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3人子育てブログ

2014年7月 ブログスタート!
人見知りの長女と、先天性四肢障害を持つ息子、天真爛漫な次女の3人の子育て記録ブログ。
子供から学ぶ事が多い!家族の成長を記録します。

治療とは関係無く、普段の過ごし方を記録として残していこうと思います。


ベットの上では暇でやる事がないっていう時は無かったです。You TubeやDS等もあまり制限せずにやらせてあげました🙆


お寿司屋さんの帽子を被って、粘土でお寿司🍣を作る姿は可愛すぎてたまりません☺️

自分で用意したもので遊ぶ事が多かったですが、保育士さんが用意してくれたアイロンビーズにも夢中になって取り組んでいました👍

自分の分とお姉ちゃんの誕生日のプレゼント用にも作ったり、写真は妹にお土産「パンダ」を作っている時のものです✨



院内には図書室もあり、本やDVDを借りる事が出来ます📖
息子はかなり多く利用させてもらいました✌️
本だけでも50冊は読んだと思います。

↓写真は「ドラえもん」の映画を観ているところ。怖いシーンで隠れながら観ている🙈 😁


普段はなかなか長時間観る機会は少ないけれど、入院中はDVDにもかなり助けられました🙏




入院初期はプレールームに行くのも拒んでいたけど、痛みが落ち着いてくると自らプレールームに行くと言い出し、徐々に保育士さんとも話をするようになり、たくさんの大好きな工作をさせてもらえました。


後ろにぶら下げているのが作品です😆
保育士さんに感謝です😊



コロナ禍じゃなかったら「図書室」に行けたり庭園にも行けるらしいけど、今の状況ではかなり制限されて、気分転換が難しかったです💦



親同士はコミュニケーションを取らない事を意識して過ごしていたけど、子供達は違って、

お兄ちゃん達にもたくさん声を掛けてもらい、皆に弟のように可愛がってもらいました☺️
同じように車椅子生活をしているお友達が間近にいる、普段ならまず会わないであろう息子と同じ骨延長の治療中の人達が、ここには本当にたくさんいて、「大丈夫、怖くなくなるよ」「痛いのもなくなってくるで!」とすれ違う度、泣いている度に声を掛けてくれたお兄ちゃん達に感謝です🙏



気持ちの浮き沈みが激しくて、

楽しく過ごした後は「まだ帰りたくな〜い、遊びたい」と言う事が数回あったり、


「あと何回寝たら帰れるの?」

「10回寝たら帰れる?」

「幼稚園は間に合うの?」

「どうやったら早く帰れるの?」

「先に入院してたお兄ちゃん達は自分より早く帰っちゃうの?」

と泣きながら聞いてくる事も多かったです。

周りのお友達が退院していくなか、どうしても情緒不安定になりました。


様々なストレスがたまっているせいか、グズったりわがまま、私に八つ当たりも、術後1週間位からは増えてしまいました😞





4歳だから?生活面では付き添いそんなに苦労しませんでした。

絶対にやらなきゃいけない宿題がある訳でもなく、調子が良ければ「ひらがな」等の学習も楽しんで遊びに近い感覚でやれたり、どの工作もとても夢中で取り組めていました😊





まだまだ、手術前の生活に戻る迄には長い時間が掛かり、正直精神的にも物理的にも大変な事がとても増えるけど…、


息子がまだ産まれたての頃、先生に「大丈夫ですよこの子は走れるしサッカーだって出来ますよ」と言われた時、嬉しかったよな、とパパが昔話をしてきた時、

私も色々と思い出しました。


この子が産まれた時、何が何だか…何を心配したら良いのか分からずに過ごした産後。

足の手術が必要だと分かったときのショック。でも手術をすれば良くなる、走れると言われた時の大泣きする程の安堵感。


今、2度目の手術を終え、まだ乗り越えなければいけない事はあるけれど、着実に良い方に向かっている。全ては上手くいっている、と。

息子が頑張れる環境を作ってあげよう、と思えるパパの言葉でした。





入院生活の話ばかり続いてしまいますが、

次回は、息子の付き添い(同室)をしていた私の事を残しておこうと思います。

私が同室をする前にあまり情報が無く、付き添いのイメージが沸かなかったので…。









骨延長


手術(8/5)

