて、失敗したらフォローする」のが良いと思います。
まとめると、
相手に任せるために
1 過程ではなく、結果を任せる
2 相手に任せたら、自分は手放す
ということが、重要ということでした。
ということで、今回は
「人に任せる方法」ということを
書いてみました。
任せ方をミスしてしまうケースは、
どこにでも、結構あると思います。
私自身もそうですが、
「相手に期待していたり、依存していること」
は、自分自身では
気づきづらかったりもします。
もし、自分一人で
結果を出すフェーズが終わって
誰かに任せるタイミングの人がいたら、
この内容を見返してみると、
任せ方が変わりますよ!
是非、試してみて頂ければ幸いです。
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