さざえ堂から鶴ヶ城。旅の締めは会津名物・わっぱ飯☆喜多方/会津若松旅行記③【2022.1.30】 | しろ☆くろ

さざえ堂から鶴ヶ城。旅の締めは会津名物・わっぱ飯☆喜多方/会津若松旅行記③【2022.1.30】

【喜多方/会津若松旅行記②】の続きになります。

 

目の前にそびえるこの奇妙な形をした建物は さざえ堂 と呼ばれ、1796年(寛政6)に建立された国指定重要文化財。正式名称は「旧正宗寺三匝堂」というそうです。

 

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ちなみにこの「さざえ堂」というのは江戸時代後期の東北から関東で見られた特異な建築様式の仏堂で、その構造がさざえに似ていることからそう呼ばれるようになったとか。面白いですよね。

 

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拝観料を払い、これから中を見学します。入口にはここへ大正天皇や昭和天皇も来訪されたというプレートが貼られていました。

 

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中は螺旋階段が続いており、このまま歩くと誰ともすれ違うことなく最上階まで昇り、そして出口まで辿り着くとか。これを知って興味津々になりました☆

 

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壁にはたくさんのお札が貼られていました。昔はここに観音像が配置されていたそうです。

 

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しかしホントにこの構造は面白い!色んな古い建築を見学しましたが、こんな建物は初めてです。

 

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こちらが頂上。天井にもたくさんのお札が貼られていました。

 

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この橋みたいな通路を向こうへ渡ると、そこから下りの階段が始まります。

 

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途中で昇って来る人の声がしましたが、その姿は見えず。ホントに誰にもすれ違うことなく出口まで辿り着き、これが220年以上前に建てられたことを思うと感激さえしたのでした☆

 

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反対側からのさざえ堂。それにしてもホントに奇抜な形をしてるのがよくわかりますよね!

 

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こちらが正面。あまり一般的には知られていない建築かもしれませんが、個人的にはかなり興味深く、ここまで来てよかったと思えたのでした。

 

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このさざえ堂から階段を降りると、厳島神社 を観ることができます。広島・宮島にあるあの厳島神社と同名ですが、どういう関係なのでしょうか。

 

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よく見るとしゃもじも見えますが、ますます気になってきますよね(苦笑)

 

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こちらは「戸ノ口堰洞穴」。猪苗代湖の水を引くために造られたそうですが、白虎隊が城へ戻る際にこの穴を抜けたとも伝えられているとか。

 

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「子育地蔵尊」と書かれた祠。雪が積もった鳥居も宮島のものにそっくりで、色々と気になったのでした。

 

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こちらは白虎隊隊士の像。まだ10代の少年がほとんどだったんですよね。

 

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…これは買えない(笑)

 

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ここから再び街歩き。民家の屋根に積もった雪がスライドしてきてましたが、これ折れたりしないんでしょうか!?

 

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しばらく歩くと、「会津若松城」として知られる鶴ヶ城のお堀が見えてきました。一部ではありますが、凍っているのがわかりますよね。

 

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ここ鶴ヶ城を訪れるのもちょうど10年振りで、懐かしい感じがしました。

 

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北側の入口から城内へ足を踏み入れると、鶴ヶ城 の天守閣がドーンと姿を現します!前回来た時もそうでしたが、雪化粧した立ち姿が何とも美しかったです☆

 

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場内は雪で埋まってましたが、東北らしい景色をたっぷりと堪能。

 

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反対側に回って来ました。角度が変わるとまた違った感じに見えるのが不思議なものですね。

 

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やっぱりこの角度からの眺めが1番素晴らしい!今回は天守の中には入りませんでしたが、美しい光景をしっかりと目に焼き付けたのでした。

 

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西側から城外へ。こちらの堀は完全に凍っており、その上から雪が積もってすごく幻想的でした。寒い時期に寒いところへ来ないと見れない風景ですね(笑)

 

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こちらの立派な建物は会津若松市役所。1937年(昭和12)に建てられたそうですが、古代ローマの「コリント式」という建築様式が用いられているんですね。

 

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早めの夕食はこちら、お屋敷のような外観のお店・ 田季野 さんでいただきたいと思います☆

 

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こちらは会津名物・輪箱飯(わっぱめし)の発祥の店ということで、ここへ来るのを楽しみにしていたのです。

 

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通された座敷は、畳の上に机と椅子が置かれたスタイル。私の地元・長崎の老舗ではよく見かけましたが、東北では初めてかもしれません。

 

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こちらが名物の 輪箱飯(わっぱめし) ! わっぱ飯というのは、「曲げわっぱ」と呼ばれる円形状の木製の箱に、ご飯と郷土の食材を入れて蒸した料理。今回は「鮭親子輪箱飯」を注文してみました。

 

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蒸されたご飯はホクホクで釜めしとはまた違った食感!好物のイクラと鮭に枝豆も絡み、正直めちゃめちゃ美味しかったです!来てよかった!

 

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ふと目に止まった「YESマーティン!」の文字。思わず2度見してしまいましたが、マーティンはマーティンでもZIP!のマーティンでした(笑) しかも3日前のサイン色紙というのもビックリ!

 

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食事のあとは会津若松駅へ。ここから郡山行きの普通列車に乗車します。

 

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郡山駅から東北新幹線に乗り、帰路へと着いたのでした。

 

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…ということで、正味1日の喜多方・会津若松の旅でしたが、地元の美味しい郷土料理をしっかりと堪能することができ、雪景色もたっぷりと味わって充実した1日となりました。

 

そして近い将来、喜多方ラーメンを食す旅に再び出掛けようと決意したのでした☆

 

 

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[2022・喜多方/会津若松旅行記]

 

2022.01.29 【雪の喜多方。名店・坂内食堂で朝ラーを楽しむ】

2022.01.30 【喜多方蔵の里から喜多方ラーメン。そして会津若松へ】

2022.01.30 【さざえ堂から鶴ヶ城。旅の締めは会津名物・わっぱ飯】