術後1週間は何にもせず様子見。


状態が良かった為に予定通り1日0.75mmずつの骨延長を開始(8/12)


骨延長開始して1週間後にレントゲン検査をしたところ、順調だった為1日1mm延長に変更になりました(8/19)


ちなみに、術後2週間でもう仮骨が出来てきているのが確認出来ました✨人間の体ってスゴイ🎊




息子の場合、5〜7cm延長予定ですが、

もちろん個人差は大きいので一概には言えないけれど、2cm位延長していくと筋肉や神経、皮膚等も延ばされ痛みが出てくる、らしいです。


今後の予定としては、

骨延長に加え、内反足や足の反りを同時に治療していきます。


ただこの治療があることで、ちょっとややこしい事になっているので、またの機会に記録として残していこうと思います。





術後〜1週間の様子

もちろん安静ですが、少しずつ動きが出てきました。


術後2日でベットの上でシャンプー🚿

「髪の毛短くて楽やわ〜」と看護師さん👻




術後3日で車椅子に乗れました😆


入院前から車椅子の話をしていたので、ちょっと乗れて嬉しそう🥳
ベットから出られるとまた気分転換にもなるし良かった😄

初めて乗った車椅子だったのに、操作がとても上手でビックリ😲 うちの子天才? いや皆出来るもんなのかな??
それにしても上手で感心しちゃいます👏







術後1週間〜


術後1週間経っても、いまだに自分の術後の足を見れずに過ごしています。


足を触られるのもダメ、

見るのもダメ、

足カバーを替えるのもダメ。


見たくない時はマスクで目を隠す🙈


術後から変わらず大きなストレスが掛かっているようで、看護師さんが経過観察の為に触ったりしようものなら…人格が変わったように大声を出し、手術していない方の足で蹴ったりと反発をし続けていました。


ただ、

痛みはほとんど無くなって落ち着いています。

何にもしなければ「痛い」と言わなくなりました。


まだ手術した足には体重を掛けてはいけない時期ですが、痛みが減ってきたのでジーッとしている訳もなく、動き出してしまう…
嬉しいような心配なような😅







シャワー開始

術後1週間からシャワーが許可されました🚿

骨に差し込んである金属が筋肉、皮膚を貫通して外側に出ている状態なのに😲シャワーは出来ちゃうんです。

むしろシャワーでキレイにする事がとても大切で、滅菌ガーゼを使いゴシゴシ丁寧に洗っていかなくてはいけません😖



それが…

とても痛いらしいんです💥

同じ手術をした小学生の男の子はシャワーのあまりの痛さに

「病院ごと吹っ飛ばしてやるーーーっ!」

と泣き叫んでいたそうです😤




息子は…

大泣き、蹴る、叫ぶ、暴れる👹

「触っちゃダメっ!!」

「ママ抱っこーーーっ!」


文字で表現するのは難しいですが…

声にならなほど叫んでいる、

全力で拒否している。

足はキレイにしなきゃいけないから看護師さんと一緒に頑張るけど、私に助けを求めて、ここまで豹変している息子をそれでも押さえつけている私は……


看護師さんと3人掛かりで4歳息子の足を洗う…、終わったあとはゲッソリ💦

この息子の苦痛いつまで続くんだろ…




シャワー室の前の廊下で息子が落ち着くのを待つ間「抱っこ!抱っこ」と泣きながら訴える息子に「抱っこしてみる?」と聞いてみました。


実は、手術して以来抱っこ出来ていないんです。抱っこした時に足がぶら下がると痛みが出そうで…。


でも息子が「うん!」と言うので✨抱っこしてみました😆


そしたら、

出来たんですよ〜🎊


これ!これこれ!

もぉー、これこれ!

ずっと、ずっと抱っこしてギューってしたかった!術後のあの苦しかった時も、グッタリしている時も、点滴抜く時も、消毒の時だって、シャワーを頑張っている時も…、

ずっと抱っこしたかった!


