ミストゥラーダ・オルケストラ /
Misturada Orquestra
ブラジルのフルート奏者＆音楽教授で、ミナスジェライスのミュージシャンと交流が深いというマウロ・ホドリゲスという人物が、2005年にミナスを拠点とした気鋭のミュージシャンを集め、6年に及ぶリハーサルを経て制作したというアルバムを今日は紹介したいと思います。
集めたメンバーは19名に及び、その中にはハファエル・マルチニ ★ とかアントニオ・ロウレイロ ★ ★ 、トニーニョ・オルタ ★ という、かつて記事にしたメンバーや、ベンジャミン・タウブキン ★ ★ のようなブラジル・インスト界の一流ピアニストも含んでいます。
タイトルは "Misturada Orquestra" で、2011年の発表。
長尺のインストルメンタル演奏がならぶアルバムですが、管楽器メインで女声コーラスも入り、表情はどれも明るく軽やか、難解さや重苦しさはなく、聴いていて楽しくなるアンサンブルです。
ミストゥラーダ・オルケストラ (Misturada Orquestra)
Donna Lee (Charlie Parker)
ご存知な天才チャーリー・パーカーの曲で彼の演奏はこちら → ★
これをカヴァーしたジャコ・パストリアスの演奏はこちら → ★
このミストゥラーダ・オルケストラも合わせて3つのバージョンが、
どれも同じ曲とはすぐに気づかないでしょう。(笑)
このミストゥラーダOrqの演奏は、メロディの振れ幅が大きい
ビバップの特徴を生かしながらも、ドリーミーな味もあります。
Misturada (Airto Moreira)
アイアート・モレイラの曲で、以前に紹介したことのある
クアルテート・ノーヴォ ★ でも同じ曲を取り上げていました。
ここではギターが前面にきています。
1. José No Jabour (Rafael Martini) 7:18 ★ ★
2. Casa Nova (João Antunes) 7:30
3. Conversando O Som (Rafael Macedo, Ygor Rajão) 5:04
4. Donna Lee (Charlie Parker) 9:56 ★ ★
5. Sono (Rafael Martini) 9:58 ★
6. Misturada (Airto Moreira) 8:02 ★ ★ ★
7. Filho (João Antunes, Flávio Henrique, Murilo Antunes) 5:22
8. Presente (Antônio Loureiro) 6:20 ★ ★
9. Vôo dos Urubus (Toninho Horta) 6:39 ★
10. Ontogenia (Bernardo Maranhão, Mauro Rodrigues) 7:58
★ Misturada Orquestra ★
Mauro Rodrigues, João Antunes, Rafael Martini,
Rafael Macedo & friends
☆ Special guests ☆
Toninho Horta, Benjamin Taubkin, Chico Amaral,
Antonio Loureiro.
Acoustic Bass – Trigo Santana
Bass Guitar – Pedro Maglioni
Clarinet – Alexandre Silva
Drums, Percussion – Yuri Vellasco
Electric Guitar, Classical Guitar – João Antunes
Flute – Marcela Nunes, Mauro Rodrigues
Oboe – Vitor de Mello Lopes
Piano – Rafael Martini
Piano, Classical Guitar – Rafael Macedo
Trombone – Gilberto Júnior
Vibraphone, Percussion – Mateus Oliveira
Vocals – Leonora Weissmann, Leopoldina, Raquel Liboredo
♪ 各曲の参加ミュージシャンの詳細はこちら → ★
Misturada Orquestra / Misturada Orquestra
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kHCOXw4g4uNq4wmrdxbAkdX7bfU2-_mhs
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