抱っこと言われながら抱っこしてあげられない時間がとてつもなく長かったけど…

やっと出来る✨


ぎゅっと力強くいつまでも抱きついてくる息子を抱きしめ、めちゃめちゃ幸せを感じました😊



この抱っこが出来て以来、しばらく息子は車椅子を拒否😠 全て抱っこ移動になりました💦



息子の気分が上がったり下がったりが激しい時期でした。


コロナ禍で、同室の人とすら喋る事も無いどころか、あえて距離を取るように気を付けながら過ごしている中、掃除の年配のおばちゃんが

「腹くくっとかなあかんで、上は上でおるし、下は下でおるから」と声を掛けてくれたんです。

この言葉は響きました。





リハビリ

術後1週間でリハビリを開始しました。


手術した右足の筋力アップ、
バランス感覚を養う、
おしり歩き、
PCMという歩行器を使っての練習


ボールを使って遊び感覚で出来るリハビリもたくさんやってもらいました😆



まだ手術した方の足は体重を掛けてはいけないので、歩行練習もとても苦労していますが、今出来る事を精一杯やって下さる先生に感謝です。1日2回リハビリは息子も頑張れています💪






長くなったので、次回に続きます🐸




前回の続きで息子の手術の話ですので興味のない方はスルーしてください。







〈術後の痛み〉

6時間の手術を無事に終えて、術後に大暴れしたものの、夜は痛み止めに頼りながらも眠れていました。

医者からは術後2日間くらいは強い痛みが出ると言われていました。その通りで、手術当日を含め3日間は背中から管を入れている「硬膜外麻酔」に頼り痛みを逃していました。


それ以降は、「痛い」と言うものの遊んだりTVを見たりしていると紛れる程度だったので硬膜外麻酔は使わずに過ごせ、先生からは「凄いな〜」と褒められていました👏



ただ、

足がぶつかったり、動かしたりは痛いと泣く事が続いていました。


また困ったのがトイレ🚽。力を入ると痛みが強くなり、なかなか大便が出せず…泣いて泣いて結局しない、という😔


普段は痛みが落ち着いている、という事で

術後3日目に硬膜外麻酔の管を外し、オシッコの管も取れ順調でした。



〈痛いことをされるという不信感〉

手術の次の日の消毒をしたのですが、それがものすごく痛かったらしく、大暴れ💥💥💥

まだ4歳だけど、暴れると結構力も強いです💪押さえる方も必死(汗)


傷口をイジられるからそりゃ…痛い💦 

無理矢理押さえられ何とか消毒を終えたものの、そこからは「人間不信」が強くなり、他人を受け付けなくなりました😣 


追い打ちをかけるかのように、

硬膜外麻酔の管やオシッコの管を取る時がまた痛かったらしく、大泣き😭

人間不信もさらに強まる…💦


一歩進んで三歩下がる… 

体は徐々に回復傾向にあるものの、精神的なダメージが全く回復せずに過ごしています。





術後は足を守る為にカバーをしているのですが、治療の為にそのカバーを開けるのもダメ!開けるだけで痛い!!と大騒ぎ…(精神的なものも大きい)




その〈精神的なもの〉

人間不信ともう一つ、

自分の術後の足を受け入れられずに過ごしています。手術した足は嫌い、怖い。

この「自分の足を受け入れられない」というのは想定外でした。かなりショックが大きいみたい…。

痛みや行動制限等によるストレスはあるかと思っていましたが、それを遥かに上回るものでした。


手術直後のあの「外して!」とは言わないものの、言うのを我慢してただただ泣く、という…

見ている方としては、それはそれで辛いものでした。

4歳、小さな心の中で必死に精一杯戦っているんだと思います。見守る事しか出来ません😔


なので一度も自分の足を見ていません。治療やシャワーでカバーを外さなければいけない時は目を隠しています🙈

少しでも見えると大きな声で「ママーーーっ!ママーーーっ!見たくないのっ!」と泣く😫


「見ると痛いのっ!」

毎回毎回、かなり強い拒否反応💥💣


本当に、ダメみたいなので…

何が正解なのか分かりませんが、無理に慣れさせようとはせず、今は見えないように隠してあげて、時間が経って気持ちが落ち着くのを待つ事にしています。


もしかしたら最後の最後まで見ないで終わるかもしれないね、と看護師さんに言われながら…

それはそれで良いかな、とも思っています。




そして、

術後4〜5日くらいまでは、大好きなDVDやYou Tubeを見たり遊んだりしてもすぐに疲れてしまう。集中力も続かず、どちらかというとグッタリしている事が多かったです。

なかなか本来の姿までは戻らない、といった期間が長く感じました。

同じ手術をした高校一年生の子に話を聞いても「とにかく疲れるんですよ」と👂


回復までとにかく時間が経つのを待つしかない、早く時が経ってほしい…といつも思っていました。





パパ


手術日当日は面会時間の制限は無く朝から一日中いてくれましたが、それ以外はコロナの影響で1日1時間のみの面会が許可されています(実際はもう少し長く居ましたが…。)


夕方くらいに病室に現れたパパは、お土産いっぱい持っていました😅


例えるなら…、

3年ぶりに会う孫に嬉しくてお土産をたくさん買っちゃった…みたいな。


それはそれは、息子も喜んでいました🎊

お土産の中には「手品」もあって、息子はその技を習得し、看護師さんに見せて、たくさんたくさん褒めてもらっていました😆

忙しいのに見てくれる看護師さんに感謝です✨


褒めてもらうのが嬉しくて、何人もの看護師さんに披露していて😅それが看護師さんとの距離を縮めるキッカケにもなっていたと、後から思っています。息子の武器になりました😆



ちなみに、

パパは術後3日間面会に来ましたが、何処で買ってくるのか?来る度に手品のお土産を持ってくるので、その度に技が増えて、スッカリ手品好きになっています🃏




ちょっと前向きになれない息子の様子が多い内容ですが…笑顔もちゃんと見れています。



朝ごはん。
目をつぶって匂いだけで「何の果物か?」当てるクイズ😋


あ〜、可愛い😊
可愛すぎて、可愛すぎて…笑っちゃう😊
今はのんびりと時が過ぎていくので、この可愛さもじっくりと楽しめています🤭





次回はリハビリやベットでの生活、同室での付き添いについても記録として残していこうと思います。

そして、長い間離れて暮らしている姉妹の様子も残しておきたいな〜。



前回の続きです。

手術の話ですので興味のない方はスルーしてください。


🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈🙈




手術は6時間掛かりました。

寝たまま戻って来たので、その間に出頭医の川端先生から話を聞きました。


予想していたよりも大変そう、というのが第一印象です。


それは、骨延長に加え「足首の骨で曲がっていた部分を切って取り外し、真っ直ぐに付け直した」 というレントゲン写真を目の当たりにして、ド素人からしたら漫画の中でしか起こらないような事が目の前で起こっている感覚。


ふくらはぎの部分だけの骨延長の治療ならば、術後スグに靴も履けて、足の裏を地面に着けて体重を掛けられるのに対し、息子の場合は足の甲まで針金が刺さり骨から突き出ていて、その周りに創外固定器具が付けられているので靴は履けません。

足首の骨がしっかりとくっつかないうちに体重を掛けてしまうと骨が曲がる可能性もあるので、1ヶ月強体重はかけちゃダメ。


靴が履けない事、体重を掛けられない事は思った以上に行動制限があるな、という印象です。




骨延長について(息子の場合)

手術で人工的に骨折(骨を切る)させ、自然治癒力で治そうとする。その治そうとする時にゆっくりと骨を牽引していく事で通常よりも早く骨を延ばし、左右の脚長差を無くしていくというもの。

骨を牽引する為に、骨に金具をさしてあり、皮膚を貫通して足の外側にまで金具が出ています(=創外固定器具)

その外側に付いている創外固定器具のネジを回すと、牽引され骨と骨の隙間が開く。



今のところ、1日3回ネジを回し延長します。

1回 0.25mm

1日 0.75mm

1ヶ月 2.25cm

3ヶ月 6.75cm


これも上手く延長が進めばの話で、1日2回の延長になるか、4回になるか等個人差もあり、レントゲンを見ながら骨の伸び具合で決めていくらしいです。


息子の場合、

5〜7cm延ばしたいので3ヶ月前後延長し、

→その後3ヶ月前後は創外固定器具を着けたままの状態で固定。

→創外固定器具を外して(全身麻酔)ギプス固定

→装具固定

合わせて1年前後の治療です。



ただ、

足首の固定に関しては3ヶ月で外せる

(実際に足首固定は1ヶ月で大丈夫だけど骨延長していくとつま先立ちのように曲がってしまう事があるので、もしそうなった時に治療出来るように骨延長を行っている3ヶ月間はそのまま付けておく)

外せると靴も履けるので、先ずは3ヶ月後を目標に頑張る!





術後の息子の様子


麻酔から覚めたもののまだボーっとしている状態で「痛い」と泣き出しました。

痛みを訴えますが、背中に刺さっている管から硬膜外麻酔というのでしっかりと効くものや点滴からも痛み止めを入れてもらっているので、先生からしたら大丈夫との話。



麻酔から覚める時は興奮状態になる子もいると言われ、1歳の時の術後はめちゃめちゃ大変だったので覚悟はしていました


…が、


今回の大変さは、前回とは違う形でした。



足に付いている創外固定器具を外して!と泣き叫んだり、自分で外そうと蹴ったり引っ張ったり…


「ママ!ママ〜!外して!」

「どうして外してくれないの!」

「ママ〜ママ〜助けてよーーーっ!」

「外したい!外したいってば!ママ外して!」

「ママ大嫌い!」

「どっか行って!」


何度も何度も何度も、

泣きながら大声で声を枯らしながら叫び続けていました。


親バカですが…

普段はどちらかというと穏やかな性格で優しい方だと思います。

「ママどっか行って!」の裏には

ママ助けてよ、抱っこギューして!!嫌だよ、怖いよ!

と訴えているようで、点滴が繋がれているし足も動かせない状態なので、目の前でこんなにも苦しんでいるのに…抱き上げてあげることすら出来ず、ただただ見守るだけで過ごしました。


あの時、抱き上げてやりたかったと今でも思います。



息子なら頑張れるという思いも、この時点でパパも私も心がほぼ折れていました。まだ小さな息子にはあまりに辛すぎると。




麻酔の影響で2度嘔吐し、痛いと訴えるので痛み止めも追加。


その後、痛み止めを追加しながらも水分摂取、食事等、体は回復していきました。

夕飯は完食、夜も眠れる等、安心出来ました。





術後の苦労、葛藤を…、また次回続きます。






息子4歳の脛骨列形成不全の手術の記録を残していきます。興味のない方はスルーしてください。

手術後の写真(ホームページより画像をお借りしたもの)も載せていますので苦手な方はご覧にならないで下さい。


🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂🪂



あっという間に時間が過ぎていき、

手術終わってからだいぶ時間が経ってしまい、何から書いていいのか…

(今、息子の下着や洋服の手直しで不得意な裁縫に追われていたり、書いていたブログが途中で全部消えちゃってやる気なくしたり…)


ゆっくりと、いくつかに分けて載せていきたいと思っています。







入院生活の為、私と息子は大阪へ。

長女と末っ子は祖父母のところで預かってもらうので、約1ヶ月家族は離れて生活します。


大阪へ出発の前夜🌛

小学校に入学して初めての夏休みを迎えている長女と、残っている宿題の整理。

学校が始まる迄にやる事

じぃじばぁばと生活する時の洋服等の説明を終える頃、長女は泣き出しました😭


「ママ〜、ママ〜」

「いつ帰ってくるの、いつ会えるの」


まだ出発が迫っていない時期は「ママ居なくても全然大丈夫!」と言っていたものの、直前で不安な気持ちと寂しさとが爆発したようで、

たくさんギューしても泣き止まず、布団の中でもシクシク止まらず泣きながら寝ました。


朝早い出発。

明け方3時半頃に長女も目が覚めて、私の準備する姿を見ながら布団の中で泣いていました😢


もう分かっているので「行かないで」「一緒に行く」とか言う年齢ではないので、ダダをこねる感じではなく…ただただ抱き付いてきて泣く姿は、ほんの少し成長しているようにも思えます。

私が出発した後の姿を想像すると…後ろ髪ひかれる思いとはこういう事を言うのかな。

でも、別れ際は悲しくなっちゃうけど、ほんの少ししたらきっと元気良くじぃじばぁばにたくさん甘やかされながら😅過ごし、ちゃんと乗り越えられると思っています✨



末っ子は、お姉ちゃんにママを取られないようにといつも以上に抱っこを求めて来ますが、まだ分かっていない様子。




この夏、

長女も末っ子も親と離れて生活し、きっと成長すると思います💪





出発

田舎の家から最寄り駅までは車で1時間。

駅に着くと虹が見えました🌈

良い事がたくさんある気がする😊 単純💦


大阪母子医療センターまでは7時間の長距離移動でしたが、息子はママを独り占め出来ている特別感でテンションは高く、ひょうきんな事をずっとやって楽しそうに過ごしていました。

(普段子供3人を連れて移動するのはめちゃめちゃ大変ですが、一人は楽勝でした💕)


この無邪気さに本当に救われています☺️

「手術嫌だ」と言うのを連れて行くのとでは雲泥の差だと思えてきて、、


ちなみに、

息子には足の手術をする事、長期入院になる事、術後はしばらく車椅子生活になる事は話をしています。



病院に着き、手続きやら検査やら何やらかんやら…



5人部屋の病室に案内され、

息子と同じような症例の子も何人も居て、実際に骨延長の手術後の足を見せてもらい、話も聞けました。


画像はホームページからお借りしました。


金属の棒が骨に刺さっていて、それが足の外まで突き出ているので、見た目はかなり衝撃的です。

ちなみに、息子は細い針金等もあり何本も何本も刺さっている状態です。



同部屋のお兄ちゃんの術後の足を見た息子は、恐怖で体にグーっと力が入り、全身で拒否。

私も実際に目にするのは初めてで、コレをやるのかと思うと、やはり力が入りました。

こんなの息子が耐えられるだろうかという思いと、息子なら絶対に大丈夫!この子の力を信じようという思いが…ごちゃごちゃでした。



大部屋の子達は、小学生以上で、何度も入院経験があるようで、そして今回の入院も長期の子ばかりで、部屋の雰囲気は完全に出来上がっていました。


大阪ならではの雰囲気もあるのか、子供達はグイグイ来てくれますが…息子はド緊張と恐怖で、完全に固まり、全く喋らず動かず💦

一晩大部屋で過ごしましたが、息子を見かねた看護師さんが個室を勧めてくれて、手術前後は個室で過ごしました。

(この子達はとても素直で優しく本当に良い子達です。ただ息子が馴染めなかっただけで。)



余談ですが

今回「手」は関係ないけど、指が一本の子がいて、息子は自分と同じように5本指ではない人と出会うのは初めてだったので(実際には会っていますが幼くて覚えていない)

会った瞬間息子は顔がパーーーっと明るくなったというか、驚きながらも嬉しそうで、ちょっと興奮していました💕

そのお兄ちゃんもとても良くしてくれて、一本指の動きを見せてくれたりジャンケンをしてくれたり、根気良く付き合ってくれて感謝です。

息子にとって、同じような人と出会うのはとても良い事だと、前から頭にはありましたが今回の反応を見て、コロナが落ち着いたら積極的に動かなきゃな、と改めて思いました。





今回の手術は、

先天性の右脛骨列形成不全による足の長さの違いを揃える骨延長が1番の目的です。

(左足は正常)


その他に

膝下の反り返り(骨によるもの)や足首の骨の位置等も同時に治療する。



脚長の差は、

大腿骨8mm 下肢4.8cm

全体で5.6cm

ただレントゲンだと少しオーバーに写るので、治療としては最低でも5cm、できれば7cm

延ばしたい。


7cm延ばすには!

創外固定器具(足に突き刺さっている器具)を7ヶ月付けっぱなし

→その後ギプス固定

→装具固定

実際に骨延長を行うのは3ヶ月前後、その後の3ヶ月前後は固定の為に創外固定器は付けっぱなし。


骨延長が半分程度進んだら膝の反りを同時に治していく。


というものです。




手術当日

朝1番の手術でした。

手術室に行く30分前に興奮を抑える飲み薬を服用しました。眠たくなる子も多いし、全く効かない子もいる等個人差があるようですが…、


息子はバッチリ効いていました!

目はトロンとして半分くらいしか開いていない状態になり、何かボヤ〜っと見えるようで「ここに何かいるよ〜」と呂律の回らない感じで訴えていました。体にも力が入らず眠たいのを頑張って耐えている感じでした。



この状態で一緒に手術室に向かい、最後ドアの前でバイバイをする時、意識は朦朧としているハズなのに、ちゃんと顔の向きを変えて私達の方を向き、とても良い顔で手を振ってくれました👋
「パパママ行ってくるよ」くらいの堂々とした姿を見たら…、堪えていた涙が一気に溢れ止まりませんでした。






術後の様子や苦労等、

長くなってしまったのでまた次回書こうと思います。